「いやーやっぱりヤクルトの山田は凄いよな。どこが凄いって言われると『全部!』って言っても問題ないし。記録に残っているといえばトリプルスリーだけど、それ以外で何か強みってあるの?」
もちろん、あります!!
ヤクルト山田はトリプルスリーばかり注目されていますが、そこばかりではまだまだ山田を知っている、とは言えません。
そんな山田のことをまだよく知らないあなたにトリプルスリーになった「過程」の部分を私がお伝えしましょう。
「過程って・・・そんなもん、めちゃくちゃ努力したんでしょう?他人の何倍も?握ったバットに血が染み付くぐらいに」
もちろん、努力は十分にしたはずです。
でも、プロ野球選手なんですから、誰だって努力はします。
ホームラン王「王貞治」は言いました。
「努力しても報われないことがあるだろうか。それでも報われないとしたら、それはまだ努力とはいえないのではないだろうか。」
要は、王貞治も認めるような努力をしたから、トリプルスリーという勲章を手に入れたんです。
「はー、王さんの名言は五臓六腑に染みわたるね!ビールより染みる!確かにね、プロ野球選手だもん、みんな頑張ってるよな。・・・んじゃ、さ、そろそろ、具体的なトリプルスリー以外の結果を教えてくれよ。ビール飲みながら聞くからさ」
わかりました!
私のツバメのような鋭い目線で、まずはヤクルト山田の素晴らしい成績を、一緒に見ていきましょう!
目次
ヤクルトの山田の凄すぎるこれまでの主な成績
凄い中での1番はやっぱり「打率」です。
まだ6年目なので、通算打席数(4000以上)には達していませんが、通算打率は「.312」
これは歴代6位に相当します!
まだ山田の通算打席が2400程なので気の早い話ですが、このまま行けば歴代トップ10以内に食い込む通算打率を残すはずです!
打率を残す、という根拠ですが、山田は配球コースによる弱点がほぼありません。
それは、2014年に打撃コーチとのマンツーマン指導により開花させました。
マンツーマン指導を行ったからといって、必ず結果が出る訳ではありません。
山田は結果を出したからこそ、どのコースでもヒットさせる技術が身に付きました。
真ん中付近のボール(ピッチャーから見ると失投)の打率は5割近くあります!
この失投を見逃さず、安打に結びつけていることが山田の凄いとこなんです!
失投を外さず打つことが3割残す要因の1つですし、ホームラン数を増やす糧になっているんですよ。
ただ、緩いボールはあまり得意としておらず、カーブやチェンジアップは空振り、内野フライ等が目立つような傾向ですね。
あとは「ホームラン」ですが、これはシーズン単位の記録を見ると最高で「38」ですから、もの凄く打っている、という訳ではないですね。
山田の弾道を見ると、ボールの伸びは凄いんですが、高さが従来のホームランバッターより低い感じがします。
結果、ヒットになっているんで、全然問題無いのですが、ホームランを量産したいのであれば、弾道の高さを意識すればいいですね。
最後に、打点王にはまだ縁のない山田ですが、2015、2016年連続で「100打点」を取っているので、まぁ、そのうち取れるんじゃないかなーって感じです(笑)
「打点」はチーム状況も影響してきますから、ヤクルトの調子が浮上すれば、山田の打点王にも王手がかかってくるんじゃないか、というお話です。
まぁ、野球の基本は「チームプレイ」なんで、記録に固執せずに山田には今まで通り「勝ち」に繋がるバッティングを行ってもらえれば大丈夫です。
山田は凄いのでチーム貢献度が高いと思いますが、果たして「勝利」に結び付いているのか、一緒に見てみましょう!
ヤクルトの山田が勝率にどれだけ貢献しているのか?
山田自体の成績は良いですが、勝利にはあまり結びついていないです。
先程もいいましたが野球はあくまで「チームプレイ」なんですよね。
例えば、山田がヒットを打って一塁まで行きました。
次に、盗塁をして二塁まで行きました。
そして次の打者のセカンドゴロの間に三塁までいきました。
最後に三振やら何やらでチェンジになりホームに戻れませんでした。
結果「残塁率」が多いんです。
非常に高望みな意見ですが「山田よ、もっとホームラン増やしてくれっ・・・!!」
スタンドにぶち込めば、点数に変換されますし、2015年に同チームのバレンティンがシーズン60本を達成した時はリーグ優勝してますから、ホームランがいかに強力かわかりますよね?
山田もね、多分「なかなか弾道が高くならないことを気にして」ウエイトアップをやっているみたいです。
「俺がチームの為に点を取ってやる!!」
という姿勢は物凄く伝わってきます!
頑張って結果を出している山田にこれ以上負担をかけたくないんですが、やっぱり「神様、仏様、山田様、お願いします~」状態になってしまいます。
そんな山田にヤクルトは、正当な年俸を提示しているんですかね?気になるから確認しましょうね。
ヤクルトの山田の年俸は成績に見合った額として妥当なのか?
一般的な目線から見ると「妥当」ですが、私はもっと高くてもいいと思います。
ヤクルト山田の2017年度の年俸は「約3憶5000万」です。
どうでしょう、キリ良く「5憶」でいいんじゃないですかね(笑)
プロ野球に限ったことではないですが、年俸額には所属年数も加味されています。
例えば「1年目で打撃タイトル全てとりました!5億円でお願いします!」
「はい、わかりました。来年もよろしくねっ」
とはならないんですよね。
前年度と同じ結果を残すとは限らないですからね。
しかし、山田にも同じことが言えるのでしょうか?
山田は若いのに、十分な結果を出しています。
私の神の目(ゴッドアイ)で見たとき、山田は今後も調子を落とさず、今まで以上の結果を残す、という未来が見えます!!!
ということは、先行投資という意味合いで「山田くんには5億円でもいいよね」ってなっても全然全くおかしくないんですよ。
でも、ヤクルトのお財布事情もありますから、読売のようにポンポンと出せないですよね。
ただ、メジャー行きそうになったら、急激に年俸をあげるような評価は止めてほしいです。
最初から増やしてあげてください!!
山田が成績残しているのは、誰もが知っているんですから!!
お金の話でついつい熱くなってしまいましたが「そんなに貰える資格があるんだったら、他の三冠王より優れているんでしょ?」って思いますよね?
んじゃ、次の比較を見てもらって、あなたに色々と納得して頂きましょう!
ヤクルトの山田の成績は過去の三冠王選手と比べてどうだったんだろう?
やはり「盗塁王」をとって、トリプルスリーを達成した山田を褒めるべきです!
そもそも「トリプルスリー」と「三冠王」の違いですが、
トリプルスリー:「3割」「30本」「30盗塁」を同時に達成すること
三冠王:「首位打者」「本塁打王」「打点王」を同時に達成すること
となり、それぞれ質が違いますよね。
トリプルスリーは打って走って、上位の記録を出す。
三冠王は打って打撃主要記録で1位を取る。
三冠王といえば「王貞治」「落合博満」等、みんなが知ってる選手の名前があがりますが、三冠王全体に通して言えることは「盗塁は上手ではない」なんですね。
山田はトリプルスリー達成時には、必ず「盗塁王」になっています。
トリプルスリーは打撃成績を見ると「三冠王」から見劣りしてしまいますが、それは高水準のお話であり、悪いことではありません。
要は「打って走れる」というのは、ほとんど出来る人がいなくて、非常に貴重な存在なのです。
私も野球をやってますから、盗塁のしんどさはわかっています。
リードは大きく取らないといけないし、ピッチャーの牽制には気を配らないといけないし、ヒット打ったからって、落ち着いていられないんですよ。
山田は、常に気を配って、チームの為に1点でも多く入れよう、という思いで果敢に盗塁しているはずなんですよ。
ということで、チームの為に貢献してなおかつ、記録を残している山田が「三冠王」より優れているのではないか、という風に私は見てます。
最後に、盗塁より糖類が好きな私から、ヤクルトの山田に対し色々と応援メッセージを送りたいと思います!
ヤクルトの山田の今後の活躍にも期待!
もう、ね、期待しか無いんでね、何を言っていいかよくまとまってません(笑)
なので、ズラズラと言わして頂きます。
「ケガだけには気をつけよう。特にデッドボールには、細心の注意を!」
「正直、当てに来ているピッチャーもいるはず!逆にピッチャーライナーでお返ししてみよう!」
「メジャーには何時しか行くと思います。でも、日本の記録を塗り替えてほしいです。1つでもいいんで塗り替えてから行ってください。例えば通算盗塁記録(1065)とか・・・おねがいします」
「山田を見て、スーパースターが1人だけいても、野球は勝てないんだなーって再認識しました。だからといってヤクルトからFAしないでください。年俸が高い球団にいくと印象があまり良くありません」
「身長が私とほとんど同じなので、私もあなたのようになれるでしょうか?」
「ヤクルトとプロテイン、どっちの方が多く飲みますか?」
「40本、40盗塁、いけると思います!是非、達成してください」
以上になります。
これからも色々な記録を残して頂き、私のような糖類好きにも夢や感動を与えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
まとめ
最後まで、読んで頂きありがとうございます。
ヤクルト山田がトリプルスリー以外でも凄いんだぞ!
ということで色々とお話させて頂きました。
「打率残す為の特訓を行い、弱点を大幅に少なくした成果」
「盗塁を行う裏には、チームに点を入れなければいけない、という責任感」
「ヒット、盗塁だけでは点に繋がりづらいので、ホームランを狙っていく姿勢」
上記、3つがお伝えしたいポイントでした。
また、日本シリーズで「1試合3打席連続ホームラン」を達成したことで「ここ一番での勝負強さ」もあることも知って頂きたいです。
チームを勝ちに導く為の結果が「トリプルスリー」達成に繋がっているのが、ヤクルト山田なのではないでしょうか?
ヤクルト山田選手の活躍を心から応援しております!