「松坂大輔はなぁ・・・メジャーに行って日本に帰ってきてから、全然ダメだよなぁ・・・年俸通りの活躍じゃないし、いつまでも二軍で何をやっているんだ?」
厳しいご意見ですが、それが松坂大輔の厳しい現状なんですよね・・・(泣)
でも、松坂大輔がメジャーでやってきた8年間と言うのは決して「お遊び」では無く、チームの中心選手となっていた時期もありますので、実力が足りなかった訳では無いんですよ!
私から見たら松坂大輔は「ケガに泣いた」メジャー挑戦だったのではないでしょうか?
「あーそうだね、なんか松坂大輔はメジャーではケガばっかりしていたよね。でもケガも自己管理の範囲だから、そういう所も含めてメジャー挑戦は失敗だったんじゃないの?」
うーん、まあ・・・そう言われると、松坂大輔もぐうの音も出ないとは思いますが、それでもメジャーで残した実績は素晴らしいかったんですよ!!
例えば、とあるシーズン中の勝率が.800以上を記録し、プロ野球時代より「勝ちに恵まれた」投球を松坂大輔は展開していたんです!!
ただ「それって運もあるんじゃね?」と疑問に思っている方もいるはずなので、とにかく松坂大輔のメジャーでの成績を見て「まぐれでは無い」ということを感じて頂きたいのです!
では、米国デビューとなった怪物君、松坂大輔の物語を見ていきましょう!
目次
松坂大輔のメジャーの成績はチームに必要な存在だったがケガで発揮出来なかった!!
チームの役に立っていたのは2年目まででしょうか・・・
それはケガが原因であった松坂大輔のメジャー時代を、
- レッドソックスでの栄光と苦難!メジャー1年目から6年目
- メジャーとマイナーを行き来した!メジャー7年目から8年目
まずは松坂大輔のメジャー1年目から見ていきましょう!
レッドソックスでの栄光と苦難!メジャー1年目から6年目
1、2年目がピークでした・・・
松坂大輔は、2006年12月14日にボストン・レッドソックスと「約5200万ドル(約60億8400万円)」の6年契約で合意し、怪物らしい大型契約を結ぶこととなりました!
契約に見合った活躍をするのかと、注目を集めた松坂大輔のメジャー1年目ですが「15勝12敗、防御率4.40」と、若干期待外れでしたが先発としては合格だと私は思いました。
2年目の松坂大輔ですが、与四球数が「ワースト1位の94個」を記録してしまい「ダメか・・・」と思いきや「18勝3敗、防御率2.90」の好成績を残し、年俸並みの成績を残すことが出来ました!!
しかし、3年目は股関節のケガにより「4勝6敗、防御率5.76」となり、4年目は開幕前のケガや開幕中のケガで「9勝6敗、防御率4.69」と、松坂大輔の成績は年俸に見合わなくなってきました・・・
そして、5年目はシーズン中に「トミー・ジョン手術」を受けたので「3勝3敗、防御率5.30」となり、6年目は手術明けの影響をもろに受け「1勝7敗、防御率8.28」という成績で、松坂大輔は退団となりました(契約終了)
2年目とは言わず、1年目の成績がずっと続ければ、もう少しレッドソックスに居れたかもしれない松坂大輔ですが、3年目以降は「いつ放出されても仕方が無い」成績であったと断言できますね。
一番の原因はケガのせいだと私は思いますが、松坂大輔の「調整法」にも問題があったらしく、チームの首脳陣からは調整法について度々指摘を受けていたそうです。
松坂大輔は、既にメジャーで「五里霧中」だったのかもしれません・・・
メジャーとマイナーを行き来した!メジャー7年目から8年目
再浮上は出来ませんでした・・・
7年目(2013年)に松坂大輔は、インディアンスとマイナー契約を結び、メジャー復帰を目指しますが、ここでもケガに苦しみ成績が上がらず、同年8月20日に「契約解除」を申し出てインディアンスから離れました。
同年8月22日にニューヨーク・メッツとメジャー契約を結びますが「3勝3敗、防御率4.42」で松坂大輔はメッツからも放出されてしまいました(泣)
しかし、松坂大輔は8年目にメッツと再契約を果たしますが、今度はマイナー契約となり三度目のメジャー復帰を目指しました!!
同年の4月16日にメジャーへ昇格し、右ひじの炎症と戦いながら、先発とリリーフの両方をやり遂げ、松坂大輔は「34登板、3勝3敗、防御率3.89」という成績を残しますが、再びメッツから放出されてしまいました・・・
そして、松坂大輔は2015年からはプロ野球に戻ることとなりました・・・・!!
やっぱりトミー・ジョン手術を受けてからの松坂大輔は、怪物と呼ばれていた時代の球は投げれなくなっていましたね。
また満身創痍の状態で、松坂大輔がメジャーの厳しい登板間隔を耐え抜くのは、不可能だったんじゃないかと私は思っています。
まあ、ボロボロになったのは誰のせいかと言えば松坂大輔本人の責任なので、メジャーの登板間隔云々と言うのはお門違いかと思いますが、松坂大輔が簡単に諦めず、最後の最後までメジャーにこだわったということは評価したいです!
松坂大輔の「怪物君米国攻略の巻」を見て、失敗ということは「誰もが知っている」結果でしたが、メジャーの環境が松坂大輔に合っていなかったことが最大の敗因なんじゃないのかと私は思っています!
でも、環境に慣れることも含めての攻略ですから、松坂大輔の中に「プロ野球で活躍したから大丈夫」という慢心があったと、私は見受けられますね(思い上がり)
もしかしたら「内面的」にはメジャーリーガーとして、まだまだ自覚が足りなかったかもしれない松坂大輔ですが、一応投球に対しては工夫を凝らしていました!
その投球術を使い、メジャーでの生き残りを懸けた松坂大輔の投げっぷりを見ていきましょう!
松坂大輔のメジャーの成績は速球派から変化球派に変えていった経緯がある!!
投球スタイルを変えた時、同時にプライドを捨てていたと私は思いました!
松坂大輔はメジャーでも、西武時代と同じように速球主体の投球を行っており、2年目には「防御率2.90(プロ野球だと1.90ぐらいの価値)」をマークしており、メジャーでも速球主体でやっていけることが証明されました!
しかし、3年目以降の松坂大輔は、体中のケガにより思ったような速球を投げることが出来ず、防御率は5.00台を前後するような成績に変わっていきました(要は打たれている)
そして松坂大輔にトドメを刺すように、5年目には「トミー・ジョン手術」を受け、速球の速度も平均して2~3km/h落ちることとなり、速球のキレも無くなっていきました・・・
そこで松坂大輔は、過去の栄光と決別する為に「変化球主体」の投球スタイルに変化させ、メジャーの打者に対応していきました。
しかし、投球スタイルを変えたことだけで、そう簡単にはメジャーを攻略することはできず、松坂大輔の成績は低空飛行となっていき、ケガを背負ったまま日本に帰国することとなったのです・・・
今まで速球で押してきた投手が変化球中心の投球に変えて、結果が出なかったら、もう、しんどいですよね・・・怪物松坂大輔であっても。
私は、メジャーでの松坂大輔は「ランニングマシーン」と一緒で、いくら走っても前に進まない状態が続いていたんだなと思います(泣)
「んじゃ、松坂大輔はメジャーでは、ほぼいいとこ無しかよ!?」と落胆している松坂ファンのあなたに朗報です!!
・・・実は松坂大輔は魔球「ジャイロボール」をメジャーで投げていたのかもしれませんよ!!!
真実は、次の項を見ればすぐにわかります!!!!
松坂大輔のメジャーで本当にジャイロボールを投げていたのか!?
あくまでも噂であり、松坂大輔も「何を指してジャイロと言われているのかわからない」というのが真実です・・・
・・・でも、ちゃんと続きがあるので読むのを辞めないで下さい!!!(超懇願)
松坂大輔がジャイロボールを投げている発端となったのは、2011年のとある試合で松坂大輔が「カットボール」を投げた所、この球がジャイロボールのように見えた!という証言がキッカケなのです(汗)
松坂大輔本人は「カットボールがシュート回転した」と言っていることから「カットボールの失投が偶然にジャイロボールの軌道に見えた」ということが真実だと私は思います!
そもそも、ジャイロボールに関して勘違いしている方がいると思いますので、簡単にジャイロボールについてご説明しますと、
「軌道は、フォークボールに似ている!」
「決して、ノビのある速球、ホップする速球では無い!」
ということになりますので「この選手、球がはえーからジャイロボール投げてね?」という疑問は間違っている!ということになります!!
松坂大輔の速球が速い理由は、ジャイロボールは関係なく「投球時の下半身の使い方」が関わっていますので、松坂大輔の「西武編」を読んでもらうと伝わってくるかもしれません。
松坂大輔はジャイロボールを投げていませんでしたが、メジャーで投げていた速球は一級品だったと私は思っていますので、速球が素晴らしかった投手であることは認めてあげてくださいね(笑顔)
でも、プロ野球に帰ってきた松坂大輔の成績は、認められないのです!!
松坂大輔はちゃんとプロ野球選手として、野球と向き合っているのか確認していきましょう!!
松坂大輔は日本に帰ってきて何をすることが出来たのか!?
給料泥棒と言われも仕方が無い・・・
メジャーの環境になれず、ボロボロの状態で日本に帰って来た松坂大輔ですが、2014年12月4日にソフトバンクと「3年契約の『12億円!!』」という、超大型契約を結んだわけですが・・・
2017年7月31日までの松坂大輔の一軍登板回数は「1回」に留まり、現在も二軍で調整(?)している段階なのです!!
私としてはこの状況を「最悪」と言うしか表現方法が見つかりませんでした。
松坂大輔がブクブク太ってたり、やっぱり自己管理出来てなかったりと色々と言いたいことはあるんですが、一番言いたいことは、
「ケガが治らないのであれば引退しろ!!!」
しか無いんですよ!!
1年目はしっかりと二軍で調整して、2年目から松坂大輔は一軍に上がって、先発じゃなくてもリリーフでも敗戦処理でも、とりあえず「一軍で投げること」が必要だったんです!
それがなんですか!?たった1回の登板とは!!??
これはお粗末過ぎて「平成の怪物」から、松坂大輔は「リアルおそ松さん」に改名して欲しいですよ!!
ただ、松坂大輔は2017年の3年目で契約が終了してしまうので「クビ」にはしないで欲しいんですよね、ソフトバンクさん!
私にちょっと考えがあるのでね、それを野球ファンのあなたに見て頂きたいのです!
松坂大輔の今後の人生を考える大事なことですから!!
松坂大輔の今後を考える大事な部分です!!
2018年は年俸300万、1年契約でソフトバンクと再契約しなさい!!
松坂大輔は感じ取って欲しいんですよね、野球ファンの世論を・・・!
「給料泥棒がソフトバンクにいるんじゃねぇ!!」
ってのがほとんどだと私は思います!
「松坂大輔は一生懸命努力しているよ!認めてあげてよ!!」
と青空のように寛大なファンの方もいますが「プロ野球選手は努力することは当たり前」なので、努力を評価対象にするのはちょっと違うんじゃねーのかなーと私は思っているんですよ(厳)
んで、松坂大輔はなにやら「ダイエット」に成功したらしく、また投球フォームの改造にも成功したみたいなのです(朗報)
ということは、松坂大輔は野球に対する「やる気」はまだ死んでいないと私は判断しましたので、その「やる気」が本物かどうか、確認してみたいんですよね。
なので、2018年の松坂大輔は「年俸300万、1年契約」でソフトバングに面倒を見てもらいましょうよ!
やっぱりね、もらいすぎなんですよ、年俸!!
一年間「リハビリ」しただけで松坂大輔に「約4億円」はやりすぎですよ、だから肥えるんですよ、身も心も(名言)
やる気があれば「年俸300万円」でも十分に野球は出来るはずなんで、そういった状況の中で松坂大輔には一軍復帰を目指して欲しいです!本当に!!
ここまでは私の「希望」なので実現はしないと思いますが、松坂大輔がソフトバンクと契約終了となる2017年のオフシーズンに、
「年俸が安くてもいいんで、俺に野球をやるチャンスを下さい!!」
という姿勢を見せてもらわないと、私は松坂大輔に「心まで(金の)怪物になっちゃったか(笑)」と思うようになってしまうので、そんな一大事を避けれるような未来を期待しています!!
松坂大輔のメジャーの成績は尻すぼみ!しかし怪物君の速球は米国でも人気だ!のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
松坂大輔のメジャー時代と現在の様子を見てきましたが、メジャーでちょっと活躍して今はだらけて野球をやっている、というのが私の見解です!
私は松坂大輔に思うことは「年俸に見合った活躍をしないといけない!」ということです!
例えば、100g2万円のステーキを食べようとして、実際に出された肉が「薄切りハム2枚」だったらどうします?すぐに沸点到達ですよね!?
現在の松坂大輔はそれに近いことをやらかしてしまったんですよ!!
今後の松坂大輔には「汚名返上」「名誉挽回」が必須となりますが、身の振り方は自分から動いて行かないと変わらないので、松坂大輔の「行動が変わった!」という瞬間を私は期待しております!!