「ふと思ったんだけど、助っ人外国人選手ってさ、全員が助っ人として活躍した訳じゃないじゃん?要は『ダメ助っ人外国人』みたいな選手ってどのくらい居たの?」
そうですね、残念ながら歴史に残った「ダメ助っ人外国人」は結構存在していました・・・
ただ、ダメ助っ人外国人というのは「期待通りの活躍をしなかった」というだけで無く「人として欠けている部分がある」と「内面的」な部分がダメな選手が多いと私は思います(汗)
内面が欠けているからといって、球史に残ってしまうような奇行を起こしてしまうダメ助っ人外国人を私は擁護することが出来ないので、今回は「怒り」の選手紹介になると思いますよ!!(怒)
「それいいじゃん!!俺は逆に面白そうだと思うし、その怒りを面白可笑しくに変えてやればいいから、とりあえず10人ぐらい紹介してよ(笑)」
・・・えっ・・・わかりました!!
ダメ助っ人外国人ファンのあなたのリクエストに応えて、今回はランキング形式で「1位~10位」の順で紹介していこうじゃありませんか!!!
では、不名誉であるダメ助っ人外国人の「第1位」を紹介していきますので、野球ファンのあなたも「こんな人間」にならないように気を付けてくださいね!!
目次
1位!史上最悪の助っ人と言っても過言ではないペピトーン!!
野球を学ぶ前に彼は「道徳」を学ぶべきでした!!!
ジョー・ペピトーンは1973年にヤクルトに入団しましたが「離婚裁判の為勝手に帰国」「アキレス腱を痛めて休場のはずなのにディスコで踊っている」「勝手に治療という名目で帰国」など、悪行三昧でした・・・
契約の関係上ペピトーンの「2年目」が始まりますが、オープン戦になっても姿を見せず、ヤクルト側が連絡をすると「前年来日時の荷物輸送料金と犬の空輸料金」を請求してきたのです!!
これにブチ切れたヤクルトはペピトーンを「やっとクビ」にするのでした(遅い)
ちなみにペピトーンの通算成績は「14試合出場、打率.163、1本、2打点」という「評価するに値しない」の結果でした・・・
・・・・・・なんすか、これ!?
これは「プロとして」というか「人として」ダメですよね!!!!
プロ野球は「自営業」じゃないんですから、勝手に休んだり勝手に帰ったり勝手に遊んだりしたらどうなるかわかりますよね!?
ヤクルトのフロントも「ペピトーンの調査がてきとーだったのがバレるから、すぐに契約解除できない☆彡」みたいな考えがあったと私は思います!
ペピトーンのようなダメ助っ人外国人がいることによって、当時の貴重な外国人選手枠(2人)が無駄になっているんですからね!損害は大きかったと私はチームを代表して代弁してやりたいです!!
しかし、ヤクルトはペピトーンのようなジョーカーを引いて教訓を得たからこそ「ラミレス」「ペタジーニ」「バレンティン」などの優秀な助っ人を獲得することができ「神のご加護」があったと私は見ています。
・・・神と言えば、あの選手を思い出してしまったので「第2位」の選手を見ましょう!
2位!阪神ファンを絶望の淵に追いやった神の代行者グリーンウェル!!
阪神も片棒を担いでいると思います!
マイク・グリーンウェルは、メジャー通算12年の打率が「.303」という阪神にとっては「希望の存在」でした。
希望の存在に対する年俸は2年契約で「約3億6000万円」という、破格の金額であったことからグリーンウェルに対する期待は高りましたが、1997年5月11日の巨人戦で「自打球を食らい右足の甲を骨折」し・・・
「神のお告げだ」
と言葉を残して「引退宣言」をし、5月16日には帰国してしまうのでした・・・
結局、7試合出場で「打率.231、0本、5打点」というしょーもない結果に終わりました(笑)
なんか「阪神暗黒時代」にふさわしいエピソードですよね(笑)
確かにメジャー通算打率「.303」という成績は凄いですが、グリーンウェルがその結果を出せるような状態だったのか調査しなかったんですかね、阪神のスカウトは。
また、星野仙一が「彼は日本でゴルフがしたいだけだ」と発言していたので、プロ野球に対する思い入れは「相当」低かったと私は見ています(汗)
こういったグリーンウェルの内面を見抜けなかった阪神側にも「責任」はあると思いますし「今年こそは優勝や!!」とご機嫌だった阪神ファンを騙す形になってしまったのですからね!
これはある意味「バースの呪い」ではないかと私は思いました(恐)
ランディ・バースの成績と現在は何してる?最強助っ人の数奇な人生を追跡!
阪神と違い、身内(家族)を大切にしていたダメ助っ人外国人が居たのですが「第3位」にランクインさせました!
果たして、家族を心配し過ぎた助っ人とはどんな選手なのでしょうか!?
3位!家族の事を第一に考えていたらとんでもないことになったマネー!!
マネーはマネーに釣られたのでしょうか・・・
ドン・マネーはメジャーで16年間活躍し、引退後はのんびりと家族と暮らす予定だったのですが、そこに近鉄のスカウトが「2年契約の約2億2000万円、住居付き」という条件を提示しました!
マネーはこの契約に「合意」した後1984年家族と共に来日して、近鉄に入団しました!
しかし、球団が提供した住居が「かなりのボロ家」で「ゴキブリが大量に出る」などの劣悪な環境だったのです(悲)
そして、来日して間もなく「マネーを含む家族全員がホームシック」にかかってしまい、とても日本で生活していける状態ではなくなってしまいました(泣)
このことをマネーは球団に伝え「球団に責任は全くない。私の責任だ。」という言葉と「29試合出場、打率.260、8本、23打点」という成績を残して近鉄を退団しました・・・
この一連の騒動について「近鉄側の待遇も良くなかったんじゃね?」という疑問が出始め、マネーを擁護する意見も出てきていますが、私は・・・
「マネーが日本でやっていく覚悟が足りなかったから!」
とマネー本人が一番の原因だと思っています!!
2億2000万円という大金で近鉄と契約したんですから、いくら家にゴキブリが出てようが家族がホームシックになろうが、とにかく近鉄の為に野球に専念するべきです!
家にゴキブリが出れば引っ越せばいいだけですし、家族だって「マネーの単身赴任」という手段を取れば、少なくとも「家族全員」がホームシックにかからなかったのではないかと私は見ています!
家族と来日したところを見ると「一種の家族旅行」で来たんじゃないかと、私は思いました!
マネーと言えば日本語で「お金」ですが、今度はその金勘定に誤りがあった選手を「第4位」としてご紹介しますね。
4位!こいつのおかげでダイエーが経営危機になった?ミッチェル!!
これもスカウトが下調べを怠った結果ですね!
ケビン・ミッチェルは1995年に「年俸約4億円」でダイエーに入団します!
入団前はメジャーで「本塁打王」「打点王」に輝いた強打者でしたが、私生活では「犯罪まがい」のトラブルを起こしていると噂されていました・・・(怪しい)
そんな不安をよそに、ミッチェルは「開幕初打席満塁本塁打」を達成し、上記のような不安は取り除かれました!
しかし、1995年5月と8月にケガによる2度の「無断帰国」を行い、ダイエーからクビを宣告され「37試合出場、打率.300、8本、28打点」と将来性のある成績を残したのですが、二度と日本には戻ってきませんでした・・・
これもあれですよ、球団スカウトがいくらメジャーで活躍したからといって「プロ野球に馴染むことが出来るのか?」という判断を軽く見ているとしか思えないですねぇ。
ミッチェルは「喧嘩、流血、窃盗、何でもありのところで生き抜いてきたんだぜ!」と発言していたらしいので、ミッチェルの居場所は「アメリカ」しかない、ということがわかりますよね?
ダイエーは4億円も払って「猛獣」と契約してしまったので、ダイエーの経営危機に追い打ちをかけてしまったと私は見ています(笑)
当時のダイエー監督「王貞治」も、ミッチェルの扱いには困ったと思いますが、巨人時代にも同じようなことがありましたね・・・
そんな王貞治を困らせた選手を「第5位」として、一緒に見ていきましょう!
5位!マスコミのおもちゃとされてしまったかわいそうなトマソン!!
マスコミも悪いですね・・・
ゲーリー・トマソンは「40本打てる」と豪語し、1981年巨人に入団します!
トマソンの売りは上記のように長打でしたが1年目の成績は「打率.261、20本、50打点」とイマイチな結果でした・・・
特に三振数が多かったトマソンは、1年目「132個」でダントツ1位(2位が90個)の結果を出してしまいました(苦笑)
この結果にマスコミがこぞって反応し「人間扇風機」「トマ損」「害人」などと罵詈雑言を受けることになってしまいました(悲)
それを打開しようと、当時の「王監督補佐」がミッチェルに打撃指導をしましたが、それでも代打要員となり、成績は改善されずその年でクビになりました・・・
なんでしょうね、トマソンのパターンは「根拠のない自信」がマスコミの癇に障ったのでしょう(笑)
その自信は上記の「40本打てる」から始まり、巨人退団後には「巨人が優勝出来なかったのはオレを使わなかったからだ!」
と「代打要員が何を言うんだ!」というのような発言があったので、マスコミもミッチェル叩きを始めたと私は思いました(汗)
凄く悪い成績ではなかったトマソンは、マスコミに嫌われるような態度だった為「人間扇風機」などと言われ、「トマソンってダメ助っ人外国人じゃね?」という印象を多くの野球ファンに植え付けられたのでしょう(泣)
残りの5選手は、マスコミの情報操作による「ダメ助っ人外国人」ではないと思いますので、安心してみてくださいね(笑顔)
6~10位のダメ助っ人もあなたの野球知識にインプットしよう!!
では、残りの5選手は手短に紹介していきます!
- 6位、ヤクルト、アイケルバーガー
- 7位、阪神、ブロワーズ
- 8位、阪急、バンプ
- 9位、巨人、ガルベス
- 10位、ヤクルト、ホーナー
まずは、6位のアイケルバーガーから見ていきましょう!
6位、ヤクルト、アイケルバーガー
サヨナラ暴投を起こし、約2ヶ月でヤクルトからクビにされてしまい、球団記録の最短解雇記録を達成します(苦笑)
まさしく「最速のサヨナラ暴投」でしたね(笑)
7位、阪神、ブロワーズ
当時の野村監督とそりが合わず、しかも「約2億円」という高年俸に見合っていない成績だったので、夏場に解雇されました・・・
だから、メジャーで活躍していたからといって、プロ野球で活躍する保証はないですよ阪神!
8位、阪急、バンプ
「アメリカで、カウント0-2から待てというサインは絶対出ない。俺はメジャーリーガーだ!」と監督に訴えてしまい、溝ができ、クビになりました。
「お前はプロ野球選手だろ!!」とバンプに訴えたいですね(笑)
9位、巨人、ガルベス
審判にボール投げたり、神経質な投球が仇となり巨人をクビになりました(泣)
それなりに活躍していたので、問題は「性格」だけだったのが非常に悔やまれますね・・・
巨人ガルベスの成績と現在を直撃!投打と乱闘をこなす男の野球哲学とは!?
10位、ヤクルト、ホーナー
93試合の出場ながら「打率.327、31本、73打点」の活躍を見せますが、
「野球とはいえないプレーをする為に地球を半周させられた。」
という環境面での不満があり、3年間で総額15億円というヤクルトとの契約を蹴ってしまいました!
頭脳派のホーナーには、プロ野球の練習は厳しかったのかもしれませんね・・・
バレンティン並みの活躍をする可能性大だったのになぁ(惜しい)
と、6位から10位を紹介してきましたが、どの選手もクセが強いですね(笑)
日本人と外国人の意思の疎通はまだまだ先か「未来永劫」無いのかもしれませんね・・・(儚い)
ダメ助っ人外国人ランキングを見よ!我が道を走り抜けた伝説選手の散り際!のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
1位から10位までが「精神的に不安のある」選手ばかりでしたが、中には活躍する可能性があった選手もいたので、助っ人外国人の扱いは本当に難しいですね。
でも、今回ランクインした選手は仮にも「プロ野球」との契約を成立させている「超エリート」ですからね(汗)
高い水準での「ダメ助っ人外国人ランキング」ということをお忘れなく(笑)
次は「最強助っ人外国人ランキング」でお会いしましょう!!
最強助っ人外国人ランキングを見よ!この男達無しではプロ野球を語れない!