「そういえば、西武にいたカブレラは凄かったな。ピンポン玉のようにボールを飛ばして、シーズン55本のホームラン記録に並ぶことが出来たからなぁ。」

アレックス・カブレラと言えば、特に西武の2000年代を支えた「超長距離砲の助っ人選手」として野球ファンには知られていますよね。

それは「シーズン55本のホームラン」を打ったことで「王貞治」の記録に並んだことが、認知度を高めた理由だと私は思います!

また、アレックス・カブレラのあの豪快なスイングは「当たればホームラン」という言葉が一番似合うスイングだったのではないでしょうか!

「カブレラのあの打ち方はすげぇよな。それに野球選手とは思えない体付きしてたし、なんか一時期カブレラにドーピング疑惑がかけられたよね。あれってどうなったの?」

うーん、プロ野球での疑いについてはカブレラ本人は否定していましたが、なんだか怪しいのは否めませんね・・・(怪)

ただ、筋肉を付けまくったからといってホームラン数が増える訳でもないですし「清原和博」の例を見てもらうと分かる通り、バットがボールに当たらないと話にならないんですよ!

私から見てもカブレラは当てる技術も高かったですし、プロ野球での通算打率は「.303」ですから、力だけのホームランじゃないんですよね!

では、カブレラはどのような成績でプロ野球界にホームランをまき散らしていったのか、ホームランが大好きなあなたと一緒に見ていきましょう!!

アレックス・カブレラの成績はホームランを量産したおかげで球史に残った!

アレックス・カブレラの全盛期は西武時代でした!

では、他の球団ではどうなっていたのか気になるカブレラの球史を、

  • アレックス・カブレラの黄金時代、プロ1年目からプロ7年目
  • アレックス・カブレラの衰退時代、プロ8年目からプロ12年目のプロ野球引退

でお伝えします。

まずは、黄金時代のカブレラを見ていきましょうか。

アレックス・カブレラの黄金時代、プロ1年目からプロ7年目

入団初年度から圧倒的な成績とパワーを見せ付けました!

アレックス・カブレラのプロ1年目(2001年)の成績は「打率.282、49本、124打点」という他に類を見ない成績で「西武にカブレラ在り!」と存在感抜群の年でした!

また、プロ2年目(2002年)にカブレラは伝説に並んだ「打率.336、55本、115打点」の「当時のシーズン本塁打1位の記録55本」に並び、助っ人選手としての地位を確立させました!!

その後の成績は多少は下降しますが、プロ7年目までの平均成績は「打率.300、30本塁打」を上回る成績を残し、2002年の「リーグ優勝」2004年の「リーグ優勝、日本一」達成への大きな原動力となりました!

しかし、西武はカブレラのプロ7年目(2007年)のオフに契約を更新しないことが明らかとなり、その後「カブレラの薬物使用疑惑」が上がったこともありましたが、なんとか「オリックス」との契約を成立させるのでした・・・

うーん、上記のような好成績を残していたカブレラですが、西武も薬物疑惑に気付いていながら「ある程度の結果を残してもらったから、バレる前にサヨナラしよう」ということでのクビだったのでしょうか(疑惑)

私は、カブレラが残した成績は「筋肉以上の野球センスで勝ち取った結果」だと思っていますので、カブレラはこの成績に誇りを持ってもらいたいです!

アレックス・カブレラの衰退時代、プロ8年目からプロ12年目のプロ野球引退

やはり、どんな選手にも衰えはやってくるものですね・・・

アレックス・カブレラのプロ8年目(2008年)は「打率.315、36本、104打点」という成績を残し、まだまだオリックスでもやれるぞ!!

ということを見せたカブレラですが、契約面でオリックスと折り合いがつかず、プロ10年目(2010年)のオフにクビとなり、今度はソフトバンクと契約することになりました(汗)

しかし、ソフトバンクでのカブレラは衰えが見え始め、そこに自身のケガが加わり「打率.225、10本、35打点」の低成績を残し、翌年のプロ12年目(2012年)のシーズン途中に退団となりました・・・(泣)

カブレラが退団した際の年齢は「40歳」ですからね・・・

40歳まで野球をやり続けたカブレラは、己の野球道を突き進んだと私は思いました!

ソフトバンク退団後のアレックス・カブレラは、母国ベネズエラで野球選手としてプレイしていたみたいですね。

「凄い」の一言しか出ないですね、この野球に対する貪欲っぷりは・・・

そのカブレラの貪欲さが、55本のホームランを生み出したと私は思っています。

そんなカブレラが55本を打ったことと、歴代記録となっているOPS(出塁率と長打率を足した値)を独自目線でお伝えします!

野球ファンのあなたは、カブレラのホームランの勢いのように、次の項へレッツゴーですよ!!

アレックス・カブレラ 成績 現在

アレックス・カブレラの成績はホームラン55本とOPSがスゴイ!!

「バットコントロール+パワー=ホームラン」の方程式はカブレラの特権!!

野球ファンのあなたであればお気づきかもしれませんが、野球というのは・・・

「ボールをバットに当てないと始まらない!!!」

ということは知っていましたか!?

・・・あ、すいません、あえて聞いてみました(笑)

何故、こんな基本的なことを聞いたのかというと、

「どーせカブレラは筋肉がすげーからホームランを量産出来たんだろ(笑)」

と、にわか野球ファン丸出しの考え方をしている人がまだ居るみたいなので「警鐘」として、カブレラのホームランの秘訣をお伝えしたかったからです!

で、その秘訣というのは「常にホームラン狙いではなく、状況をみてコンパクトな打撃も可能で、右方向への流し打ちも可能なバットコントロールをカブレラは持っている!!」ということなのです!!

要は、ある程度のボールだったらバットに当てるのは簡単なので、大振りのアッパースイングでもホームランを叩き込む「技術」と「力」があるということになります!

その「技術」と「力」が合わさって「シーズン55本」のホームランを打ったということになると私は断言します!!

決してカブレラは「力」だけの打者ではないのです!!!

また、カブレラのOPSの通算成績がすげーことになっていて、あの「落合博満」を上回る「.993」という歴代3位の結果を残しています!(落合は.987の歴代4位)

OPSは.900以上の数値であれば「一流選手」ということになりますので、カブレラは通算成績で.900以上なので「カブレラのプロ野球人生は一流だった!」ということがわかりますよね!!

では、今度は一流選手カブレラの現在にピントを合わせてみましょう。

なんと、現在でもカブレラは「現役選手」としてまだ野球を続けているみたいですが、果たしてどんな活躍をしているのか一緒に見ていきましょうか!

アレックス・カブレラは現在も現役選手として活躍しているのだ!!

50歳ぐらいまでやるのでしょうか・・・

アレックス・カブレラは現在、故郷ベネズエラの「ウィンターリーグ」で「ティグレス・デ・アラグア」というチームに所属しています!!

2015年度は50試合に出場し「打率.335、11本、39打点」という成績で「本塁打王」「打点王」「MVP」を獲得していました!

2017年6月現在カブレラが「チームをクビになった」という情報は入ってきていないので、50歳の2019年まで活躍してくれるのではないでしょうか!?

本当に凄いですね、ウィンターリーグのレベルがどれくらいのものかは知りませんが、それでも打者二冠とMVPを獲得した実績がありますから、カブレラの底が見えませんね・・・(深)

人間の年齢というのはあくまでも「目安」であり、誰もが同じように老いていくことは無いですし、映画「ベンジャミンバトン」みたいに若返る可能性だってあるかもしれないです(オカルト)

もしかしたら、カブレラは今現在若返っており、これから「メジャーリーグ」でも目指すんじゃないですかね!?

カブレラは自身のホームランのように「夢」と「希望」は大きくもって、これからもウィンターリーグで活躍していってほしいです!

まだまだバリバリのカブレラですが、ここらで「薬物疑惑」について触れておきましょうか・・・

野球選手として「ドーピング」はご法度ですが、果たしてカブレラがそのタブーに触れてしまったのか見ていきましょう!

アレックス・カブレラ 成績 現在

アレックス・カブレラに向けられた薬物疑惑について斬る!!

うーん、カブレラの言い逃れかもしれません・・・

ただ、カブレラの実力は信じてあげてください!

まずカブレラの「1度目の薬物疑惑」ですが、2000年の「ダイヤモンド・バックス時代」の話になります。

2000年9月、球団のクラブハウスに届いたカブレラ宛の荷物に「ステロイド」が届いたことが始まりでした。

クラブハウスに届いたステロイドを「使っていた」という前提で話を進めますと、西武時代の2005年頃から身体付きが小さくなったので(ステロイドの服用をやめた時の現象)プロ野球での「薬物疑惑」はズレていないように見えます。

カブレラ本人は「ダイエットをしたから小さくなった」と弁明し、その後も決定的な証拠もなかったので「疑惑」のままとなりました。

しかしカブレラの「2度目の薬物疑惑」は、2014年に「メキシカンリーグ」でプレイしていた際に「ステロイド服用」の容疑をかけられ「メキシカンリーグを永久追放」されてしまいました(汗)

これに対しカブレラは「誰かの陰謀だ」と弁明し、調査結果も「証拠不十分」となり永久追放は解除されました・・・

そうですね、これはカブレラが「ドーピングしてんな、お前」と言われてもしょうがないと私は思いました。

まず、自分の荷物にステロイドがあったらそりゃ使用目的以外の何物でもないですし、2度目の疑惑だって1度目があるからこその「疑いの目」ですから、カブレラも自分の非は認めるべきだと思います!

しかし、カブレラがプロ野球に残してきた成績は「全てドーピングのおかげ」では無く、カブレラの技術があってこその結果だと私は認めてもらいたいのです!

私からすると「ドーピングによる筋肉増強」は「カレーにはリンゴとはちみつを入れる」ぐらいの効果だと思っています!

リンゴとはちみつを入れると「なんかカレーにコクが出たなぁ」ぐらいの感覚なので、コクが出たぐらいで55本のホームランは打てませんから、カブレラの実力を信じてあげてください!!

結局、薬物疑惑はあいまいになってしまったカブレラですが、実はカブレラの息子が野球選手だったことはご存知でしょうか?

カブレラのプロ野球時代のような成績を残しているのか興味がありますが、息子の活躍ぶりを見ていきましょう!

アレックス・カブレラの息子に注目してみよう!!

息子もプロ野球に来たらいいのに。

カブレラの息子は、マイナーリーグの選手として「マイアミ・マーリンズ」に所属しています!

カブレラの息子の名は「ラモン・カブレラ」と言い、顔はあまり親父のアレックス・カブレラには似ていませんでした(笑)

顔もそうですが、成績もアレックス親父には似ておらず、2016年のメジャーでの成績が「打率.246、3本、23打点」とサッパリな感じでした(悲)

しかし、これはあくまでも「メジャー」での成績なのでプロ野球にきたら大きく化ける可能性だってありますし、

「俺は親父のアレックス・カブレラと違って、ドーピングなんてしなくても55本打てるぜ!!」

という所を、西武で見せて欲しいというのが私からの要望ですね(切望)

ただ、ポジションが捕手なので、プロ野球での外国人選手の捕手は守備での活躍が難しいので、一塁手にでもコンバートしてもらいたいです(願い)

やっぱり親父のアレックス・カブレラも、息子が野球を頑張っているのに感化されて、今でも現役を続行しているんでしょうね、まさに親子愛です!!

また、長嶋茂雄や野村克也、落合博満の息子は「野球選手としては大成」しなかったので「二世選手は失敗する」というジンクスを、息子のラモン・カブレラにブチ破って欲しいですね!

アレックス・カブレラ 成績 現在

アレックス・カブレラの成績と現在に刮目!超長打力を持つ男の野球道とは?のまとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

アレックス・カブレラは、プロ野球で歴史に残る成績を残しましたが、それを「無効」としてしまうような「疑惑」にかけれており、今一つ煮え切らない部分もありました(汗)

しかし、カブレラの持っている「野球センス」は、私のような素人が見ても「こりゃ一級品だ!」と感動してしまうようなモノなので、ドーピングだけで、のし上がった選手ではないことを信じています!

また、息子のラモン・カブレラの活躍も期待していますので、親父のアレックス・カブレラも息子に負けないように現役を限界まで続けていってください!

カブレラ親子の活躍を私は応援しております!!