「うーん、阪神ファンには悪いけど、阪神のイメージは『弱い』が一番強いかなー・・・あ!、もちろん、最近は強くなってきたけど、トータルで見たら『弱い』ってことでいいような気がする・・・」
よくないですね、阪神ファンにケンカを売るなんて・・・(恐怖)
でも、阪神ファン以外は阪神を「弱い」って思っている可能性高いですよね(笑)
私は公平な目で全球団を見ているつもりなんで「弱い」なんて微塵も感じたこと無いですけど~♪
「あ!逃げたな!阪神ファンから逃げやがった!!どうすれば・・・そうだ!お得意の野球知識を使って、阪神タイガースの歴史を俺に教えてくれよ!!阪神に対する偏見を無くしたいんだよ!!」
うん、いい判断です!偏見は時に戦争に発展する可能性もありますから、阪神ファンと戦争をしても負け戦であることは必然なのです!!
無駄な争い事を避ける為に、私は阪神タイガースの歴史をまとめてきましたので、私と一緒に猛虎の歴史を体に染みつけていきましょう!!
まずは、阪神ファンなら誰でも知っている超有名な出来事を、ウォーミングアップだと思って脳に焼き付けていきましょうか!!
目次
阪神の歴史から厳選した有名な出来事トップ3はこれだ!!
有名な出来事だからこそ、色々な意見が存在するのです!
賛否が分かれるかもしれない、阪神の有名エピソードトップ3は、
- これで阪神優勝や!バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発!!
- もう勘弁してや・・・阪神の暗黒時代は長かった・・・
- ロッテ卑怯やん!阪神は日本シリーズでロッテに33対4で負けてしまった!?
となります!!
まずは、バックスクリーン3連発から見ていきましょう!!
これで阪神優勝や!バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発!!
優勝へのビクトリーロードは4月の段階で決まっていた!!
これは、1985年4月13日の巨人対阪神での出来事でした。
巨人の先発「槙原寛己」から、7回裏に3番「ランディ・バース」4番「掛布雅之」5番「岡田彰布」がバックスクリーンに向かって「三者連続本塁打」を放ったのです!!
また、この試合で調子が今一つだったランディ・バースが調子を取り戻し、1985年は球団初の「三冠王」に輝き、そのおかげもあって阪神は「初の日本一(厳密には2リーグ制になってから)」に輝きました!!
このことから、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発は、阪神ファンの間では「伝説の3連発」とも呼ばれており、阪神の歴史の中では「伝説中の伝説」なのです!!
私は、この試合を生で観ることが出来ませんでしたが、年1ペースぐらいで3連発の様子がテレビ放送されているはずなので、野球をそんなに知らない人でも、結構知られている出来事だと思っています!
まあ、これが放送される度に槙原寛己は心を痛めていることでしょう(笑)
あと、阪神はもっとランディ・バースを大切にするべきでしたね!!
もう勘弁してや・・・阪神の暗黒時代は長かった・・・
全ては成績が物語っています・・・
阪神の暗黒時代と言えば「1987年から2001年」となっており、その15年の間の順位は・・・
2位:1回
4位:2回
5位:2回
6位:10回
どう見ても阪神は「弱い」という結果ですよね(号泣)
ちなみに阪神が2位をとった1992年ですが、首位のヤクルトとは「2ゲーム差」だったので、優勝を狙える位置にいたこともありました(やる時はやる!)
と言っても、15年間で「1度きりのAクラス」では阪神ファンは満足しませんし、球場はガラガラになりますし、球場で流しそうめんや焼き肉を始めてしまいますよね(笑)
また、阪神専門スポーツ誌「デイリースポーツ」が、暗黒時代の阪神が2連勝した時「破竹の2連勝!」と一面に書いたことを私は今でも忘れられません!!
でも、このながーーーい暗黒トンネルを超えたからこそ、2002年以降は定位置だった「6位」に一度もなっていませんし、今の阪神は「ダメ虎」から「猛虎」に進化したんだぞ!という歴史的出来事ではないでしょうか!?
ちなみに暗黒時代にバースの再来と呼ばれた、グリーンウェルという助っ人が居まして・・・
ロッテ卑怯やん!阪神は日本シリーズでロッテに33対4で負けてしまった!?
史上初の出来事となってしまいました!!
暗黒時代を抜けた阪神は、2005年には「日本シリーズ」に出場出来るような強豪チームに進化しており、対戦相手のロッテに「負ける気がせぇへん」なんて阪神ファンは思っていたことでしょうが・・・
第1戦 ロ10-阪1
第2戦 ロ10-阪0
第3戦 ロ10-阪1
第4戦 ロ3-阪2
合計 33対4
この結果を持って「ロッテは試合中に一度もリードされずに日本一」を達成し、プロ野球史上初めての出来事となってしまいました・・・
阪神がこんなにもギタギタにやられてしまった原因は、シーズン2位でCSから這い上がって来たロッテの勢いを「甘く見ていた」のではないのかなーと分析しています。
もちろん私は、この試合をテレビで観戦していましたけど、ロッテの「福浦和也」が第3戦の甲子園で「満塁ホームラン」を打った時は、吉本新喜劇を超える「面白さ」があったと感じました(爆笑)
阪神ファンにとっては「負の遺産」かもしれませんが、私は日本シリーズという観点で見ても歴史的出来事だったので、3位にランクインさせました!
決して、笑いを誘う為ではありません!!!!
どうでしょう、阪神ファンにから見たら「阪神バカにしとるやろ?」と怒られそうですが、代わりとなる出来事が「下柳剛が味方のエラーでブチ切れた」シーンしか思い浮かびませんでした、ごめんなさい・・・
気を取り直して、今度は阪神のこれまでの順位を振り返って見ましょうか!
もしかしたら、阪神は、暗黒時代以外の成績は良かったりしているんじゃないですか!?
阪神の過去の順位はずーっと低空飛行の歴史ではないんだぞ!!
Bクラス常駐軍ではありませんでした!!
それでは、阪神タイガースのこれまでの順位は以下の通りになります!
※1950年から2016年までの67年間の順位の合計
1位:5回(日本一1回)
2位:18回
3位:14回
4位:14回
5位:5回
6位:11回
これまでの阪神の順位を見て、私は「阪神って強豪チームじゃね?」って素直に思いました。
だって、Aクラスの割合の方が若干多いんですよ!(Aクラス:37回、Bクラス:30回)
そう考えると、阪神の暗黒時代(1987年から2001年)って本当に悲惨だったんですね・・・
阪神は6位が11回あって、その内の10回が暗黒時代の結果なんですよ!
阪神は一時期、負けというブラックホールに吸い込まれてしまったと思うしかない結果でしたが、それ以外は文句はないかなーというところです。
あと、希望として「日本一」の回数がもうちょっとあれば、猛虎阪神タイガースと名乗ってもいいんじゃないですかね?
ただ、2017年現在パ・リーグは強いですから「人気、実力のパ」「おまけのセ」なんて呼ばれても仕方がないような気がしました・・・
金本知憲監督なら、パ・リーグをぶっ飛ばしてくれるはずなので、阪神ファンのあなたも毛嫌いせずに応援してあげましょう!!
金本知憲に全てを託して(押し付けて)次の話題に移りましょうか(汗)
阪神にだって、永久欠番の偉大なる選手は存在していたんですよ!
確かにランディ・バースにも永久欠番を与えてもいいと思いますが、阪神は助っ人外国人に厳しいですからね・・・
残念ながらバースは居ませんが、バースに匹敵する阪神の永久欠番選手は必ず見つかりますのでご安心ください!
阪神の歴史の中で永久欠番の選手は虎党にとっての神様だ!!
3人の「ミスター・タイガース」が永久欠番の選手でした!
阪神の為に尽くしまくった栄光ある選手は、
- 背番号10、藤村富美男!
- 背番号11、村山実!
- 背番号23、吉田義男!
の3選手になります。
最初は、背番号10、藤村富美男から見ていきましょう!
背番号10、藤村富美男!
別格のミスター・タイガース!
藤村富美男は、戦前から戦後の阪神タイガースを支えた打者であり、投手も兼任していた「二刀流」選手でもあったのです!
実績の方は、打者としての成績が輝かしく「初代本塁打王」「初代サイクルヒット達成」などを記録し、その結果を阪神ファンが称え始め、藤村富美男を「ミスター・タイガース」と呼ぶようになりました!
阪神ファンから慕われていた反面、選手兼任監督になった時は「好き勝手」やり過ぎて、一部の阪神選手から解任を求められるようになり(いわゆる「藤村排斥(はいせき)事件」型破りな行動が仇となったこともありました(汗)
そんな藤村富美男ですが、同世代のプロ野球選手からは「藤村が本物のミスター・タイガース」「あいつがいなかったら、阪神は無くなっている」などと、絶大なる称賛を受けていました!
掛布や田淵の「ミスター・タイガース」とは別格の存在であった、藤村富美男にこそ、永久欠番が相応しいと私は思いました!
背番号11、村山実!
長嶋茂雄のライバルとしてプロ野球を盛り上げました!!
村山実は、1960年から70年前半の阪神を支えた大投手であり、1970年には「戦後唯一の0点台である防御率0.98」を達成し、3度の「沢村賞」を受賞していました!!
また、長嶋茂雄とは激闘を繰り広げ、村山実は常に全力投球を行っていました!
その証拠として、村山実と長嶋茂雄は333打席対戦しており「1球も死球が無い」ことから「曲がったことが大嫌い」だったということが伝わったかと思います!
通算防御率「2.09」という驚くべき成績を持つ村山実の背番号は、永久欠番が相応しいでしょう!!
背番号23、吉田義男!
監督として、阪神初の日本一を達成!!
吉田義男は、現役時代は阪神の遊撃手として華麗な守備を阪神ファンに見せ付け、後にその守備力は「牛若丸」と称えられるようになりました!
また、吉田義男は三度の阪神の監督経験がある唯一の人物であり、1985年に阪神の「日本一」を決めた唯一の監督としても名高いのです!
日本一達成の功績を認められ、背番号23は永久欠番となりましたが、認定された1987年のシーズンは吉田義男が率いていた阪神は「6位」となってしまいました(汗)
その為、吉田義男はマスコミに散々こき下ろされてしまい「天国と地獄」を体験した監督しても有名だったのです!
3人の永久欠番選手を見てきましたが、どの選手も阪神に対して「大貢献」していたことは一致していましたね!
今後の阪神にも、3人を超えるような選手が現れて欲しいものです!
あと、阪神の歴史の中で重要なことと言えば「伝統の一戦」についてではないでしょうか?
何故、阪神対巨人は伝統の一戦なのか、その歴史を紐解いていきましょう!
阪神の歴史の中で何故対巨人戦は伝統の一戦なのか!?
東の巨人、西の阪神に分かれてプロ野球を支えていました!
まず、巨人は日本初のプロ野球チームであり、いわゆる「関東代表」という存在でした。
それに対抗する為に関西も大阪タイガース(後の阪神タイガース)というプロ野球チームを作りました。
この2つのチームは戦前から存在しており、プロ野球が2リーグ制になる前から対戦を繰り返していたのです!!
そして、1950年にプロ野球は「セ・リーグ」「パ・リーグ」の2リーグに分かれるようになり、巨人と阪神は同じセ・リーグで、1950年代を中心に「優勝争い」を繰り返し行っていたのです。
要は、阪神と巨人はプロ野球黎明期からの「ライバル関係」であり、いつしかライバル関係から「伝統の一戦」と呼ばれるようになったということになります!
ただ、両チームが年を重ねるごとに戦力差が広がってしまい、特に阪神に至っては暗黒時代突入により、巨人と雲泥の差が生まれてしまったのです・・・
しかし2017年現在では、50年代と比べると見劣りしてしまいますが、互いの戦力差は縮まってきているので、現在でも伝統の一戦は成り立っていると私は思います!
私が思う伝統の一戦はですね、野球からは離れるんですが「人間対AI」ってのはドンドン流行ってくるんじゃないでしょうか!?
例えば、人間の書いた記事とAIの書いた記事、どっちが面白い?とか、面白そうですよね。
とか言いつつも、私はAIの脅威に怯えながらも記事を書いているのでした・・・
怯えると言えば阪神ファンのキレっぷりに対してですが、そこまで阪神ファンがブチ切れてしまった出来事と言えば、巨人のV9の踏み台となってしまったあの試合でしょう!
虎党ブチ切れ!!阪神が巨人のV9の許してしまった屈辱の歴史的試合!!
怒ると虎並みに怖いから、虎党なのか!?
これは1973年10月22日の巨人対阪神の「勝った方が優勝となる」伝統の一戦での出来事でした。
甲子園で行われたこの優勝決定戦には、約48000人の観客が集まっており、阪神ファンは優勝を待ち望んでおり、また巨人のV9を阻止しなければならないという、使命感も持って応援していたそうです。
しかし、フタを開けてみると9-0で阪神が大敗してしまい、この無様な優勝決定戦にブチ切れてしまった約1500人の阪神ファンが暴徒化してしまったのです!
この結果、ファンと両軍入り乱れる大乱闘に発展してしまい、阪神の主要選手はなんとかベンチ裏に逃げ込みましたが、巨人の選手は逃げ遅れた選手が何人か出てきてしまいました!
結果「王貞治」はベンチ前で殴られてしまい、捕手の「森昌彦」は阪神の選手、コーチなどの7人にボコボコにされ、巨人の選手は優勝したのに胴上げも出来ず、宿舎へ撤退する羽目になってしまいました・・・
また、阪神ファンと巨人ファン同士でも乱闘が始まってしまい、警察や機動隊が出動する大騒ぎに発展してしまいました(流血)
これでも阪神ファンの怒りは収まらず、阪神の球団関係者の車を約500人で囲み「あの試合は何だ!!」と車を揺らし始めたり「責任者に詫びを入れさせろ!」と抗議を行ったり、いつまでたっても球場から帰ろうとしませんでした・・・
結局、当時の阪神監督「金田正泰」が姿を現し、
「来年こそ一層頑張るので、ファンの皆さんも理解してほしい!」
とファンに呼びかけ、16時30頃終わった優勝決定戦から2時間半後の19時に、阪神ファンは大人しくなり、球場から帰っていきました(完)
怖いですね、昔の阪神ファンはおっかないですよ・・・
でも、暴徒化する気持ちは分かりますし「いつまで巨人に優勝させているんや!!最悪させるつもりならもっといい試合しろやッ!!!!!」ってことを阪神ファンは体現したんじゃないのかと私は思いました(怖)
エンターテイメントっていう側面で見たら、巨人は空気読めていませんでしたが、逆に「八百長無しのガチンコ」ってことは伝わったはずなので、いつの日も、伝統の一戦は両軍共々熱くなってしまうのでしょう!!
阪神の歴史は虎党の人生!暗黒時代は昔話!猛虎は優勝目指し破竹の勢い!!のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
阪神の歴史を振り返ってきましたが、昔から巨人と互角の戦力差を持っており、いつのまにか離されて、現在ではまた互角になってきたということでしょうか!?
阪神は「巨人なんか相手にならんわ!!」というぐらい力をつけて欲しいですし、日本シリーズでも33対4ぐらいで圧勝してほしいです!!
ただ、関西のプロ野球をこれまで支えてきたのは阪神タイガースで間違いありませんので、この功績は巨人にも真似することが出来ない偉業なのです!!