「阪神の金本監督かぁ、確か2016年は4位で終わってしまったけど、若手中心の打線が裏目に出て金本マジックが失敗になり、阪神ファンもガッカリしたんじゃないの?」
うーん、阪神ファンは金本知憲監督にガッカリしたり、キレたりしたと思いますが、私は「まぁ、こんなもんだろ」と評価しました。
それは、監督就任1年目では誰もが喜ぶような成績はなかなか出せませんし、金本監督の思いだって選手全員に浸透していないと私は思うんですよね。
しかも、阪神は金本監督就任時には主力選手に「老朽化」が進んでいましたから、ガタガタのチーム戦力の中では「若手中心」で試合を進める以外になかったんじゃないでしょうか。
「それも分かるんだけど、金本監督が根性論を全面に出した采配や、単純に稚拙な采配等が目立ってたでしょ?それがあると、いくら若手だってついていけないと思うんだけど・・・」
それはごもっともです、その思いを金本監督宛に手紙を出すと「すいません」と返信がくるはずです(笑)
でも、金本監督が監督になる前は「アニキ」だった訳ですから、アニキが監督になって1年目に「素晴らしい成績」なんて出せる訳無いと私は思うんですよ(汗)
しかし、私だって2年目以降は厳しく見るつもりでいますから、野球ファンのあなたも金本監督に「叱咤激励」するつもりで、阪神が今後優勝出来るのか一緒に考えてみましょうか!
まずは私の考えをお見せするので、阪神ファンに負けていない「猛虎魂」を感じてください!!
目次
金本知憲の監督としての成績は阪神を優勝させる結果となるのか!?
金本監督がリーグ優勝に導く可能性は50%です!
この50%が「高い」か「低い」かの判断は野球ファンのあなたにお任せします(笑)
では、この50%の根拠ですが、まず金本監督は「若手中心」の起用を行っていることはご存知ですよね。
この起用が、阪神の2017年の3、4月の結果に出ており「14勝10敗」と勝ち越しに成功しています!
こうやって勝ちに表れているということは「若手が育ってきた!」という見方で問題ありませんよね。
このまま金本監督が月ごとに勝ち越しを決めていけば優勝と出来ると思いますが、プロ野球はそんなに甘くはないのは周知の事実です!!
私は、阪神が失速する月が必ず出てくると予想しており、そこで金本監督が感情的になってしまい就任1年目に見せた「余計な采配」が爆発するんじゃないかなーと思っています
(危険)
そうなってしまうと、阪神は負けを重ねることになり、最終的には4位、5位ぐらいになって「金本やめっちまえ!」と阪神ファンからヤジられるのではないでしょうか(汗)
逆に、これまでの采配の反省を金本監督がしっかりと出来ていれば勝ち数も増えていき、その結果リーグ優勝をすれば「金本やるやん!」と阪神ファンから賞賛されますよね。
要は、チームは育ってきているので、あとは金本監督自体の「成長」が無ければ優勝も無いよ、という私の結論です!
金本監督も「世界記録保持者」なので、監督の采配ぐらい簡単にこなしてくれると私は信じていますよ!
優勝出来る可能性は、五分五分である金本監督ですが、今後監督して活躍することは可能なのでしょうか。
それについても私が厳しく判定しますので、野球ファンのあなたも私に負けずについて来てくださいね!
金本知憲は監督として鉄人のように長く活躍することが可能か!?
「監督」としては正直言って難しいと私は見ています・・・
私が前項でお伝えした通り、金本監督が阪神を優勝に導く可能性は50%だったので、監督として鉄人のように長く活躍するのも「50%」だと私は予想しております(悲)
その理由は、金本監督の人柄から「監督として適しているか」という視点で見た時、どうも「沸点が低い」ように見えるんですよね(笑)
まあ、「闘将」星野監督のようになれればいいですが、星野監督は「特殊枠」だと私は考えていますので、基本キレやすい人は監督に向かないと思うんですよね・・・
と、なると、私は金本監督は「野球解説者」に戻ってしまうのが妥当なのかなーと厳しい結果を出すことになります(大汗)
ここで野球ファンのあなたに質問ですが、果たして金本監督の今後は「野球解説者」となってしまうのでしょうか?
・・・実は監督を続けられる「道」は既に完成しているのです!!
金本監督が所属している球団は「阪神」ですよね。
阪神は「巨人」のように結果が出なかったら、即刻「監督クビ」という非情なことはやっていないように私は見えます(汗)
さらに金本監督は選手時代から培ってきた「人気」と「実力」があるので、阪神にとって「金本知憲」はスーパースターに位置づけられると私は思うので、あと数年は監督をクビになることはないでしょう!
あとは、金本監督自体がこういった「ぬるま湯」につかり続けるのか、自分を変えようとするのかは、今後の注目すべきポイントですね!
決して、日ハムの「斎藤佑樹」状態にはならないで欲しいですが・・・(笑)
金本監督の今後に関しては厳しめの採点となってしまいましたが、では、輝かしかった現役時代はどうだったのでしょう。
実は監督に適していた意外な結果が見つかるかもしれませんので、一緒に見てきましょう!
金本知憲の現役当時の成績は監督に適していたか再確認!!
星野監督との出会いが、監督に対する思いを強くしたのかもしれません!
そんな闘将に近い男、金本監督の現役時代は、
- 金本の広島時代、プロ1年目からプロ11年目まで
- 金本の阪神時代、プロ12年目から現役引退まで
の2つになります。
まずは、広島時代の金本監督を見ていきましょう。
金本の広島時代、プロ1年目からプロ11年まで
鉄人として徐々に開花し始めます!
1992年金本は広島に入団し、プロ4年目(1995年)から1軍に定着します。
その年に「左手首骨折」を食らう以外では、金本は広島で試合に出続け、プロ8年目(1999年)の7月21日から「連続試合フルイニング出場」の記録が開始されます。
また、プロ9年目(2000年)には「トリプルスリー」を達成し、打撃と走塁でも結果を出していきます!
やっぱり、金本のように試合に出続ける選手(イチローや松井など)は、成績もよくなってくるもんなんですね。
この試合に出続けるという部分は「根気強さ」に繋がると私は思っていますので、金本も監督として「試合を冷静に見る根気強さ」も必要になるのではないでしょうか(汗)
金本の阪神時代、プロ12年目から現役引退まで
闘将からのラブコールを受け入れます!
金本はプロ12年目(2003年)にFA権を行使し、当時の阪神の監督「星野仙一」から「俺とお前は一緒に歩むようになっている」と誘いを受け、阪神に入団することになります。
阪神入団後の金本は主にクリーンナップを任されており、プロ13年目(2004年)には打点王を獲得する活躍も見せました。
しかし、ケガをしてても試合に出続けた金本に限界が来てしまい、プロ19年目(2010年)の4月17日に「連続試合フルイニング出場」の記録がストップとなりました。
と同時に通算「1492試合」という「世界記録」を達成しました!
うーん、世界記録を持っている野球選手なんて本当に数少ないですから、金本は本当に凄い記録を達成した「鉄人」ですよね!
また、星野監督との出会いにより「監督」という立場でも、野球をやってみたいという意識が少しばかり出てきたんじゃないですかね。
私は、金本監督の現役を通しての一番評価すべきところは「連続試合フルイニング出場」です!
これはもちろん、金本監督だけの力で達成した記録では無いですし、当時の監督やチームメイトの配慮、そして阪神の金本監督への待遇などが合わさった結果だと私は思っております。
そういった恩を阪神に対して感じていたので、金本監督は阪神からの「監督打診」を快諾したのではないかと私は推測しています。
そんな「義理人情に厚い」金本監督ですが、フルイニング出場以外にも「伝説」を残していたことは知っていましたか。
野球ファンのあなたでも知らないことかもしれませんので、是非見ていってください!!
金本知憲の現役当時の伝説は監督就任に繋がるプロセスだ!!
骨折しててもヒットを打つのが金本知憲だ!
これは2004年7月29日の中日対阪神戦での出来事ですが、左手首にデッドボールを受けてしまい「左手首軟骨剥離骨折」となってしまいます(痛)
しかし翌日の巨人戦にも先発出場し、いつもより軽いバットを使用して「片手でスイング」しながらヒットも打ち、2安打放つことになりました!
金本監督はこの当時の事を「この時だけは記録のために出続けた」と語っており「連続試合フルイニング出場」に対する執念がもの凄いものだと私は感じました。
そう、これなんですよね、この「執念」こそが監督には必要なんですよ!!
金本監督にはこういった「執念」を「何がなんでも今日の試合は勝ちに行く!」ということに変換して欲しいんですよね!
現在、金本監督は「執念」をにじませながら、試合に臨んでいると思われますが、その「執念」がまだちゃんと選手に伝わっていないのではないかと私は心配しております(泣)
野球はチームプレイですから、みんなで力を合わせるスポーツです。
金本監督だけが突っ走るような「執念」は逆に不要です!
金本監督が「執念」のバランスを上手く調整出来れば、阪神にもっと良い結果が生まれると私は断言しますよ!
「勝ちに行く姿勢は良し!あとはバランスだ」と私からアドバイスをもらった金本監督ですが、実は「アニキ」と呼ばれていることはご存知でしょうか!?
あ、知っていますよね、すいませんあえて聞いてみました(笑)
でも金本監督がアニキと呼ばれる「理由」については、あやふやだと私は思っていますので、その辺のモヤモヤを私が吹き飛ばして見せましょう!
金本知憲が「アニキ」と呼ばれる理由は如何に!?
時には少年の心も必要なのです!!
金本監督がアニキと呼ばれる「一般的」な意見は、
- いつも頼りになるバッティングを披露する
- 後輩の面倒をよく見る
- 農業法人への出資金目的で現金約1900万円を支払う(後に詐欺だと発覚)
などがありますが、私は違うと思います!!
私の想像する「アニキ」は「弟」が居てこそ成り立つものであり、その弟が「新井貴浩」になる訳なんですよ!!
したがって、アニキから弟に送られた「愛情」こそがアニキと呼ばれる理由なんです!
では、金本監督が新井貴浩に送った「愛情」の一部を見てみましょうか。
- 金本監督就任時に「とりあえずウチのピッチャー陣には、全部お前の頭をめがけて投げるように言っておくから。」と新井に通告する。
- 金本監督就任前、阪神キャンプに乱入し、キャンプ地の車道に沿って掲げられている「新井貴浩」と記された応援旗を引き抜いて球場を後にする。
- 金本のトークショーにて「新井貴浩勝手に引退企画」を行い、阪神の各選手に新井に向けた引退お祝いコメントをもらってくる。
いやー酷いイジられっぷりですね、さすがに新井がかわいそうです(笑)
でも私はこれが金本監督の「アニキ」としての精一杯の「愛情」だと受け止めました!
金本監督がこうやって「愛情」を注いだ選手は他にもいると思いますので、その「愛情」に応えている選手が沢山いることを私は祈っています(大汗)
金本知憲の監督としての成績を厳しく採点!鉄人と虎を足したら強くなるはず!のまとめ
最後まで読んで頂きありがとございます。
金本監督には「監督は不向き」という厳しい言葉を投げてしまいましたが、あくまで現状の金本監督を見て判断したのでこれから「改善」される可能性はいくらでもあります!!
監督を任せられた以上、新井にやったイタズラのようにふざける訳にはいきませんので、金本監督が持つ「執念」を元に、阪神へ優勝旗を与えてやってください!!
金本知憲監督率いる阪神タイガースの活躍を心から応援しております!!