「そういや田中将大だけなんだよね、楽天時代に『開幕24連勝しての無敗』という成績は?そう考えると、2013年は本当に田中将大の年だったよなあ・・・」

うん、シーズン通して無敗(勝率10割)というのは、実は田中将大が初めてでは無く、プロ野球の歴史の中では「4人目」の達成者ということになりますね!

しかし、勝利数が「20勝以上」での達成は「田中将大が初めて」となりますので、いずれにせよ、素晴らしい成績ということには変わりありません!

田中将大は入団当時から「勝ち運」に恵まれており、楽天の元監督「野村克也」からは「マー君、神の子、不思議な子」なんて呼ばれてたりしていましたよね(笑)

でも、この時から、田中将大の「24連勝、0敗」という成績は予言されていたのかもしれません・・・(汗)

「投球内容も凄かったけど、運っていう部分も他の選手とは格が違っていたのかな?とにかく『運も実力のうち』って言うから、神に近い実力の持ち主だったんだろうな・・・」

生まれながらの「天運」により、田中将大はプロ野球での活躍を約束されていたのかもしれませんね(オカルト)

ただ、あなたもご存知の通り田中将大はちゃんと「実力」のある選手なので「運がスゲェ!」とかばっかり言っていると、田中将大の先輩「ダルビッシュ有」からTwitterを通してお叱りがくるかもしれませんよ!!

ダルビッシュ有に怒られない為にも、田中将大が楽天時代に残した偉大なる成績をしっかりと見ていきましょうか!

とにかく「楽天は田中将大がいたから日本一になれた!」という事実は、必ず覚えてくださいね!!テストに出ますから(パ・リーグテスト)

田中将大は誰もが認める成績を記録したからこそ楽天は強くなれた!!

1年目から楽天のエースだった田中将大は「強大」でした!

存在感バツグンの田中将大の楽天時代を、

  • 数字に表れる成長過程!プロ1年目から3年目
  • プロからメジャーへ!プロ4年目から7年目

まずは、田中将大のプロ1年目から見ていきましょう!

数字に表れる成長過程!プロ1年目から3年目

エースはチームを「勝たせる」のが仕事です!

田中将大は、楽天からエースナンバー「背番号18」を背負い、高卒ルーキーながらプロ1年目(2007年)から「開幕一軍登録」を果たします!

プロ野球の背番号が歴代から引き継がれる意味とは?隠れた秘話を全力紹介!

しかし、周囲の期待以上の成績とはならず、田中将大は野村克也監督からの「ボヤき(愛情)」を多々受けることになりました・・・(11勝7敗、防御率3.82、一応新人王獲得)

プロ2年目(2008年)の田中将大は、課題となっていた制球力の向上を行い良くなってきましたが、甘いコースに投げてしまうことをカバーしきれず、長打を打たれる場面が多かったように私は見えました(9勝7敗、防御力3.49)

3年目(2009年)は、球威に磨きがかかり「155km/h」の速球を記録するなど、進化した田中将大を見せることができ「15勝6敗、防御率2.33」とエースらしい結果を残しました!!

3年間の田中将大の成績を見てきましたが、やっぱり1、2年目は防御率の割には「勝利数」が多いですよね(汗)

ルーキーの年から既に田中将大は、チームに対して「マーの為に打ってやるか!」という先輩たちの心をくすぐる「人心掌握術」を使っていたのかもしれません・・・

プロからメジャーへ!プロ4年目から7年目

5年目から急激に進化しました!

田中将大はプロ4年目(2010年)も「11勝6敗、防御率2.50」と色あせない活躍を見せ、5年目には「19勝5敗、防御率1.27」という「滅多に見ない」成績で「沢村賞」「最多勝利」「最優秀防御率」などを獲得しました!!

6年目(2012年)も「10勝4敗、防御率1.87」と驚異的な防御力を維持し、プライベートでも妻帯者となった田中将大にはもう「弱点」がありませんでした!

そして、伝説となったプロ7年目(2013年)に「24勝0敗、防御率1.27」という「現実離れ」な成績を残し、同時に楽天初の「リーグ優勝」と「日本一」を達成することになりました!!

また、その年に田中将大が獲得したタイトルは、

「最多勝利」「最優秀防御率」「最高勝率」「MVP」「ベストナイン」「正力松太郎賞」「沢村賞」など・・・

と「神の子」であることを誇示した状態で、2014年に田中将大は「メジャーリーグ」を目指すことになりました!!

様々な伝説を残して渡米してしまった田中将大ですが、プロ野球7年間で「99勝」していたので、14年ぐらいで「200勝」も余裕で達成していましたよね(惜しい)

ただ、田中将大は「早く散歩に行きたくて、はしゃいでいる柴犬」のようだったので、メジャーという散歩コースに行けて、さぞかし嬉しかったと私は思っています(顔も犬に似てる)

田中将大の楽天時代の偉業を見てきましたが、しっかりと成長して、メジャーに行っても恥をかかない成績を残しましたよね!

しかし、楽天にとっては「戦力ダウン」の大きな痛手となり、2014年から2016年は「6位、6位、5位」という悲惨な結果となってしまいました・・・

楽天を通して田中将大の偉大さがわかったと思いますが、偉大さについてさらに深堀していきましょうか!

田中将大の必殺技といえば「縦の変化球」で間違いありませんが、具体的にどんな球種を使っていたんでしょうかね?

田中将大の縦の変化球は「魔球」であったことを、私は自信を持ってお伝えしますよ!!

田中将大 楽天 成績

田中将大の成績の要は縦に変化する球種だ!!

スプリットを使って、三振の山を築き上げました!!

田中将大は、デビュー当時は「速球と縦のスライダー」で三振を取っていく投球スタイルでしたが、制球力と安定感を出す為に2年目以降は「変化の小さい」変化球で、打たせて取る投球にスイッチしていました。

そんな中、田中将大は「スプリット」という「速球に似た球筋で縦に変化する球種」と出会い、5年目から実践投入することになりました!

その結果、田中将大の奪三振数が驚異的に上がり、4年目「119奪三振」5年目「241奪三振」という「倍以上」の結果がはじき出されたのです!!

それほどまでに奪三振数を倍増させてしまう、田中将大のスプリットですが、

「速球と見せかけておいて、実はボールが落ちます!」

という「魔球」に近い球種なので、打者は「よし、ド真ん中に速球来たぞ!これでスタンドに叩きこ・・・って落ちるんかーーーい!!」という心境に陥り、田中将大の奪三振数は急激に増えたと私は見ています。

そして、そこに150km/h台の速球が足される訳ですから、田中将大を打ち負かすのは難しい!

と文面だけでも伝わってきたでしょうか?

私がね、スプリットを投げることが出来るのであれば「田中将大直伝!!泣く子も黙る!魔球スプリットを全力投球!!」みたいたタイトルでYouTuberデビューしたかったんですが・・・ブログとの二刀流は難しいですね(大谷は凄い)

実際にやってみても、肩を脱臼して終わりなんでやらないですが、田中将大もケガには注意して、メジャーでも魔球スプリットを使って活躍しててほしいですね!

田中将大は現代の魔球使いであることが分かったので、その魔球を存分に発揮した、2013年の日本シリーズを振り返ってみましょうか!

では、楽天対巨人の激闘を田中将大を中心に見ていきましょう!

田中将大が中心となっていた2013年の日本シリーズの成績を振り返る!!

田中将大で始まって田中将大で終わった日本シリーズでした!!

2013年10月26日、楽天は「初の日本一」をかけて強敵巨人との日本シリーズに突入しました!

第1戦は巨人の勝利となりましたが第2戦は田中将大が登板し「9回1失点」の完投勝利を収め、田中将大の勝利によって楽天の勝ち星は増え始めました!

第3戦目からの3連戦は東京ドームなり「1勝でもすれば」再び「本拠地Kスタ」に戻って来れますが「まさかの2勝1敗」となり、最初の1、2戦の結果を足して「3勝2敗」で、楽天は宮城に戻ってくることが出来ました!

しかも、6戦目は田中将大が先発だったので、私は「こりゃ、決まったな」とビール片手にテレビの前でつぶやいていましたが、

「田中将大、4失点で巨人の勝利!」

と、4-2で楽天が負けてしまうという「天地逆転現象」が起きてしまい、私は「あれ?ヤバくね!?」と楽天に対して不安が出てきました・・・

そして運命の7戦目!正直心配でしたが、ふたをあけてみれば「8回まで3-0と楽天リード」となっており、9回に満を持して「田中将大」が抑えとして登場し「0点で抑え」見事楽天は「初の日本一達成」となりました!!

この時の球場は雨が降っており、試合を観戦するには最悪の状況でしたが、それでも帰ろうとする観客は誰もおらず、観客全員が田中将大の勇姿を見届ける結果となりました。

また、この時の東北は「3.11」の震災により、まだダメージが残っている「暗い時期」が続いていました・・・

しかし、楽天の日本一により、ヘコんでいた東北に「勇気と希望」を与えた結果になったと、私はしっかりと胸に刻んでいます!

これは、偶然かもしれませんが、第7戦目は「2013年11月3日」に開催されており「3.11」の逆「11.3」となっているのです・・・!

もしかしたら、絶望だった「3.11」の逆の日「11.3」に希望を与えた!!

という「神の子」田中将大からの贈り物だったのかもしれませんね・・・

ちょっとオカルト的な話になりましたが、田中将大は日本シリーズでも活躍していたのは事実ですからご安心ください。

大舞台にも強い田中将大ですが、実は月間MVPでも記録を持っていたので、そちらも見ていきましょう!!

田中将大 楽天 成績

田中将大の成績は月間MVPで荒稼ぎする内容だった!!

360万円の使い道とは・・・

田中将大は、楽天時代に通算「12回」の月間MVPを獲得しています!

ちなみに月間MVPはシーズン中に「6回」の受賞期間があります。

また2013年には「5回」も受賞しており、2013年のパ・リーグは、田中将大の年だったことが伝わってきますよね!

この上記2つの記録はもちろん「プロ野球記録」であり、スポンサーとなっている日本生命は、12個のトロフィーと「30万円×12回=360万円」の賞金を、田中将大に贈呈していたのです!!

私は「すっげ!30万円なんて大金じゃん!しかもそれが12回分なんて、一生遊んで暮らせるぜ!」と、金銭マヒを起こしてしまったのですが、田中将大にしてみれば「360万円」は「3万6000円」と同じですよね(笑)

と、なれば田中将大は「なんか買って、なんか食って」たりしたら、すぐに使い果たしてしまいますね・・・

そうなると、月間MVP1回につき30万円は「割にあってない」ような気がしたんですけど、私の考えは贅沢でしょうか?

人の欲は青天井ですが、田中将大の成長も青天井であることを願っています。

・・・私にはもう一つ願うことがありまして、それは「斎藤佑樹」の今後についてです・・・

もう引導を渡してやった方がいいと思うんですけど「それではかわいそう」という心優しいあなたの為に、少しだけ斎藤佑樹に触れてみましょうか・・・

田中将大と斎藤佑樹は何故こんなにも差が開いてしまったのか・・・

プロは精神面も鍛えてくれますが、大学は調子に乗るだけだと思っています・・・

一時、田中将大と斎藤佑樹は「ライバルだ!」ということで、世間を騒がしていた時期がありましたが、2017年現在、二人はライバルとして成立しているのでしょうか?

もちろん成立していないんですが、その原因となってしまった出来事は「斎藤佑樹が大学に進学したこと」だと私は思っています。

高校卒業時点では、田中将大と斎藤佑樹の差は「ほぼ」なかったと思います。

しかし、その差は「プロ野球でのとても厳しい指導」と「大学での普通の指導」では、どう考えても「差が開いていく」だけですよね。

だからといって、大卒投手が全て「ダメ」という訳では無く、足りない部分は「自主的」に取り組めばいい訳です!

要は「自己管理」が出来ない選手が大学で野球を続けていても、高校時代から比べて「どんぐりの背比べ」程度しか変わってないんですよね。

したがって、運よくプロに行けた斎藤佑樹は、田中将大との絶望的な差に「絶望」してしまい、現在に至るのかなーと思いました。

こういう話って結構「あるある」だと思います!!

だから、斎藤佑樹を「特別扱い」するのは止めましょう!日ハムと栗山監督・・・

日ハム栗山監督の采配はこのままで良い!北の戦士の育成手腕に刮目せよ!!

現在、田中将大のライバルは、同じメジャーリーガーのダルビッシュ有ということですね!!

田中将大 楽天 成績

田中将大の楽天の成績は神の子!無敗の男は闘志を爆発させ日本一に導いた!のまとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

田中将大の素晴らしい楽天時代を振り返ってみましたが、「神の子」という異名は決して伊達では無く「神の子」らしい成績や記録を残していったと私は思っています!

また、田中将大はプロ野球ではスプリット頼りの投球だったと思うので、メジャーでも同じように通用しているのか見物ですよね。

2017年7月現在、楽天は前半戦を「首位」で決めており、梨田監督の「2年目」が効いている結果となっているので、「田中将大の楽天」から卒業出来そうです!

楽天の梨田監督は歴代では最高峰!優勝請負人は選手の心を鷲掴みにする!

ただ、田中将大は楽天で「一生球史に残る成績」を生み出した「神の子」ということは、しっかりと覚えててくださいね!!