「中日の森監督は、正直いって前監督の谷繁と同じようにBクラス行きが濃厚っぽいんだけど、『実は森監督はやるぞ!』っていう前向きな要素はあったりするの?」
難しいですね・・・私も森繁和監督の2017年は、監督初年度であることと今の中日の戦力を考えると「Bクラス」が妥当なのかなーと暗いなイメージしか湧かないですね・・・
でも森監督は、現役引退後にすぐにコーチとして選手を指導する側についており「約25年」のコーチ経験がありますから、監督として期待してもおかしくないと私は思います。
ただ、そこまでコーチ経験があってその間に森監督が「一度も」監督経験が無かったのが、気になるところですが・・・(汗)
「それは、単純に監督として開花するのが遅かったんじゃないの?2016年に丁度咲いたから調子が悪い谷繁の代わりに、監督代行をやったと俺は思うなぁ」
あくまで監督代行なんで「その場しのぎ」みたいな一面もあるかと私は思うんですが、それでも2017年に正式に中日の監督となった訳ですから、森繁和が監督として開花したと見ても問題なさそうですね。
では、森監督は中日に対してどのような結果をもたらすことが出来るのでしょうか。
それを野球ファンのあなたと一緒に、森監督の「未来」を予想していきたいと思うんですが、準備は出来ましたか!?
まずは森監督と落合元監督を比較してみて、そこから森監督が中日を頂へ昇竜させられる要素があるのか見つけていきましょうか!
目次
森繁和は監督として落合博満の記録に並ぶことが出来るのか!?
落合博満から「何を学んだか」によって森監督の未来が変わってきます!
ハッキリ言って森監督は、今のままでは中日を「優勝」させることが出来ないと私は予想しています!
私が森監督に思うことは「コーチ経験が長い」という部分が、中日を優勝へ導く為の「妨げ」になっていると推測します。
これはどういうことかと言いますと「コーチ経験が長い」ということは、森監督が指導に対してある程度の「型」が出来てしまっていると私は見てるからなんですね。
つまり、監督という立場になっても、コーチ時代にシミついたやり方を捨てきれる事無く「コーチみたいな監督」として立ち振る舞ってしまうのではないでしょうか。
ここで野球ファンのあなたに質問ですが「コーチみたいな監督」のどこがいけないと思いますか?
私は監督が「口やかましく選手に対して指導してしまう」という所がいけないと思っています。
私は落合元監督のように物怖じせずに「どっしり」と構えていて欲しくて、選手に対する発言も「最小限」で良いと思っているんですよね。
私がもし中日の選手で森監督からあーだこーだ言われたら「森はうるせーな、落合監督の方がよかったな」と思ってしまいます(笑)
今の森監督に上記のことが出来ているか否かはわかりませんが、2017年の中日の調子が良くなかったら「出来ていない」と見ても問題ないのでしょう(汗)
しかし、森監督は中日の落合監督時代に8年も「バッテリーチーフコーチ」と「ヘッドコーチ」を務めてきたので「監督とは何たるものや」ということは少なからず頭に入っていると私は思っています。
森監督が、頭の中に入っていることを「体現」出来たら、中日も今の戦力以上に結果を出すのではないでしょうか!
では、森監督は落合流をマスターしたとしても、今後監督して活躍出来るのかを一緒に見ていきましょうか!
森繁和の監督人生はどこまで昇竜していくのか!?
監督としてはあと1~2年のみの活躍となりそうです・・・
その理由は森監督が「ファンサービス」を増やしているからです!
これが一体「監督退任」とどう繋がるのかといいますと、森監督は「精神的なダメージ」を沢山食らってしまう恐れがあるからです!
私は「監督業」というのはもの凄い負担のかかるポジションだと思っています。
中日が勝てなければ全て「森監督」のせいになってしまいますよね(辛い)
2017年の4月終了時に中日は「6位」となっており、ファンからしたら「森はいったい何をやっているんだ!」というお叱りがくるのは想像できますよね(恐)
そんな状態でファンサービスに力を入れていたら逆にファンから「こんなことやってねーで、試合に勝てよ!」とひんしゅくを買ってしまうのではないでしょうか・・・(悲)
森監督も良かれと思ってやったファンサービスが裏目に出てしまい「試合でも、サービスでも結果が出ねぇなんて、もうやめじゃ!!」と精神構造に異常が出てしまい大変です!!
結局、森監督はファンサービスと共に監督も辞めてしまうのではないかと私は心配しております!
なので、森監督にはファンサービスは最小限に抑えてもらい、まずは中日をどうやって勝たせるかに尽力してもらった方がファンも納得するのではないでしょうか。
実はファンサービスが森監督にとっての最大の「敵」であったことが証明され、もしかしたら今後コーチに戻ってしまう可能性もあるので、コーチ時代をおさらいしておきましょうか(笑)
果たして、森監督のコーチ時代は優秀だったのか一緒に見ていきましょうか!
森繁和はコーチ時代は優秀だったのか徹底調査!!
落合博満と出会うまでは、結果を残すことが出来ませんでした!
そんな落合と相性抜群の森監督のコーチ時代は
- 落合と出会う前、コーチ1年目からコーチ15年目
- 落合と出会った後、コーチ16年目以降
の2つになります。
まずは、森監督のコーチ1年目からコーチ15年目を見ていきましょう!
落合と出会う前、コーチ1年目からコーチ15年目
目立たない場所で様々な球団を渡っていきました!
森繁和は「西武」「ロッテ」「日ハム」「横浜」の主に一軍と二軍の投手コーチを行っていました。
その間、各チームが「優勝」することなく、チーム成績が悪くなると次のチームへと移籍を繰り返していました。
一見こうしてみると、森繁和は結果を出していないように見えますが、15年間で4球団からのオファー来るということは「コーチとしての才能アリ」と見ても問題ないんじゃないでしょうか!
実は野球のファンの知らない所では、結構「球界関係者」からの評価が高かった森繁和でした。
落合と出会った後、コーチ16年目以降
落合博満の「参謀」となり、中日投手陣を強く仕上げます!
森繁和がコーチ16年目(2004年)に落合博満からラブコールを受け、中日の投手コーチに就任します。
森繁和は、中日投手陣の起用方法を「全て」落合から任されており、非常に信頼の厚い投手コーチでした。
その成果もあって、森繁和就任時は「リーグ優勝4回」「日本一1回」という結果に貢献しました!
森繁和も落合のような優秀な指導者が居たので、自分の価値を最大限に引き出せたのではないでしょうか。
その後は、落合が監督を辞めると同時に森繁和も退任となりますが、2014年から再度中日コーチとなり、2017年には監督に就任します!
こうやって森監督のコーチ時代を振り返ってみると「落合博満」の存在は大きかったと私は思っています。
ただ、落合のような引き立て役がいないと力が発揮出来ないのは監督してはよろしくないので、森監督はどうやれば「落合無し」で自分の力が発揮出来るのかを見つけ出して欲しいです!
では、コーチ時代を振り返ったので今度は森監督の現役時代を振り返りましょうか!
名監督にありがちな「選手時代は無名だった」にヒットしているのか期待して見ていきましょう!
森繁和の現役当時の成績を見て監督の素質を探し当てる!!
ケガによる引退が森繁和を「指導者」に導いた!?
森繁和は1979年に西武に入団し、新人ながら先発ローテーション入りを果たしますが「5勝16敗 防御率4.51」という散々な結果であり、しかも「シーズン最多失点」の記録も達成してしまいました・・・(泣)
こんな調子ではすぐに二軍行きかと思いきや、森繁和はプロ5年目(1983年)には抑えに転向して34セーブを獲得し、当時の日本記録を達成しました!
このまま森繁和は抑えとして活躍するかと思いきや34セーブが成績のピークとなり、また肩のケガもあって徐々に成績も落ちていき、プロ9年目(1988年)に現役引退となりました(悲)
プロ9年目での引退はちょっと早すぎますね、もし肩のケガが無ければ抑え投手として一時代を築いていたかもしれませんよね。
しかし、この肩のケガこそが森繁和に早めの現役引退を招いたと同時に、コーチそして監督へと「指導者」の道が開かれていくのです!
当時の森繁和の心を代弁すると「あーあ、ケガで現役クビになったけど、コーチとして雇ってくれるならとりあえずやってみるか」といったところでしょうね(笑)
「とりあえず」が約25年のコーチ人生に繋がるなんて当時の森繁和も思っていなかったでしょう!
私は最初の項でお話しした通り、森繁和は「コーチ時代の型にハマり過ぎて、監督として上手く機能しないのではないか」という懸念があります。
なので、森繁和は監督としての心構えだけでもいいので「落合博満」をお手本にしてください!
私の森繁和に対する「落合押し」が目立ってきたので、今度は森がドミニカと密接な関係にあることを野球ファンのあなたにお伝えして、落合のことは一旦忘れてもらいましょう(笑)
果たして、森繁和はドミニカから一体何を得ているのか一緒に見ていきましょうか!
森繁和とドミニカ共和国は強力なパイプで繋がっている!?
「ダイヤの原石がゴロゴロいる」それがドミニカ共和国!!
でも本当に「ダイヤの原石」なのか・・・
森監督は、中日のコーチ時代にドミニカ共和国で開催される「ウィンターリーグ」の視察によく訪れていました。
そこで森監督は中日の「助っ人外国人」の調査を行っており、また「マルちゃん」の愛称でお馴染みの「マルティネス」というドミニカ出身のスカウトを採用しました。
そこでマルちゃんを使って独自の選手発掘ルートを作り、優秀な選手の選別を行っています。
森監督とマルちゃんが選んだ優秀な助っ人外国人は「ドニ・ブランコ」「ダヤン・ビシエド」などが挙げられますね。
私はこの「ドミニカ共和国」ルートは、思っていた程成果を上げていないのではないかと感じました・・・
確かに上記に挙がっているブランコは「本塁打王」を獲得して、ビシエドは「2017年度の中日のクリーンナップ打者」として、それぞれ活躍していましたが、それ以外の選手は「イマイチ」な選手が多いですかね・・・
森監督はドミニカにハマり過ぎで、ドミニカの選手で助っ人外国人枠を全て埋めないように気をつけてもらいたいですよね(汗)
私は、来日してもまだ「原石のまま」で終わっているドミニカの選手が多いように見えますよ!
森繁和の監督としての成績は優秀か!?中日を下位から上位へ昇竜させろ!のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
森監督には「落合の真似をしろ」という何とも受け入れがたい助言をしましたが、結果が出ない内は「結果を出した人のマネをする」のも手段の1つだと私は断言しますよ!
ただ、2017年現在の中日のチーム戦力が「良くない」ので、真似をしたからといって必ず優勝出来るのかというと「うーん・・・」と悩ましいところではあります(汗)
ただ「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、森監督は私の言ったことに挑戦してもらうと、来年あたりの中日の順位は少なからずAクラス辺りには「昇竜」するのではないでしょうか!
森監督率いる中日ドラゴンズの活躍を心から応援しております!!