「プロ野球でさ、背番号って色々あると思うんだけど、1とか3とか51とか。これって、選手が勝手に付けているもんなの?」

プロ野球の背番号は「特別」な要望が無い限り、選手自身で番号をつけることはないですね。

どちらかというと、監督や球団オーナーが選手に対して「イチローみたいな選手になってくれ!」といったような期待を込めて、背番号をつけることが多いです。

もちろん、そんなに期待されていない選手は単純に「空きの背番号」を付けられてしまいます(泣)

プロ野球の背番号というのは、色々な思いがこもった「目に見えない重さ」がある番号だと私は思っています。

「プロだもんなぁ。色々なモノを背負ってもらわないと、給料泥棒になっちまうもんな(笑)あと、気になったんだけど、どういった選手がどんな番号をつけてもらっているんだ?」

そうですね、背番号の詳細は球団によって様々ですが、大筋は「プロ野球特有」の付け方になりますね。

よく見かける背番号の付け方ですが「名選手から名選手」へ引き継がれるパターンが多いです。

何故「その背番号をその選手に?」といった理由も含めて、引き継がれる「偉大な背番号」の意味を一緒に見ていきましょう!

プロ野球で歴代から引き継がれる偉大な背番号の意味!

プロ野球の背番号は、これまでの素晴らしい歴史を継続させるための番号です!!

背番号を引き継ぐにあたっての「人選ミス」は少ないと私は信じております!

その引き継がれる代表的な背番号は、

  • 投手の憧れ!背番号「18」
  • 強打者の証!背番号「1」
  • 最強リリーフ!背番号「22」

の3つになります。

まずは、背番号18について見ていきましょう。

投手の憧れ!背番号「18」

歌舞伎、巨人の流れで背番号18がエースナンバーに定着しました!

自分の得意分野を「18番(おはこ)」と表現することがありますが、これは歌舞伎の「歌舞伎十八番」という演目が「得意分野の芸」を意味しているので、そこが語源となっています。

つまり、背番号18というのは「投手が得意、投手の才能アリ」ということを示しているので、エースナンバーは18と位置づけられている可能性があります。

また、巨人の堀内恒夫や桑田真澄などの歴代エースが背番号18をつけるようになったので、昔は「球界の中心」であった巨人に対しての「右にならえ」精神が根強いことも理由の1つになるんじゃないでしょうか(笑)

私は「背番号18はエースだ!」という理由は、知らない間に刷り込まれていた知識になりますね(汗)

感覚的に「柴犬はかわいい」ということは皆さんもご存知だと思いますが、私はそのレベルで「背番号18はエースだ!」とインプットされているんですよ!

私は多少なりとも野球と共に過ごしてきた人生ですから、「背番号18はエースだ!」とはきっと野球の知識からきた情報だろうと思いますが、ハッキリとした理由は思い出せないですね・・・(忘却)

それだけ、歌舞伎、歴代の巨人選手の影響力は「すげぇ!!」ということになるんじゃないでしょうか!

強打者の証!背番号「1」

これは世界のホームラン王「王貞治」が背番号の起源になっていますね!

中学、高校野球における背番号1は、エースナンバーを指しますが、プロ野球においては「強打者」を指しているといって間違いないです!

秋山幸二、前田智徳、鳥谷敬、山田哲人など、背番号1には有名選手が名を連ねています。

そういったメンバーの中でも王貞治は別格の存在ですね、神々しいです。

私も1という番号には多少なりとも興味がありまして、身近な1といえば車のナンバーなんですが「お、こいつ1なんかつけてやがる。車にイタズラされても知らねーぞ」なんて心配しちゃったりします(笑)

それだけ目立つ背番号なんですよね、1という番号は!

そんな目立っている背番号をつけながらも、結果を出している選手が多いと私は思っています。

特にヤクルトの山田と阪神の鳥谷には、前者には「このまま進め」で後者には「もう少し頑張れ」と激励を送りたいです。

最強リリーフ!背番号「22」

近代野球の象徴的な役目「リリーフ」投手の称号です!

有名な「リリーフ投手は?」と聞かれたら、真っ先に「大魔神、佐々木主浩!」と私は強く答えますね。

その大魔神がつけていた背番号が22となりますので、それを引き継いでいるのは同じリリーフ投手の「藤川球児」になりますね。

残念なことにまだまだ背番号22の普及が出来ていない状態で、私が思っている以上にプロ野球では佐々木の凄さが浸透されていないのでしょうか。

佐々木と言えば「ハマの大魔神社」という神社を作ってしまう程の存在で、いわば「神」に近い存在になると私は思いますね(汗)

そんな神がつけていた背番号が「まだまだ」崇め足りない状態なので、未来のリリーフ投手たちに背負って欲しい番号ですね。

今回見てきた背番号には、半分以上「巨人」が関係していることがわかりましたよね。

これ以外の背番号にも巨人は深く関わっていると思いますので、やっぱり巨人あっての日本球界なんですかねぇ・・・

実際巨人には、多くの永久欠番選手が所属していましたからね。

では、そんな永久欠番の背番号とはどんなものか、気になってきませんか?

永久欠番の背番号は「凄いんだぞ」ということをお伝えしていきます!

プロ野球 背番号 歴史 意味

プロ野球の歴代の背番号で引き継げない永久欠番とは?

永久欠番の背番号は、プロ野球の歴史に深く残る「伝説」ではないでしょうか。

そもそも永久欠番とは「その選手の実績を称え、後世、伝え続けていく番号」です!

球団内で本人以外がつけることは出来ませんし、権利をはく奪されることは無い「偉大な背番号」なのです!

そんな「偉大な背番号」を保持している選手の中でも特に有名なのが以下の3選手になります。

  • ミスタージャイアンツ長嶋茂雄の「3」
  • 通算400勝投手金田正一の「34」
  • 男気!!黒田博樹の「15」

まずは長嶋茂雄の背番号3から見ていきましょうか。

ミスタージャイアンツ長嶋茂雄の「3」

背番号3の「偉大さ」を真似ることは息子でも無理!

「長嶋茂雄」と言えば、安倍総理と同じぐらいの知名度だと私は確信していますよ。

ただ、選手、監督時代を知る方が私のような「若者」には少ないのかなーと心配しています(笑)

そんなヤング世代に長嶋茂雄の凄さを簡単に説明しますと「国民栄誉賞」と「巨人軍終身名誉監督」の肩書を持つ「背番号3の持ち主」なんです!!

とりあえず背番号3を持つ長嶋茂雄は「すげぇんだ!」と思ってもらえたら問題ありません。

ちなみに息子である「長嶋一茂」もヤクルトで「背番号3」をつけてプロデビューしましたが、結果は父親に「似て非なるもの」でした・・・(悲)

「父から子」には背番号がうまく受け継がれることはありませんでしたね(笑)

つまり長嶋茂雄は「唯一無二」の存在で、現在もプロ野球の伝説となっているのです!

通算400勝投手金田正一の「34」

「不動」の記録を樹立した選手の背番号です!

しかし、多くの「犠牲」もあったように見えます・・・

そもそも「通算400勝」とはどれだけ凄いのかというと、現在のプロ野球において「通算200勝」もすれば大投手の仲間入りですから、その2倍になる訳なので、もう凄さが伝わってきますよね(汗)

その記録を達成した金田正一の現役当時は、とにかく登板回数が多く、今では考えられない「中2日」「中3日」で先発投手をやっていましたからね(大汗)

とにかく背番号34金田正一が達成した「通算400勝」は、今後塗り替えられることのない記録であることは間違いないですね。

ただ「ワガママ」な部分もあったそうで、チームが5回途中まで勝っていると勝手に「ピッチャーわし」と言って選手交代してしまい、そのまま勝ちの権利を奪ってしまう場合もあったらしいです(恐怖)
(現在では、1回未満の投球では勝利投手の権利は与えられない)

勝ちへのこだわりは凄かったのですが、その反面チームメイトへの配慮が「ダメダメ」だったのでしょうね(笑)

もしかしたら「賛否両論」がある永久欠番の背番号34かもしれません・・・

男気!!黒田博樹の「15」

正直な所「もう永久欠番になったのか?」とおどろいてしまいました。

黒田と言えば、広島から一旦メジャーに行き、再び広島に戻ってきた男気あふれる背番号15です。

私は今までの黒田の成績は素晴らしいと思いますし、広島及び日本を代表するエースといっても問題ない選手だと思っています。

ただ「一度メジャーに行った」という行為は、果たして「広島にとってプラス」だったのでしょうか。

背番号15がいなかった広島の7年間は、ほとんどBクラスをさまよっている「低空飛行」状態でした。

しかし広島の調子があがってきた2014年に古巣に戻ってきた黒田を見て私は、男気というか「計算高い」という意識が強かったです(汗)

なのでそんな風潮が、私のような一部ファンから流れている内に、背番号15が永久欠番になることは、私は「時期尚早」だと思います。

永久欠番に該当する背番号の選手の一部に「資格あり?」という疑問も出てきましたが、それらを含めて「伝説」であることは間違いないですよね。

では、今後永久欠番になるであろう準永久欠番ではさらに「資格あり?」の背番号が存在しているんじゃないかとご心配されている野球ファンのあなた!

ご安心してください、すぐに「永久欠番」になってもいいような背番号が多いですから。

そんな、準永久欠番の素晴らしさを見ていきましょうね!

プロ野球の歴代の背番号での準永久欠番とは?

今回紹介する背番号は、永久欠番に変えてもおかしくない準永久欠番です!

そんな期待感マックスの準永久欠番ですが、

  • 誰も背負いたくない、イチローの「51」
  • 粋な計らい、ロッテファンの「26」

の二つの背番号になります。

まずはイチローの背番号51から見ていきましょう!

誰も背負いたくない、イチローの「51」

誰もつけないのであれば「監督」イチローがつけるべき!

イチローと言えば・・・と説明不要ですよね(笑)

イチローがオリックス時代につけていた背番号51ですが、今のオリックスでは欠番になっています。

そんな中、元オリックス監督でありイチローの育ての親でもある仰木監督に、2005年の監督復帰時に背番号51をつけるように勧めたらしいですが

「そんな番号はおそれ多くてつけられん」

と断られてしまいました(汗)

まあ、イチローが残した結果を考えると、オリックスで背番号51をつけることに拒否反応を起こすのは当然ですよね(笑)

だからこそ、イチローがメジャーから帰ってきたら、オリックスはイチローを「監督」として迎えて、背番号51を勧めるべきですね!!

それで監督しても実績を残して背番号51を永久欠番に格上げして欲しいですよね!

粋な計らい、ロッテファンの「26」

「都市伝説」に感化されるな!!

この背番号26は1チームのベンチ入りまでの人数が25人の為「26人目はあなた達ロッテファンですよ」という意味になります。

この考えは素晴らしいですよね「ファンと一体となり、試合に臨もう」といった気持ちが前面にでていると私は感じられます。

何故、こんな素晴らしい背番号が準永久欠番止まりなのでしょうか?

実は、昔ロッテに小川博という投手がいまして、彼は背番号26をつけていました。

その後その選手はロッテのコーチとして、チームを支えていましたがある日「ある事件」を起こしてしまい、彼は「逮捕」されてしまいました・・・

ここからは噂ですが、ロッテは「この事件を風化させない」為に、上記の「粋な計らい」で背番号26を消さないようにしている、という話を耳にしました。

といったこともあり「準」永久欠番止まりなのではないでしょうか・・・というお話なんですが「都市伝説」の域ですよね(笑)

こんなプラス100とマイナス100の出来事を合わせてゼロみたいなことを、果たしてロッテ側は行うのでしょうか。

私の推測だと「たまたま」2つの背番号が重なってしまったと思います、きっと下調べが足りなかったのでしょう(泣)

ロッテマリーンズは「ファン」と「犯罪者」をくっつけて、背番号26を準永久欠番にするような球団だとは断じて思ってないですから!

ロッテの準永久欠番の「事件」の件ですが、あくまで「補足事項」としてお話しました。

真の野球ファンなら、ロッテの背番号26の意味は何であるか説明しなくても大丈夫ですよね!

こういった素晴らしいものには「変な噂」が出てしまうのが、世の常ですよね・・・(悲)

噂というか、あまり知られていない外国人選手の背番号についてですが、つけかたにはどんな意味があるのでしょうかね。

それでは、メジャーリーグの歴史を交えて、外国人選手の背番号の意味を見ていきましょうか!

プロ野球 背番号 歴史 意味

プロ野球の背番号で外国人選手がつける番号の意味

外国人選手は日本でプレイしていても、メジャーのことはしっかりと意識しているみたいです。

これまでにお話ししてきた背番号の歴史とは、少し離れている外国人の背番号ですが、やはり「メジャーリーグ」の背番号の歴史に合わせているみたいです。

背番号42をつけている外国人選手をよく見かけませんか?

私はよく見かけるものなんで「なんだろう、この背番号42ブームは?」と思い、色々と調べてみたんですが以下のことがわかりました。

ジャッキー・ロビンソン背番号42、全メジャー球団共通「永久欠番」

ロビンソンは「近代メジャーリーガー初の黒人選手」になります。

彼のメジャーでの活躍により、メジャーでの黒人選手の受け入れが広がっていった功績が、評価され背番号42は全球団共通の永久欠番になりました。

こういった「偉大な選手」を目指す為に、プロ野球での外国人選手は背番号42が流行り始めます。

現在活躍している選手で例えると、沢村賞投手の広島のジョンソン、西武の主砲メヒアぐらいですかね。

他の外国選手は背番号に見合った活躍をしていないです(笑)

ちなみに私の好きな背番号は27で、これは自分の誕生日の「日」に当たる数字なので、なんとなく意識している数字です(笑)

プロになったら背番号27を希望しようかなーって予定です、あくまでも「予定」ですから・・・(汗)

そんな予定通り活躍してくれなかった選手は、プロ野球に沢山いるかと私は思います。

そういった選手はすぐに「戦力外通告」を受けるはずなのですが、なかなか2軍などでくすぶっている場合があります。

では、2軍などでくすぶっている選手が、果たして見合った背番号をつけているのか見てみましょうか。

プロ野球の背番号で見合っていない番号の選手はいるのか?

残念ながら存在しているんですよね・・・

その選手とは日ハムの「斎藤佑樹」です!

彼の現在の背番号は「1」!

斎藤がなぜ高校球児のエースナンバーである、1をつけているのか理解に苦しむところがあります(怒)

斎藤が2軍で投げて「1失点の好投」、斎藤が1軍で投げて「6失点のノックアウト」と、どこでどんな結果を出しても、スポーツニュースやYahooニュースなどで取り上げられます。

つまり斎藤は、その辺の1軍選手よりも知名度ある、「意味深なスーパースター」になるのではないでしょうか。

これだけ結果と注目度が伴っていない選手は初めてみましたよ!!

私はこれは本当に良くないと思っていますよ、日本ハムファイターズさん!!

斎藤佑樹は「マスコットキャラ」じゃないんですから、適当に背番号1とか2016年までの背番号18を与えてはいけませんよ!

私は斎藤に対しては、日ハムがスパッと「介錯」するべきだと強く訴えます!!!

斎藤が「金儲けの為の選手」だと私を含めた良識のある野球ファンには周知の事実ですからね(激怒)

プロ野球 背番号 歴史 意味

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

背番号には様々な歴史があり、多種多様なものだと私は感じました。

「良い番号」は素直に「良い選手」に引き継がれないパターンもあり「人によっては背負っている重さが違うのかな?」と疑問に感じることもありました。

イチローや松井秀喜のような「51」「55」が球界を代表する背番号に変化することもありますから、今後のプロ野球ではそういった背番号が増えていくと嬉しいです。

そういった永久欠番の背番号が増えていけばプロ野球界も安泰ですよね!!