「中畑清って今でもテレビとかで見かけるんだけど、現役時代の活躍ぶりは今のメディアへの露出に繋がっているのかな?それとも誰かのコネ?」
中畑清の現役時代は巨人で4番を打ったりしていましたから、それなりに活躍はしていましたし、あと「キャラの濃さ」によってメディアへの露出が増えたのかなーと私は見ています(汗)
もちろん、キャラの濃さ以上に中畑清は毎シーズン高打率を残していましたし「絶好調男」の愛称は今でも多くの野球ファンに愛され続けています!!
主に長嶋、王監督時代の巨人の中心打者として、チームに大きく貢献してきたのが中畑清なのです!!
「ふーん、・・・あっ、聞いた話によると、中畑清って王貞治のこと馬鹿にしてたみたいだけど、それは巨人の4番打者としては相応しくないよね?」
そう言われると中畑清も「すんません!!」と謝るはずなので、ここは許して欲しいんですが、中畑清のキャラだからこそ王貞治も穏便に済ませたんでしょうね・・・(寛大)
そんなお調子者エピソードもある中畑清ですが、まずは肝心の現役時代の成績から見ていきましょう!
果たして、中畑清の成績はいつまで絶好調だったのでしょうか!?
目次
中畑清の現役の成績はテンションと同じように絶好調だったのか!?
打撃タイトルとは無縁でしたが、巨人の中核を担う打者として活躍していました!!
自分が常に絶好調であることを忘れなかった中畑清の球史を、
- 絶好調男誕生!プロ1年目から8年目
- 有終の美!9年目から14年目の現役引退
の2つでお伝えします。
まずは、中畑清のプロ1年目から見ていきましょう!
絶好調男誕生!プロ1年目から8年目
本当の絶好調男になるには数年かかりました!
中畑清は巨人に入団してからはほとんど一軍での出番は無く、我慢の日々が続いていました(苦)
そんなある日、当時の監督だった「長嶋茂雄」から「調子はどうだ?」と尋ねられ、中畑清は「まあまあです。」と答えましたがコーチが、
「まあまあなんて言うやつを監督が起用するか?絶好調と答えろ!」
と中畑清を叱り、この時を境に中畑清はどんな状態でも「絶好調」と答えるようになったそうです(驚)
そして、入団して4年目(1979年)には一軍行きへの切符を掴み、6年目には(1981年)「打率.322、16本、66打点」と高打率の成績を残すことができ、徐々に「絶好調」が成績として表れるようになりました!
意外と苦労人だったんですね、中畑清は「絶好調」と言い続けて一軍に定着するまで約3年かかってしまいましたが、中畑清の想いが長嶋茂雄監督に伝わった形となりましたね!
もし監督から調子を聞かれて、中畑清が最初から自分の口で「絶好調です!」なんて言ったら「絶好調な奴が二軍にいるか!!」とコーチから激怒されそうで怖いですねぇ・・・
二軍選手には正しい答えなんてなかった時代だったんだと、私は思いました・・・(厳)
有終の美!9年目から14年目の現役引退
絶好調に終わりが見え始めました・・・
中畑清のプロ9年目(1984年)は、この年不振だった「原辰徳」の代わりに4番を任されることとなり「打率.294、31本、84打点」と好成績を残し、巨人の4番に相応しい結果を出すことができました!
原辰徳の現役の成績は4番が定位置!では長嶋茂雄を超える選手だったのか?
プロ9年目の成績がピークだった中畑清ですが、それでも巨人の中心打者として「チャンスに強い打撃」を活かし続け、プロ12年目(1987年)には「打率.321」を記録し、巧打者しても認められていました!
しかし、プロ14年目にはケガにより長期離脱をしてしまい、自分のポジションが「岡崎郁」や「駒田徳広」に奪われてしまうなど、中畑清は限界に近づいてきており、同年に「現役引退」を決意しました。
引退試合となった「日本シリーズ第7戦」に、中畑清は代打で登場し「代打本塁打」を放ち「自身の花道」と「巨人の日本一」に「絶好調男」の華々しい一打を加えることが出来ました!!
中畑清が引退となった日本シリーズは「近鉄対巨人戦」で「近鉄3連勝の後、巨人の4連勝」という巨人の強さが伝わったシリーズでした!
こんな強い時代の巨人で、中畑清は一軍の「絶好調男」として活躍していたんですから、素晴らしい選手であったことは間違いないですよね!
現役時代を有終の美で飾って、中畑清は本当に「絶好調男」だったということは、多くの野球ファンに知れ渡ったのではないでしょうか?
しかし、そんな「絶好調男」の中畑清は、本当に巨人の4番打者の器だったのかと、野球ファンのあなたも疑問に思っているはずです!
そんな中畑清の打撃力を、とある選手と比較して紐解いでいきましょうか!
私は中畑清とその選手が、凄くキャラが被っていたなーと思ったんですが、果たしてどの選手なのか、ドキドキしながら次の項へ進んでくださいねっ!
中畑清は巨人の4番という重責を全うすることが出来ていたのか!?
クロマティと同等の実力を持っています!!
そうですね、巨人の4番打者として中畑清と比較する打者は、同じお調子者の「ウォーレン・クロマティ」です!!
巨人クロマティの成績と現在を斬る!人気と実力を持つ暴れん坊の生き様とは?
中畑清とクロマティの4番打者としての成績は、以下の通りになります!
中畑清「打数:850、安打:242、打率:.285、本塁打:44、打点:147」
クロマティ「打数:658、安打:219、打率:.333、本塁打:32、打点:121」
この結果で中畑清は、クロマティ並みの「本塁打力、打点力」を持ち合わせているのではないかと私は思っています!
クロマティの方が、中畑清より「約3ヶ月分」程の打数が足りませんが、そこを考慮しても「打率以外」は、ほぼ同じかなーという見解です!
中畑清が4番打者であればクロマティ並みの成績を残すということなので、もうちょっと長い期間中畑清を4番に座らせておけば、もっと凄い成績を残したはずだと私は予想しています!
なにせ中畑清は「絶好調男」ですからね、4番という重責を任せれば「調子に乗って(いい意味で)」ホームランを連発姿が浮かんできますよね!!
しかし、あまり調子に乗せると「自打球」ばかり打ってしまう中畑清ですが、実は自打球対策として、スポーツメーカーにあるものを作らせていたのです!!
本当にそんなことが出来たのか、真相を探っていきましょう!
中畑清は自称「元祖自打球王」でありスポーツメーカーにあるものを作らせた!?
あくまで「自称」なので・・・
中畑清は現役時代によく「自打球」を打っていたらしく、自称「元祖自打球王」と公言していたのです!
そんな自打球王は大手スポーツメーカー「ミズノ」に、
「自打球を防ぐレガースを作ってくれよ」
と中畑清が「最初」に注文したらしいのです・・・
中畑清が勝手に言っている可能性もありますからね、微妙な所ではありますが「中畑清が嘘をついている!」という確たる証拠が無いので、ここは「絶好調男」を信用しましょう。
で、中畑清がパイオニアとなったレガースですが、現在は「フットガード」という名称で、3000円~6000円ぐらいの値段で販売されています!
私も何度か自打球を打ったことがあるんですが、とにかくイタいんですよね・・・(激痛)
ただ、フットガードを買ってまで自打球を防ごうと思ったことは無いですね、要はちゃんとバットにボールを当てればいいだけですから!!(大打者の意見)
フットガードはアマチュアにはほとんど不要で、中畑清などのプロ専用の用具ではないのかなーと私は思いました。
ちなみに、現在でもミズノのグローブを愛用しているので、ミズノさんからフットガード以外の用品を私宛に送ってもらえると非常にありがたいです!!!
私はこうやって、企業から嫌われることをやってしまったんですが、中畑清だって中日から嫌われるようなことをしていたんですよ!おあいこですね!!
中日選手のフットガードを隠した!とかそんな程度の低いことはやっていないと思いますが・・・もしかしたらそれに近いのかもしれません!
中畑清は中日の選手から嫌われるような打撃をやっていた!?
プロ野球という勝負の世界では仕方のないことです!!
中畑清は、現役時代に通算3本の「サヨナラホームラン」を放っています。
その3本全てが「中日の投手」から打っているのです!!
うーん、この3本は狙って打ったんですかね・・・
ただ、サヨナラの場面は中畑清一人で作る訳ではないので、全て偶然だと思いますが、中日にしてみればいい迷惑ですよね(笑)
「また、中畑に打たれたよ!!」
と、怒りが収まらない中日が目に浮かびます(笑)
で、ヒットじゃなくてホームランですからね、打たれた投手の脳裏には「はしゃいで、ホームインしようしている中畑清」がしっかりと焼き付けられていたでしょう!
中畑清は「チャンスに強い」と言われていましたから「一発打てば勝利じゃ!」という場面でも、勝負強さが発揮されていたんですね。
中畑清は「絶好調、絶好調」と言い続け、その結果「中日を絶好の獲物」にしていたんで、私は驚きを隠せませんでした!!
驚きすぎて、中畑清の「汚点」をバラすしかない!と思ったので、もう少しお付き合いください(笑)
中畑清の「汚点」は、あの「王貞治」に対する「侮辱行為」だったのです!!
中畑清は王貞治に対してリスペクトしていなかった!!
中畑清は長嶋派!!
1985年、とある音声テープの存在が話題となりました・・・
このテープには中畑清が王貞治に対して「ワン公」と言っていた声が収録されていたらしく、この事態に対し中畑清は王貞治に謝罪の電話をかけたのです・・・
王は「何も聞かなかったことにする」と「ワン公」について「不問」とし、中畑清は「巨人放出」を免れることになりました(危機一髪)
しかし、いくらお調子者の中畑清とは言え、なぜ世界の王を犬扱いしてしまったのかというと、当時の巨人は「長嶋と王の二大派閥に分かれていた!」と言われています!
長嶋派だった中畑清は、王が巨人の監督になったことは気に入らなかったんでしょうね。
それで毎日にように中畑清は「あのワン公の采配じゃよぉ~」と愚痴っていたところを、王派の選手に音声を録音されてしまい、結局、謝罪する形になってしまったと私は予想しています!
いやー怖いですね、与党と野党みたいでなんか嫌な感じの巨人ですね。
まあ、それだけ長嶋茂雄と王貞治というのは「偉大」な存在ですから、信者みたいのが勝手に「抗争」を起こしてしまうんですかね、本当に怖いです・・・
中畑清は、王貞治をディスってしまったので「元祖自打球王」という、呪いのような「王」に君臨してしまったのでしょう・・・(巨人七不思議)
中畑清の現役の成績を斬る!絶好調男は打率もテンションも高かった!!のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
中畑清の現役時代を見てきましたが「絶好調男」の名に恥じぬような活躍ぶりだったのではないでしょうか?
中畑清は弱点らしい弱点がなかった反面「ON砲」のような活躍は出来ませんでしたが、クロマティぐらいの活躍は出来ていたので、巨人の選手としても十分に役目を果たしたと私は思います!
現在では王貞治に敬意を表しているはずの中畑清ですが、自分も「畑野郎」なんてバカにされないように、巨人のOB選手として「恥じぬ」ような人生を過ごしてください!!