「西武に菊池雄星がいると思うんだけど、甲子園で150km/h越えのストレートを投げていたから、プロに来たら160km/hを投げるのか?と期待されていたけど、なんかイマイチな成績だよね、期待しすぎたかな?」
確かに西武菊池雄星は、入団してから3年程は結果が出ませんでしたが、それ以降は「それなりの」成績をキープしていますよ。
甲子園で活躍していたからといって、菊池がプロ1年目から「松坂大輔」のように活躍するのかと言えば「プロはそんなに甘くない」ですから、難しい話ですよね。
甲子園がピークの投手なんて「山ほど」いると思いますし、プロに進めて何年か修行を積んで、一軍で投げれるようになった菊池は「成功した投手」の一人になりますよね。
「でも、俺ら野球ファンにしたら、テレビであれだけ持ち上げておいて、菊池雄星はこの成績かよ・・・って話だから、なんだかね、称賛に値しないような・・・」
菊池は野球ファンから「期待の数だけ失望されてしまった」のですよ・・・(悲)
私もね、正直なところ菊池に対しては「失望」の割合の方が高いのですが、それでも「良いところ」を見つけることが出来ました!
私の菊池に対する「期待に繋がる予想」を聞いて、是非、「失望から期待」へ改めて頂きたいのです!
まずはその一歩として、菊池の年俸が今の成績に見合っているのか見ていきましょう。
目次
西武菊池雄星の年俸は成績に見合った額として妥当なのか?
西武菊池雄星の年俸は妥当で、これ以上は望んではいけません!
2017年度の菊池の年俸額は「約1億円」です。
菊池の年俸に関しては、
- 西武菊池雄星の年俸が妥当である理由
- 西武菊池雄星の年俸アップへの道!
の2点でお伝えします。
まずは菊池の年俸が妥当である理由を見ていきましょう。
西武菊池雄星の年俸が妥当である理由
西武菊池が、勝ち越しと防御率3.00以下を達成したからです!
2016年の菊池の成績は「12勝7敗 防御率2.58」です。
防御率に関しては常々「3.00以下は合格点」と言っているので問題なしで、勝敗に関しては勝率「.600以上」なので、ケチをつける数字ではないですよね。
その結果西武のフロントが「菊池雄星、今年は頑張ったね。そろそろ1億円に上げておかないと割に合わないよね。」と判断したのでしょう。
プロ野球菊池から見た「1億円」なんて、我々目線に換算すると「100万円」程度ですよね(笑)
実際に私が「あなたの年俸は『100万円』です」なんて会社から宣告されたら「え?ブラック企業じゃん・・・」ってなりますよ(絶望)
だから菊池雄星も「100万円程度」で喜んでいる場合ではなく「500万円に相当する『5億円』ぐらい稼いでほしいです。
実際に私が「あなたの年俸は『500万円』です」なんて会社から宣告されたら「え?やった!ホワイト企業だ!」ってなりますよ(希望)
西武菊池雄星の年俸アップへの道!
西武菊池が「投手タイトル」を一つでも獲得することです!
菊池が獲得するであろうタイトルは「最優秀防御率」です。
2016年の菊池の結果は2.58でパ・リーグでは2位(1位は大谷で1.86)でしたから、可能性は十分にありますよね!
私はね、防御率が良い投手が「1番優秀」だと思っているので、菊池が現状の良い数値をこのまま維持していけば「タイトルゲットで年俸アップ!」という風に「正月とGWがまとめてきた!」みたいになりますからね!
ちなみに私は菊池より欲張りなので「正月とGWとお盆と夏休みと冬休みと春休み」が欲しいです!!!
実際にね、私が大量の休みをもらっても大半は「自宅で睡眠」に使ってしまうので、休みより「給料」をあげて欲しいですね、見てますか社長(笑)
菊池雄星も、私のようにブログなどを使用して「給料アップ要求」を積極的に行うと「意外」と効果があるかもしれません・・・
そんな姑息なことをしないと思う菊池ですが、今後の成績はいったいどうなっていくのでしょうか。
菊池に対して「失望」しているファンの為にも「こんな成績になるぞ、期待しろ!」とゲキを飛ばしていきますね!!
西武菊池雄星の今後の成績を未来予想!!
まずは「技術」より「精神力」を強化すれば、菊池雄星は「沢村賞」及び「メジャーリーガー」も夢ではない!!
その昔「江夏の21球」という伝説の投球がありまして、簡単に説明しますと、1979年の近鉄対広島の日本シリーズ最終戦で、広島1点リードの9回裏に投げた「江夏豊」の21球が凄い!
という内容であり「江夏はノーアウト満塁にしておきながら、その後は1点も取られずに優勝する!」という「逆境に強すぎるすげぇ投球」を見せたのです。
こんな状況だったら、普通の投手であれば「逆転サヨナラ負け」を記録しても全然おかしくないんですよね。
私は今の菊池雄星だったら上記の「逆転サヨナラ負け」が起きてしまう可能性は「大」だと思っています。
それは菊池の投球を見ても「四球」が多いですし、「四球」が多い理由はコントロール云々では無く「打者にビビっている」んじゃないかと私は思うんですよね。
私は菊池が高校時代から「こいつはメジャーにいってもおかしくない」と思っていましたし、日本球界の圧力にまけて渋々「西武」に入団したと考えていました(汗)
それがどうでしょう、プロ1年目から2軍でのスタートで、しかも西武のコーチと色々とトラブルあったという「パワハラ」みたいな出来事を耳にしました(泣)
要は菊池雄星は「周りの言動により、自分を保てなくなってしまった」と推測します!!
その結果、投球に「活発さ」が少なくなり、その為160km/h近いストレートも140km/hに抑えているのだろうと思います。
趣味が読書である菊池は、高校生時代の輝きを思い出すために「スローカーブを、もう一球」という本に含まれている「江夏の21球」を読んでもらい「俺も江夏さんみたくでっかく生きよう!」と自信をつけてください!
そうすれば「沢村賞」獲得や菊池が行きたがっている「メジャー」もグッと近くなりますよ!
精神面を克服することを約束した菊池ですが、チームに対する貢献度はどの位あるのでしょうか。
投球技術はピカイチの菊池ですからね、素晴らしい貢献をしているでしょう!
西武菊池雄星がチームの勝率にどれだけ貢献しているのか?
菊池雄星の貢献度は、他球団のエースと同じぐらいあります!
では、菊池の貢献出来ている武器は、
- 西武菊池雄星はサウスポーで豪速球!
- 西武菊池雄星の割れるようなカーブ!
の2つになります。
まずは菊池の豪速球に関して見ていきましょう。
西武菊池雄星はサウスポーで豪速球!
菊池から放たれるストレートは、現役左腕投手の中では随一の速度です!
菊池の平均速球は140km/h後半ですが、本気を出すと160km/h近くの速度になります。
そもそも菊池のようなサウスポー投手は、右打者から見るとボールをリリースするポイントが見にくい位置にあり、なかなかタイミングが取りづらい状況になっています。
そんな見にくい状況から、菊池から160km/h近いストレートを投げられたら、打者が反応することはなかなか困難なはずです。
そんな武器を菊池雄星は持っているのですが、本気で投げると「コントロールが難しい」ということで現在は速球を抑えている状態です。
これを解決するには「江夏の21球」が関わってきますので、何度もいいますが是非、菊池には関連書籍を読んで頂きたいです!
西武菊池雄星の割れるようなカーブ!
菊池が三振を取りに行く為の要の球種です!
前項で言った通り、菊池はストレートを抑えて投げているので、現在は「変化球多め」の投球を実践しています。
別にこの投球スタイルが悪いわけではなく、一番の武器が使えないために考えた新たな戦法ですから「よく方向転換したな」と菊池を褒めてやるべきです。
この縦に大きく割れるカーブで、菊池がストライクをとっているシーンは何度も見たことがありますし、これからどんどん使っていくべき球種です!
ただ、変化が大きい分「見切られやすい」点もあるのかなーと心配しているので、菊池はストレートなどと上手く絡ませて投げる必要があります。
まあ、菊池は試合で実践出来ているとは思いますが・・・(笑)
本当は全力で投げたいと思っているストレートを封印して、変化球主体の投球に切り替えている菊池ですが、私はやっぱり全力ストレートが見たいです!
速球派の左投手なんて凄く「まれ」な存在なので、ストレートが完全復活する日を楽しみにしています!
私の楽しみを約束してくれた菊池ですが、では、過去の西武のエースと比べるとどうなるのでしょうか。
過去の西武の投手は「優秀」な選手が多いので接戦は必至ですが、菊池はどこまで競り合えるのか期待して見ていきましょう!
西武菊池雄星と過去の西武のエースと比べてどうだろうか?
菊池は比較選手と比べても「技術的」には問題なく、エースの仲間入りとなりました。
では、菊池と比較する選手ですが
- 怪物、松坂大輔
- 西武一筋21年、西口文也
- 優勝請負人、工藤公康
の3選手になります。
まずは菊池と松坂の比較を見ていきましょう。
怪物、松坂大輔
ストレートの速さは「本気を出せば」菊池の勝利です!しかしどちらともコントロールが・・・
松坂と言えばプロデビュー1年目に155km/hを叩き出した「怪物」ですが、コントロールが悪いことでも有名ですよね。
やはり速球派投手にとって「コントロールが悪い」というのは、仕方のないことなんでしょうか・・・
コントロールは両者ドローになりますが、菊池の速球はこれまでに言いましたが、160km/h近く出せるので「僅差」で菊池の勝ちになりますね。
では、普段本気のストレートを投げていない菊池には「松坂が勝てるんじゃないの?」という疑問が出てきますが、その分菊池は「コントロールが良くなる」ので、松坂は勝てません(笑)
西武一筋21年、西口文也
ストレートの速さでは菊池が勝っていますが、それ以外は負けてしまいますね・・・
西口と言えば引退まで西武を支え続けた「沢村賞」投手ですが「速球、コントロール、変化球」の全て申し分ないモノを持っていました。
菊池はストレートの速さでは、松坂と同じように「僅差」で西口に勝利しますが、その他の内容に関しては残念ながら勝っている部分は見つけられませんね。
菊池はね、いずれは「メジャー」に挑戦すると思いますが西口のように「引退まで西武」にいるのも悪くないですし、その方が色々と安全だと思います(汗)
優勝請負人、工藤公康
工藤からは「ポジティブ」を学んで欲しいです。
工藤と言えば「優勝請負人」として自身が出場した日本シリーズでは、必ず活躍する「大一番」に強い投手です。
やはり「精神面」は必要であり、西武の先輩「工藤」から日本シリーズのような場面で勝てる極意を学ぶべきですよね。
私からみた工藤ですが、とにかく「明るい」ですよね!
工藤の言葉の1つ1つがハキハキしていて「自信をつける何かがあるのかなー」と思っています。
まずは「ポジティブな思考」という所を菊池も少しでもいいので、学んでいって、最終的には「自身につながる武器」に変えていってください。
菊池は松坂以上の投手に成長していることが分かりましたよね。
こうやって他の選手と比較してみると、菊池は技術的に学ぶことってあまり少ないのかなーと私は感じています。
あと少しで「完成形」になる菊池ですが、最後の仕上げに私から応援メッセージを送りたいと思います。
西武菊池雄星の今後の活躍に期待!
では、菊池雄星が立派な「若獅子エース」になる為にメッセージを送りますね。
「やっぱり、速球を主体とした投球に戻すべきですよ。せっかく160Km/h近くのストレート持っているのに使わないなんて。死球の1つや2つ、あんまり気にすることないです。」
「メジャー挑戦は沢村賞をとってからにしましょう。沢村賞をとった投手でも苦戦するのがメジャーリーグですからね」
「ほとんど読書をしない私でも、たまーに本を読むとその内容に凄く感化されてしまいます。例えば『プロ野球選手になるまで』みたいな本を読むと『おし、プロ野球選手目指すか』なんて思っちゃいますよね。読書はすごい!」
以上になります。
今後、菊池は西武のエースとして地盤を固めていくと思いますが、周りの意見に負けないように自分をしっかりと持った野球人生を過ごしてください!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
西武菊池雄星は「メンタルが弱い!」という弱点が発見されましたが、もしかしたら全然そんなことは無く、コントロールが悪いのは「技術の問題」だけかも知れません(笑)
でも、菊池の経歴やあの「やさしそうな顔」を見ると「あープロ野球では生きていくのが難しいのかなー」なんて思ったりしたもんで・・・(汗)
いずれにせよ、菊池の持っている「投球技術」は間違いなく「栄光の未来」を切り開く重要なものになりますので、これからどんどん良い結果を出していくはずです!
西武菊池雄星選手の活躍を心から応援しております!!