「西武中村のホームランはすごいよ。あんな綺麗な弾道でスタンドインさせてしまうんだからな。それで今もそのホームランは健在なの?」
その通りです、西武中村のホームランは健在で近年でも「本塁打王」や「打点王」を獲得するなど、打撃に関しては衰えは見えませんね。
中村の持ち味と言えば「ホームランか三振」という究極の2択打撃ではないでしょうか。
「三振」が入ると聞こえが悪いですが、三振数をカバーする為のホームラン数は打っていますし、打点も多いのでチャンスに強い打撃も出来ています。
私はこの中村の打撃スタイルが非常に好みであり、目指していきたい「打撃No.1」ですね!
やっぱりね、ホームラン打つのはすごく気分がいいもので、私は生まれてきてからホームランを打ったことなんて片手で数える程しかありません。
それでも自分がホームランを打ったことは記憶の中に鮮明に残っていますから、自分の野球人生において「ホームラン」というのはそれだけ「特別」な存在なのです!
「しかし、中村は最多三振数の記録をいくつも持っているけど大丈夫なのか?」
うーん、それは「本塁打王と三振数はセット」ということであまり深く考えないでください・・・(笑)
まずは「当たればホームラン」の西武中村の成績を見て「三振多いけど、やるじゃん!」と納得してもらいたいです!
では、これまで「ホームランをおかわりしまくった」中村の成績を一緒に見ていきましょう!
目次
西武中村剛也のこれまでの成績
ケガに苦しんだ中村ですが、そのケガに負けることなく「ホームラン量産」を成功させました!
その「ホームラン量産」までの過程を
- プロ1年目からプロ3年目の西武中村剛也の成績
- プロ4年目からプロ10年目の西武中村剛也の成績
- プロ11年目以降の西武中村剛也の成績
の3つに分けました。
まずは、プロ1年目からの中村を見ていきましょう!
プロ1年目からプロ3年目の西武中村剛也の成績
中村のホームランのおかわり数はかなり控えめな結果になりました・・・
プロ1年目(2002年)からプロ3年目(2004年)は、1軍での出番はほとんどなく、2軍での調整が続いていました。
この期間は「プロの厳しさ」を味わう為の「大切」な時期なので、このような結果で問題ないと思いますよ。
高校野球からプロに入ってきた訳ですから、金属バットから木製バットに代わって、なかなかボールをミートさせることが難しかったんでしょうかね。
私も木製バットで打ったことがありますが、なかなか打球は飛んでくれませんし、精一杯やって当たってもショートゴロが限界でした・・・(泣)
プロ4年目からプロ10年目の西武中村剛也の成績
10年目までに3度の「本塁打王」を獲得して、中村の「おかわり」は大胆になっていきます!
西武中村は、プロ7年目(2008年)、8年目(2009年)そして10年目(2011年)にそれぞれ「本塁打王」を獲得しました。
しかも全て「40本後半」ですから「質の良い本塁打王」になりますよね!
しかし同時に上記同年度全てで「三振王」も獲得してしまいます・・・
この記録は「ホームランを量産させる為に出来てしまった副作用」と思ってください!
中村は「毒も食らいながらもホームランを打つ!!」
まるで野武士のような打撃は「決して悪くない」と「野武士JAPAN育成委員会所属」の私は断言します!!
プロ11年目以降の西武中村剛也の成績
また「本塁打王」を3度獲得しますが、同時に体のケガも増えていきます。
西武中村は、プロ11年目(2012年)、13年目(2014年)、14年目(2015年)でそれぞれ「本塁打王」を獲得しました!
その一方で中村は「左膝の手術」「左股関節の負傷」などのケガが目立つようになりました。
私はケガが目立っている原因には「中村の体重の重さ」が関係していると思われます。
「だったら痩せればいいんじゃね?」と思われがちですが、痩せたら打撃力(パワー)も衰えてしまう可能性があるのでダイエットには着手しなかったんだと考えられます!
三振以外の「ケガ」という「毒」も食らいながら、中村は自分の打撃スタイルを変えることはしなかったと考えられます。
中村の体は私たちが思っている以上にボロボロだと思います。
しかしボロボロになったからこそ、中村はこれまで6度の「本塁打王」を獲得することが出来ました!
「諸刃の剣」のような、これまでの中村の野球人生に私は「敬意」を表したいです!
西武中村剛也がチームの勝率にどれだけ貢献しているのか?
攻撃の要である「本塁打」と「打点」の「王」を獲得しているので、中村の貢献度は高いはずです!
そんな中村の「最大の武器」となるのは
- 西部中村剛也の芸術的なホームランの数々!
- 西部中村剛也は打点もおかわりしている!
の2つになりますね。
まずは、ホームランに関して見ていきましょう!
西部中村剛也の芸術的なホームランの数々!
打った瞬間に「入った」と分かる、それが中村のホームラン!
テレビ中継で実況が「入るか?入るか?」と「ホームランになるかもしれない」打球が出た際によく聞くフレーズですよね。
中村にはそういった「曖昧」な打球を打つことが少なく、実況が「これは入ったでしょう!!」という風に「確定」のフレーズを言わせる「打球」が多いんですよね。
要は中村の打球は、綺麗な放物線を描くように、スタンドに吸い込まれていくような感じになります。
私も綺麗な打球を打ちたいのですが、最近は「内野フライ」が多いので、バッティングセンターで自主練する必要がありますね(笑)
西部中村剛也は打点もおかわりしている!
中村はチャンスに弱くない!
その証拠が「打点王」だ!!
噂では「中村はチャンスで打てない」という話を聞きますが、そんなことはないと思います。
それは「打点王に輝くためにはチャンスで打たないと成り立たない」という持論が私にはあるからです!
確かに打率は低いですし、三振も多いですが、それ以上に「ホームラン」と「打点」を稼いでいるということは・・・
チャンスでのホームラン数が「平均以上」ということになるんじゃないでしょうか!!
中村は「通算満塁本塁打(16本)」の「日本記録」を持っていますから、やっぱりチャンスではしっかりと打っているんですよ!
中村の強みは「ホームラン」と「打点」ですが、それと合わせて「チャンスでのホームラン」もあるということがわかりましたよね。
西武の監督も「プロ」ですから「チャンス」で打てない打者を4番に置いたりはしないはずです。
私と監督の言うことを聞いて「実は中村はチャンスでも打ってんじゃないの?」と考えを変えてくれると嬉しいです。
ではそういった「チャンスでも打っている」ことが評価されているはずの年俸はどのくらいなんでしょうね。
中村の年俸は比較的高い部類になるかと思いますが、その妥当性を見ていきましょう!
西武中村剛也の年俸は成績に見合った額として妥当なのか?
うーん、ちょっと貰いすぎですかね、妥当ではないですね・・・
2017年度の中村の年俸は「約4億1000万円」です。
中村の年俸に関しては、
- 西武中村剛也の年俸が妥当ではない理由
- 西武中村剛也の巨額年俸を維持させる為には?
の2点になります。
まずは、妥当でない理由を見ていきましょう。
西武中村剛也の年俸が妥当ではない理由
それは中村の「ケガ」が多いからです!
西武側としては毎試合に出て欲しいですし、合わせて活躍もして欲しいはずなんですよ。
中村は活躍出来ていますが「ケガ」により試合で出れないことが多いように見えます。
となると「あーこいつ、たまに居なくなるから少し使いづらいなー」という風に監督やコーチなどに思われても仕方が無いんですよね。
なのでケガが多い現状では「約4億1000万円」は貰いすぎで、あまり試合に出れてないことを考慮すると「約2億円」が妥当なのかなーと思います。
西武中村剛也の巨額年俸を維持させる為には?
中村がケガをしても無理して試合に出て、ホームランを打ちまくるしかない!
ただの精神論になってしまいますが、しかしこれはもう「結果」を残していくかないんですね。
実際、中村は試合に出れば結果を十分に残しているんですよね。
ケガをして試合に出れない為、中村は成績が落ちてしまったり「本塁打王」を逃してしまったりしているんですよ。
今後は「粉骨砕身」の勢いで試合に臨まないと、年俸維持は難しいのかもしれません・・・
ケガをしてまでホームランを打ち続ける中村には「敬意」を表していると言っていましたが「お金」が絡むと「もっと頑張れよ」と厳しい意見に代わってしまいましたね(笑)
やっぱり心のどこかで「なんだよ、何億も貰いやがって、プロなんだから自己管理ぐらいしっかりしろよ!」と思っている「嫉妬の部分」があるのでしょうね(汗)
とまあ、中村に厳しいことを言ってしまいましたが、素晴らしい選手であることには間違いないので、中村以外の素晴らしい「現役ホームランバッター」と中村を比較してみましょうね。
西武中村剛也と現役ホームランバッターと比べてどうだろうか?
中村は「若手」のホームランバッターには勝ちを譲ることになってしまいますね・・・
比較する選手は以下になります。
- 球界を代表する4番、DeNA筒香嘉智
- トリプルスリー、ヤクルト山田哲人
- 成績以上の長打力、日ハム中田翔
まずは筒香との比較を見ていきましょう。
球界を代表する4番、DeNA筒香嘉智
ここは球界の未来を背負って立つ存在「筒香」に勝利を譲りましょう!
筒香が活躍し始めたのはここ2~3年なので、通算成績を比較してしまうと、中村が有利になってしまいます。
なので、今後筒香がこのまま成績を落とさずに活躍してくれる前提で比較してみると、筒香は将来的には「松井秀喜」のような打者になると思うんですよね。
となると中村と「松井(仮)」を比較してみると、自然と「松井(仮)」の勝ちになりますよね。
筒香は若いですし、これからもどんどん活躍してもらわないと困る存在なので「未来」の為に、中村には負けてもらいます・・・
しかし「本塁打王」獲得の数は松井本人より3回も多いので、ホームランを打つ技術は松井及び筒香よりも優れていますね。
トリプルスリー、ヤクルト山田哲人
「本塁打王」とトリプルスリーを達成した山田の勝利となります!
シーズン中の最多本塁打数(48本)では中村の方が上ですが、山田は38本を打って、かつトリプルスリーを達成しているので、その分山田の方の勲章が多いですよね。
ホームランでは中村ですが、それ以外では山田が勝ち、ということです。
いくら中村がホームランバッターとはいえ打率が「.250前後」ですから「.300」を超えている山田を使おう、と監督目線で判断しました。
まあ、中村ぐらいの打率でホームランが10本以下の選手なんて意外と多いですし、普通は打率とホームラン数って比例するはずなんですよね。
それが比例していない中村の成績は「特殊な部類」になりますかね。
成績以上の長打力、日ハム中田翔
これは中村と同じぐらいの打率で、しかもホームラン数が少ない中田には、勝ちます!
うーん、残念なことに中田はまだ「打撃開花」していないんですよ。
しかし「若手」の部類でも無いので、将来を見越しての比較は行いません。
そうするとホームラン数が多い中村の勝利となります。
中田にはもう少し頑張って欲しいんですけどねぇ。
本当に中村を見習った打撃を、中田には心がけて欲しいですね!
中田には勝って当たり前の中村でしたが、単純に「ホームランを打つ」技術は現役選手では「最強」ではないでしょうか。
最強のホームラン職人中村ですが、最後に私から「こうすればもっと活躍出来る」ように応援メッセージを送りたいと思います!
西武中村剛也の今後の活躍に期待!
私にホームランの打ち方教えて欲しいんで、メッセージを読んで感激などしたら、是非「打ち方教えてやるよ」というご返事をお待ちしています(笑)
「あなたは超ホームラン特化型選手だと認識しています。打率の低さや三振数の多さはあまり気にせずに、これからもホームランを狙っていってください。狙って入れてしまうのが最大の売りですからね。」
「近年はケガが目立ってきており、継続して試合に出れていませんよね。ここは『代打でもいいんで、ケガしても使ってください』と志願するのはどうでしょうか。実践したら本当に野武士みたいでかっこいいです」
「ホームランはおかわりしますが、実際のご飯はどれくらいおかわりするのでしょうか?私は年を重ねることによっておかわりしなくなりました。しかし痩せませんでした・・・」
以上になります。
感動したかどうかは「あえて」聞きませんが、前向きなお返事をお待ちしています!!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
西武はリーグ優勝から遠ざかっているシーズンが続いています。
そんなシーズンに歯止めを打つためには「中村が規定打数打つ!」ことがまず第一前提です!
中村は規定打数を打ては必ず「本塁打王」を獲得しているので、ケガとの兼ね合いがありますが、どうにかして試合に出てください!!
西武中村剛也選手の活躍を心から応援しております!!