「糸井と言えば、日ハムやオリックスで結構活躍していたよね。走攻守なんでも出来るすげぇ選手がいるなーって思ったなぁ。最近、阪神に移籍して年俸もすげーアップしたみたいだけど、もう年だし衰えは隠せてないよね?」
その考えは間違いであり「糸井、年だから使えない説」は立証されません!!
糸井の年齢は2017年で36歳になりますが、見てくださいあの筋肉だらけの「超人的な肉体」!!
その糸井の体つきを見て「衰え」という言葉は、口の中に引っ込んでしまいますよ。
もちろん肉体だけではなく糸井は「成績」も高水準をキープしており、特に「通算出塁率」に関しては現役選手最高の数値(.392)を叩き出しています。
「凄いね!自己管理をしっかりしている人は、年を取っても成績がガタ落ちすることは少なくなるのかね。俺もジムに行って糸井のようムキムキにしようかな~」
あくまでも野球は「筋肉」ではなく「野球センス」ですからね、糸井はその両方を持っていますが、だらしない体をしていても凄い成績を残すプロ野球選手もいますからね(汗)
私が所属している社会人野球チーム内に、糸井の肉体からかけ離れた「晩年の江夏豊」のような体つきの方がいますけど、凄くサードの守備が上手いです!
だからといって筋肉をつける必要が無いという訳ではなく「筋肉と野球センスを融合」させることにより、糸井のような活躍が出来るということになります。
果たして、融合して残していった糸井の成績は、現状の年俸に見合っているのでしょうかね。
では、糸井の年俸を噛み砕いて、見ていきましょうね!
目次
阪神糸井嘉男の年俸は成績に見合った額として妥当なのか?
阪神糸井の年俸は「妥当」で間違いありません!!
2017年度の糸井の年俸額は「約4億5000万円」です!!
糸井の年俸に関しては、
- 阪神糸井嘉男の年俸が妥当である理由
- 阪神糸井嘉男の大金年俸を減らさない為の秘訣!
の2点になります。
まずは糸井の年俸が妥当である理由を見ていきましょう!
阪神糸井嘉男の年俸が妥当である理由
それは糸井が衰えを感じさせない「成績」と「肉体」を合わせて持っているからです!!
糸井の「成績のみ」を年俸の査定対象にすると「4億5000万円」は高く、良くても「3億円」程になるんじゃないでしょうか。
しかし、最初にお伝えしたように糸井の体つきは「総合格闘技」でもやっているんじゃないか、というぐらいに仕上がっています(汗)
その体つきを見て阪神のフロントも「おー糸井は30代後半には見えない体してんなぁ。これは山本昌並みにプロを続けていけるな。」と今後を見据えた判断をしたのでしょう。
現に、2017年から4年契約で「推定18億円以上!!」の大型契約を糸井と交わした訳ですよ!
以上の結果、阪神側と私との考え方が「合致」したことになりますよね!
阪神糸井嘉男の大金年俸を減らさない為の秘訣!
糸井は筋肉の維持より、成績の維持を優先させることです!!
まぁ、当然ですよね(笑)
もちろん「当然」だからこそ「維持」させるのが難しい「成績」ですが、糸井に維持してほしい成績例をあげますと・・・
「打率.300、本塁打15、打点65、盗塁30」になりますね。
この数値は、糸井のこれまでの成績を考慮してはじき出した「平均値」みたいなものですから、私は80%以上の確率で達成出来ると信じています!
糸井の年俸に関しては、文句はありませんし「ベテラン勢」の中では体の仕上がりがNo.1ですから、そういった「ストイック」な精神も評価の対象になったのではないでしょうか。
経験は「ベテラン」、見た目は「若手」の糸井ですが、これまで残してきた成績はどういった内容だったのでしょうか。
プロ入りから阪神へ移籍するまでの糸井の歴史を見ていきましょう!
阪神糸井嘉男のこれまでの成績
阪神糸井はプロ6年目から「一流選手」の成績を残しています!
では、それまでの糸井の過程は、
- プロ1年目からプロ9年目の阪神糸井嘉男の成績
- プロ10年目からプロ13年目阪神糸井嘉男の成績
の2つになりますね。
まずは「日ハム」時代の成績から見ていきましょう。
プロ1年目からプロ9年目の阪神糸井嘉男の成績
ある程度の下積みはありましたが、そこを乗り越えた先には「打率.300」を維持する打撃技術が待っていました!
糸井は2004年に「日本ハム」へ「投手」として入団しましたが、3年間は2軍に居座り続けることになり投手もクビになり外野へコンバートされました(泣)
その後の糸井はケガや成績不振により1軍と2軍を行ったり来たりしていますが、6年目(2009年)に開幕1軍を果たし、その後は走攻守に渡って安定した活躍を見せました。
特に糸井の打率に関しては、日ハムから移籍するまでの9年目(2012年)までに全て「.300」以上の成績を残しました!
デビューから6年経って、ようやく一軍の席を手に入れた糸井でしたが、結構な「苦労人」だったんですね、意外でした・・・
私も会社の中では「苦労人」のポジションであり、実際に今の仕事を覚えるまでになんだかんだで「5年」費やしましたよ(汗)
別に覚える気が無かった訳ではなく「日々の業務をこなすのでお腹いっぱい」になっちゃうんですよね(笑)
今となっては「一人前」とは言わず「3/4人前」ぐらいにはなりましたが、それなりに仕事を頑張っている最中です。
そんな私のような状況が糸井にもあった為、1軍デビューが遅れてしまったのではないかと推測します!
プロ10年目からプロ13年目阪神糸井嘉男の成績
糸井は日ハム時代と変わりない素晴らしい成績を残していきました!
糸井は9年目(2012年)の契約更改時に、日ハムのフロントと交渉が上手くいかず、最終的には「オリックス」へトレードに出されてしまいます・・・
しかし糸井はトレードに出されたことにめげず、11年目(2014年)には「首位打者」、13年目(2016年)には「盗塁王」と、タイトルを獲得するほどの活躍を見せ付けました!
いやー環境が変わった中でも結果を出し続ける糸井は「野球選手の鏡」ですよね!
プロ野球なんて「移籍」しない選手の方が珍しいですし、私は移籍してから成績が落ちていく「一流選手」を何人も知っています。
そういった野球界の流れに「負けていない」糸井は、成績も肉体も素晴らしいですが、何よりこういった野球に対する「貪欲」さを評価するべきですよ!
現在、糸井は「阪神」の選手としても活躍中なので、特に心配するようなことはないですよね。
私は、今後の糸井も安心して応援することが出来ます!
安心感抜群の糸井ですが、具体的なチーム貢献度はどうなっているのでしょうか。
期待出来る糸井の貢献内容を、一緒に見ていきましょうね!
阪神糸井嘉男がチームの勝率にどれだけ貢献しているのか?
阪神糸井は、熟練の技を見せ付けるような結果で貢献しています!
糸井の貢献については、
- 阪神糸井嘉男の打率.300を維持する打撃術!
- 阪神糸井嘉男の30歳過ぎても盗塁王になる走塁術!
の2つになりますね。
まずは、打撃について見ていきましょう。
阪神糸井嘉男の打率.300を維持する打撃術!
威圧感を使って打率.300を維持している可能性アリ!
糸井は2009年から2014年の6年間で「打率.300」をキープしますが、翌年(2015年)には膝のケガの影響で打率が「.262」まで下がってしまします。
しかし、2016年には打率「.306」を達成させ再び打率を「.300台」に戻します。
こういった結果を出す理由は、ケガを乗り越える「精神力」もありますが、糸井の「日本人離れ」した肉体から放たれる打球は恐ろしく速いです!!
糸井はホームランバッターではありませんが、従来のホームランバッター以上の打球スピードで、次々とヒットを量産させているのです。
野球中継を見ると分かりますが、糸井の体はホントにデカくて非常に威圧感があります。
その威圧感をもって相手投手を委縮させ、甘い球を投げさせて、ヒットに繋げているのかもしれませんね・・・
阪神糸井嘉男の30歳過ぎても盗塁王になる走塁術!
35歳になっても「盗塁王」を獲得する糸井には脱帽するしかありません!
糸井はなんと35歳になった2016年に「53盗塁」を決めて「盗塁王」になりました。
盗塁数も凄いですが、何よりも年齢ですよね、35歳ですよ!!
これは糸井が「史上最年長盗塁王」を獲得したことになります!
糸井は30歳過ぎた辺りにコーチから「お前はまだまだ足が速くなる」と言われて盗塁に力を入れるようになったらしいですが、その一言が「盗塁王」に繋がるとはコーチも予想してませんでしたよね。
これも何事にも「愚直」な糸井の褒めるべきところですね。
糸井は打撃や走塁以外にも、守備に関しては「ゴールデングラブ賞」を7回も受賞しているので「秀逸な守備」であることは間違いありません。
これまで褒めちぎってきた糸井ですが、過去の「超人」外野手と比べても褒める点が見つかるのでしょうか。
糸井以上の選手を揃えたはずなので、なかなか超えることは難しいですが、比較結果を見てみましょうか。
阪神糸井嘉男と過去の超人外野手を比べてみよう!
やはり「超人」との比較では糸井は一歩劣ってしまいます・・・
では、比較を行った選手ですが、
- 世界の盗塁王、福本豊
- プロ野球界のオリンピック選手、秋山幸二!
- スーパースター、新庄剛志!
の3選手になります。
まずは福本との比較から見ていきましょう!
世界の盗塁王、福本豊
「盗塁」に関しては勝ち目なしだが、打撃面では勝利!
福本といえばシーズン最多盗塁(106)と通算盗塁数(1065)というとんでもない記録を持っている「盗塁の超人」ですよね!
糸井と福本の盗塁に関してはもうご存知のように「福本の勝ち」ですが、打撃については通算打率.300以上の糸井の勝利ですかね。
まぁ、糸井が福本から学んで欲しいことは「盗塁を成功させる為の研究」です。
福本はそんなに足が速いわけでは無く、相手投手の癖を盗んで盗塁数を重ねてきました。
糸井にも「相手を研究する」という手段を今後の野球人生に加えると、もっと伸びていくんじゃないのかなーと思いました。
プロ野球界のオリンピック選手、秋山幸二!
秋山のホームラン数には負けてしまうが、打率に関しては勝てる!
秋山と言えば現役当時は「メジャーに一番近い男」と言われていた程の「超人」であり、ホームインの際に「バク宙」を行うなど身体能力もかなり高い選手ですよね!
秋山は「本塁打王」や「盗塁王」やゴールデングラブ賞11回も獲得する「走攻守」揃った選手ではありますが、打率はさほどよくなく、通算打率も「.270」とこの点においては糸井の勝利でしょうね。
秋山が「力(本塁打)」の超人外野手ならば、糸井は「技(打率)」の超人外野手ですかね。
なんだか仮面ライダー1号、2号みたいな例えになってしまいましたが、両名とも「仮面ライダー」以上の活躍をしているのは間違いありませんからね、問題ないでしょう(笑)
あとは秋山の持つ「野球に対する妥協が一切ない」という信念も吸収すれば、糸井の成績と肉体はさらに強化されますね!
スーパースター、新庄剛志!
記憶では糸井の負けですが、記録なら糸井の勝ちです!
「記録より記憶に残る男」新庄剛志ですが、彼の野球エピソードは凄いものが多く、一例をあげますと・・・
「敬遠球を打ってサヨナラヒット」「サインのしすぎで新幹線に乗り遅れる」「メジャーへ挑戦」など様々にあります。
糸井もこれらに対抗出来るエピソードがあり、オリックス在籍時にWBCから日本へ帰ってきた時に監督から
「時差ボケは大丈夫か?」
と言われ、糸井は、
「そういうのは向こうが合わすことなので、あり得ないです。」
と「超人」を超える「宇宙人」みたいな発言をしてしまいました・・・(笑)
こう見ると「記憶」でも勝ってそうですが、新庄との通算成績を比較すると全体的に糸井の方が上なので、ここは「記録だけの勝利」に収めておきましょう(笑)
新庄との比較に関しては「面白エピソード対決」になってしまいましたが、どちらとも「一流のプロ野球選手」であることには変わりませんので、ご了承ください・・・
これ以外にも糸井にはエピソードが沢山あるのですが、なにか別の機会に紹介したいと思います(笑)
そんな「笑い」もとれる「超人」糸井ですが、最後に私から応援メッセージを送りたいと思います。
阪神糸井嘉男の今後の活躍にも期待!
技術的には申し分ないので、今後のプロ野球人生の過ごし方についてメッセージを送りたいと思います。
「確かにまだ年齢以上に、体つきは若い状態を保っているとは思いますが、『老い』は急にきますからね。なので、体の外ばかりでは無くしっかりと体の中もチェックしていった方がいいですよ。」
「ぶっちゃけ、あと10年は現役でいられると思うんですよね。年を取っていく中でも成長している部分が見られるので、もう一度「首位打者」とか狙ってみてはどうでしょうか?」
「私も『老い』を感じるようになりまして、数年前に激務が続いていた時期がありまして、激務終了後にふと鏡を見てみると「50本近く」白髪が増えていました。睡眠はしっかりとるべきですよ。私みたいに白髪が増えますので気を付けましょう。」
以上になります。
阪神でも糸井は、クリーンナップを打って「勝利に貢献」する様子を我々に披露してくれると思いますので、阪神のリーグ優勝の手助けになってください!!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
「超人」糸井に関しては、褒めて褒めての「アゲアゲ」状態でお伝えしましたが、無理をして粗を探そうとすると「面白エピソード」を沢山散りばめないといけないんですよね。
そうなると糸井が「面白野球選手」みたいなポジションになってしまい、なんだか「かわいそう」ですよね。
私は野球に対して「一生懸命」な人に対しては寛大なので、糸井は「一流野球選手だぞ!」ということを認識してください。
そして、私と一緒に応援していきましょう!
阪神糸井嘉男選手の活躍を心から応援しております!!