「2017年から西武は辻監督を就任させた訳だけど、正直言って秋山監督の方が良かったんだけどなぁ。ソフトバンクでの実績もあるし、元西武の選手でさらに人気者だからな。」
確かに、秋山の方が人気実力共々辻監督より上、と見るのが普通だと思いますが、私は辻監督には秋山より期待しているんですよ!
辻監督の現役時代は、西武の「黄金時代」を支えた打者として、陰ながら成果を出してきた実績のある選手です!
また、監督就任までに様々な球団のコーチや中日の二軍監督を経験していますから、辻監督は指導者としての実績も豊富ですね。
以上の経歴の持ち主である辻監督だったら、西武をAクラスに引き上げると私は確信しております!
「うーん、辻監督でも良さそうな気がするんだけど、なんか今一つ決め手に欠けるんだよなぁ・・・存在感が無いというか、カリスマが足りないような気がするかな?」
私は辻監督にそこまでの「スター性」は望んでおらず、西武の選手に対して「喝」を入れて欲しいんですよね!!
辻監督が就任するまでの約3年間の西武は、私から見たら「何をやっているんだ!」という状態ですよ(怒)
辻監督はその状況を一変してくれる監督になるはずなので、辻監督が采配するであろう「具体策」を野球ファンのあなたに、私が全力でお伝えしていきますね!!
目次
西武辻監督は確実にAクラスへチームを上昇させるぞ!!
古臭いやり方が、あえて良い方向に導くはず!
辻監督は昔ながらの監督タイプで、厳しい練習はもちろん、服装や髪型にも厳しいらしいです。
でも今の選手ってそうやって厳しくすると「んじゃ、帰ります」っていうタイプが多いじゃないですか(笑)
なので、辻監督には是非、
そういう選手は見捨てて欲しいです!!!!
もうね、西武は「甘えたこと」を言ってられないんですよ!!
西武の歴史を考えると「2014年から3年連続Bクラス」というのはあり得ない話なんですね!!
前任の田邊監督は「服装や髪型などは何でもいいよ」という放任主義だった為、選手全体にまとまりが出ず、ダラダラと2年連続4位という成績を生んでしまったのですよ!!
辻監督にはその放任主義から脱却するべく「鬼の如く」厳しくやってもらって構いません!!
辻監督は西武時代の「黄金時代」の基礎となった、厳しすぎる「管理野球」の体験者ですから、そこで学んだことと体験したことを選手にぶつけていけば、いい方向に転がっていくと私は信じていますよ!
今の西武の選手には「やる気と目的」が足りないので、あとは辻監督が「やる気と目的」を徹底的に選手へ叩き込めば「Aクラス」入り位余裕だと思うんですけどねぇ・・・
実際に辻監督の就任時のインタビューを見てみると、
「信念を持ってやるので、怒ることもある。ユニホームを着たらそういう部分が出るのは仕方がない。」
と言っていますから、西武の選手は「覚悟」して辻監督と共に勝利を重ねていってください!
2017年5月21日の西武の成績は「3位、22勝、17敗、1引分」と順調な滑り出しなので、辻監督は今後も気を緩めずに、まずは「Aクラス」を目指してください!!
辻監督の「Aクラス」入りは監督としての必須条件ですが、その上の「黄金時代」を再び築き上げることは出来るのでしょうか!?
果たして辻監督が、その難題にどう立ち向かっていくのか一緒に見ていきましょうか!
西武辻監督は第二期西武黄金時代の監督として君臨出来るのか!?
厳しいだけの一辺倒であれば「黄金時代」を再建することは出来ないです・・・
しかし「基礎」なら作れる可能性大!!
私は辻監督に「鬼の如く」西武の選手に厳しく指導しろと言いましたが、それはあくまで「Aクラス」入りを果たす為の手段であり「第二期西武黄金時代」を築き上げるにはそれだけでは足りません!
辻監督には選手に「敬意を持つ」態度が必要になると私は思っています。
もちろんそれは「へりくだる」という訳ではなく、「敬意」と「厳しさ」のバランスを上手く保つと言うことです!
果たしてそれが辻監督に実行出来るのか!?
辻監督は「ポジティブ」な人だということを聞いたことがあります。
その「ポジティブ」な中でも辻監督は「反省しないポジティブ」なのでは無いかと心配しております・・・
辻監督が反省しないということは「自分の考えを環境に合わせて適応させるのが不得意」ということになると私は思っています。
つまり、辻監督にはそれまで厳しくやってきた選手に対して、急に「敬意を示せ!」と言っても「?」となってしまうということです!
では何故辻監督が「反省しないポジティブ」なのかというと、現役時代は日々猛練習に明け暮れ、当時の西武監督に対しても愚痴をこぼさず「素晴らしい監督でした」と猛練習に対して何の疑問視もなかったんですね。
つまり「野球は練習が全て、頭より体を動かせ!」という考えが染みついており、そこに辻監督の「ポジティブ」がプラスされてしまい「反省しないポジティブ」が生まれてしまったのかなーと推測しています(汗)
しかし、猛練習をすることは決して悪いことでは無く、選手を心身共に鍛え上げ、組織として皆で同じ方向、目的を目指すことになり、その姿勢は「第二期西武黄金時代」の基礎になると私は信じていますよ!
辻監督が第二期西武黄金時代の監督として君臨できれば「監督円満退任」という形で万事オッケーですね!!
それでは、猛練習に耐えてきた辻監督の現役時代を見て、指導者としての素質を私と一緒に探し出してみましょうか!
西武辻監督の現役時代の成績を振り返り指導者としての資格があるか探る!
現役時代は鉄壁の二塁手でした!
そんな守備職人である辻監督の現役時代は
- 西武時代、プロ1年目からプロ12年目
- ヤクルト時代、プロ13年目から現役引退まで
の2つになりますね。
まずは、辻監督の西武時代から見ていきましょう。
西武時代、プロ1年目からプロ12年目
高い守備力を買われて、西武黄金時代を支えていました。
辻は、プロ1年目(1984年)に当時の西武監督「広岡達朗」から徹底的にノックを受け、守備を鍛え上げられました。
その成果もあり辻はプロ2年目(1985年)には、一軍の二塁手として主に下位打線を打ち「繋ぎ役」としてチームの支えになりました。
また、辻の守備力は芸術的なモノがあり、逆シングルでボールを取りジャンピングスローで一塁に投げる姿は、私の記憶の中で鮮明に残っている程、素晴らしい守備です。
辻の全盛期時は「打つ寸前のバットの角度から打球の方向が判断できた!」という直感の持ち主でもありました。
現役選手で辻と守備力を争えるのは広島の「菊池涼介」だけだと私は思っております!
広島菊池の守備が完璧!年俸は右肩上がりだが全然足りない実力の持ち主!
広岡監督から鍛え上げられたことが、辻を鬼監督として西武へ送り込んだキッカケになったんでしょうね(笑)
ヤクルト時代、プロ13年目から現役引退まで
守備での衰えが見えてきましたが、打撃でフォローするようになりました!
辻は、プロ13年目(1996年)にヤクルトへ移籍し、そこで自己最高の打率となる「.333」を記録しますが、惜しくも「首位打者」の獲得には至りませんでした(悲)
その後の辻は代打での起用が多くなりますが、プロ15年目(1998年)には打率「.304」とチャンスに強い代打として活躍していました。
プロ16年目(1999年)には、体のケガも重なり出場試合も「17試合」と激減し、その年で「現役引退」となりました。
辻の打撃スタイルは「気持ちで打ちに行くタイプ」と自分で言っていたので、その考えを監督としては「気持ちをぶつけて教える」に切り替えて、西武選手をビシバシ鍛え上げて欲しいですね(汗)
現役時代を見返すと、辻監督は「頭より体を動かすタイプ」なんだと改めて実感しました(汗)
辻監督は頭より体を動かすタイプですので、あまり選手に対しストイックになりすぎないことを祈るばかりですね。
がむしゃら感が強い辻監督ですが、実はグラブなどの道具は大事に使っていたみたいですよ。
意外な一面が見つかったので、興味が湧いた野球ファンのあなたは次の項も読むしかないですよね(笑)
西武辻監督は野球道具を大切に使用するので選手も大切にする!?
モノやヒトは大事に扱おう!
辻監督は、現役時代にオーダーメイドのグラブを作り、試合に臨んでいましたが、現役16年を通して5個のグラブしか使用していなかったそうです(少)
またグラブの取り扱いには細心の注意を払い、新品のグラブはボールを中に入れてタコ糸で縛り、水につけてから陰干しにして油を塗る工程を繰り返し、軟らかくなったものを練習で慣らし、およそ半年かけて使える状態にしていたみたいです・・・
確かに、新品のグラブは皮が硬くて、使い物になるまでには結構時間がかかるんですよね。
私のグラブ調整法は、とりあえずキャッチボールやノックを繰り返し行って、たまにグラブに油を塗ってを繰り返し行っていると、いつの間にか使いやすいグラブに変わっていた、という雑なものでした(笑)
辻監督は、自分の守備を「最大限」に発揮するにはどうしたらいいか、と考えた末に見つけ出したのが独自のグラブの手入れだったと私は思っています。
そうした考え方は、グラブから選手に置き換えて考えて頂きたいんですよ。
私は辻監督に「選手には鬼のように厳しくしろ」と言いましたが「選手を雑に扱え」とは言っていないので選手もグラブと同じように「細心の注意」を払って、指導して頂きたいですね。
やっぱ、厳しさの中に見せる「優しさ」って大切じゃないですか!
辻監督はそういった「優しさ」が欠如している人物では無いと、私は思っていますので「鬼の心にも慈悲」もたまには選手に見せてあげてください!!
これまで「鬼、鬼」と辻監督を言ってきましたが、そんな「鬼監督」がどうやって西武に入閣したのか気になりますよね!
その経緯を調べてきましたので、驚きの結果を一緒に見ていきましょう!
西武辻監督が就任した経緯を独自目線で鋭くチェック!!
例え2番手であろうとも、結果を出してフロントを黙らせるべき!!
これはとある人から聞いた話なんですが、実は2017年度の監督は辻監督ではなくて、元ヤクルトの「宮本慎也」だったらしいです!
あくまで噂の域は出ないのですが、何故、西武の監督候補に宮本の名前が挙がったのでしょうか。
それは宮本が、社会人野球をやっていた際に西武系列のプリンスホテル出身で、今の西武の球団社長もプリンス出身で、その関係から今でも連絡を取り合っている仲みたいだからということです・・・
宮本も監督をやる気だったみたいですが、西武側から提案された「コーチ名簿」を見てみるととある「巨人のOB選手」がいたことが「監督NG」となり、急きょ、辻監督の名前が挙がったそうです。
これらが事実だとすれば、辻監督は宮本信也の「代打」みたいな存在になってしまいますが、そんなことはどうでもいいんですよ!!
辻監督が、2017年に西武をAクラスに引き上げるとしたならば「ほら、辻を監督にして良かっただろ」とフロントの手のひら返しがさく裂しますので、問題ありません!!
私は、宮本だろうが秋山だろうが西武を強くするには「厳しさ」が一番必要だと思ってます!
その中で一番厳しいのが「辻監督」ですから、西武ファンはガッカリすることは1つもないんですよ!
プロ野球ファンのあなたは私と辻監督を信じてくれますか?
そうですか・・・やっぱり信じてくれるんですね!!
ありがとうございます!!!!
西武辻監督の成績に注目しろ!獅子をBクラスという檻から脱出させるぞ!!のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
辻監督の「厳しさ」があれば、西武はとりあえずAクラスは確定するということは伝わったでしょうか!
もし、これでまた西武がBクラスだった場合には・・・そうなった時に考えます(笑)
ここまで辻監督を擁護するのは「西武はBクラスにいるチームではない!」ということを野球ファンのあなたに伝えたかったからです!
「昔は西武強かったけど、今はなぁ・・・(失笑)」みたいなことを言われない為にも、私は、辻監督率いる西武ライオンズを心から応援していきます!!