私は中学、高校と野球部に所属していて、今は社会人の野球チームに所属しています。
そんな野球漬けの日々を過ごしている訳ですが、やっぱり心のどこかに「プロ野球選手になりたい!」という思いは残っていました。
思いと実力がかみ合っていなかったので、あきらめることになりましたが、そんな状態でもプロ野球中継は欠かさず見ています。
デビュー当時から、巨人の菅野に注目しており「この投手は絶対エースになる」という思いで応援してきました。
そういった思いも現実になり、今や巨人の絶対的エースに昇りつめました!
巨人軍の枠にとらわれず、今や球界一のエース、球界の宝といっても過言ではないです。
菅野無しでは、巨人、セ・リーグ、プロ野球全体を語ることは難しいです。
それだけ重要な人材であることは間違いありません!
と、まぁ、私の思いばかりになってしまい、具体的にどういった部分がすごいのか、伝わってきませんよね。
そんな巨人菅野についてこれまでの成績を中心に、凄さ、素晴らしさをお伝えしていきます。
目次
巨人菅野のデビュー当時からの年度別成績
デビュー(2013年)~昨年度(2016年)の通算成績となります。
菅野の成績で特に注目すべき項目は「防御率」ではないかと思います。
菅野の通算防御率は「2.34」!
先発型のピッチャーであれば平均「3.0」以下であれば合格点と言われていますが、菅野の「防御率」はそれを下回る数値です。
その結果、菅野は2014年と2016年に「最優秀防御率」を獲得しています。
2015年の「1.91」も素晴らしい数値なのですが、惜しくも広島のジョンソンの「1.85」に賞を譲る形になってしまいました。
通算防御率は、400勝投手「金田正一」と同じ数値になっております。
歴代10位の記録です。
ただ、通算投球回数2000回以上(菅野は697)では無いので、参考記録となってしまいますが、将来、十分に期待出来る数値ではないでしょうか。
また、コントロールの良さ、スライダーのキレなど、数字では伝わりづらい部分の良さもありますが、そんなエースが、どれだけ巨人の勝ちに貢献しているか見ていきましょう。
巨人菅野が勝率にどれだけ貢献しているのか?
菅野と巨人の「勝利数」を比較してみましょう。
まず、菅野の勝利数ですが、正直なところ少ないと思われます。
菅野の防御率なら、毎年15勝以上してもおかしくありません。
しかし、現在の野球は分業制になっており、先発ピッチャーは合格点の3点以下に抑えていても、9回まで投げ切ることは少なくなってきました。後続のピッチャー(リリーバー、セットアッパー、クローザー)に任せる場合が多いです。
その後続が打ち込まれてしまい、逆点されてしまうと、先発ピッチャーに勝利が付かなくなってしまいます。
また、菅野はエースに位置づけされているので、他チームも試合の際にはエースを出してくる場合が多いので、両チーム共に点が入りにくい試合(いわゆる投手戦)になりやすいです。
そうなると、味方の打線援護も少なくなります。いくら、通算防御率「2.34」でも味方が1点しか入れてくれなかったら、負けてしまいますよね。
要するに、菅野に対する援護率が低いことが見えてきます。
菅野は頑張って、1点、2点に抑えて、すごくチームに貢献していますが、巨人も1点、2点程しか入れることが出来ないので、結果、勝ち星が少ない、という結果になってしまいます。
では、こういった事が、はたして菅野の年俸にどう反映されているのか確認しましょう。
巨人菅野の年俸は成績に見合った額として妥当なのか?
もちろん・・・妥当です!
巨人のエースですから!
今シーズン(2017年度)の年俸は「約2憶3000万円」です。
一般人からみると1等宝くじ当たったような凄まじい金額ですが、プロ野球目線だと的を得ています。
正直な話、近年の巨人は「上原浩治」以降、絶対的エースが存在していませんでした。
助っ人外国人を使ったり、他球団からエースを取ってきたり、とその場しのぎが多く見られました。
しかも、中途で巨人にきたピッチャーは思ったような活躍をしてくれない傾向がありますよね。
しかし、菅野の登場により、投手環境は改善され、久々に生え抜き選手のエースが誕生しましたね。
成績から見ると、勝利数が10勝前半が多いので、そこがネックになり査定に引っ掛かっていると思いきや、年々、確実に額は上がっています。
「勝利数がそれ程多くないし、2016年は9勝しかしてないから、年俸はあげないよー」といった意地悪な査定は受けていませんね。
防御率が素晴らしいので、そこをしっかりと評価してもらったのでしょう。
また、「巨人のエース」という看板も背負っていますから、評価対象となり、合わせて重大な責任も発生する訳ですね。
国の大臣ぐらい責任は重いです!(大げさ?)
そんな大臣クラスのエース菅野は、歴代の巨人エースの方々と比べると、どうなんでしょうね?
巨人菅野の成績は過去の巨人のエースと比べてどうだったんだろう?
近年の巨人のエースは「斉藤雅樹」ではないでしょうか。
菅野と斉藤を比べると「斉藤 > 菅野 」となりますね。
理由は、斉藤は単純に「別格だから」ということです。
斉藤ですが、あらゆる投手の賞を獲得しています。
その中でも、投手の最高峰の賞である「沢村賞」を3度も獲得しています。
菅野はまだ「沢村賞」を獲得していません。
獲得することが出来れば、少しでも斉藤に近づくことが出来ますが、現段階では超えることは難しいですかね。
斉藤の凄さは、成績を見ればすぐにわかります。
ただ、不足している部分は、単純に「経験」だけだと思います。
まだ、5年目ですから、今は成長途中なんですから。
あと5年経てば、斉藤を越えてきます!
根拠はありませんが、なんだか「超えてくれるだろう」という自信があります!!
そんな自信をホントに近づける為に、今度は他球団のエースと比較してみましょう。
巨人菅野は他球団のエースと比べてどうなんだろう?
率直にいいますと、菅野が「1番」でしょうね。
「日ハムの大谷より凄いの?」って質問されそうですが、ポテンシャルでは大谷の方が上だと思うんですね。
ただ、長い目で見た場合、大谷は投手と打者の二刀流ですから、体への負担が大きいはずなんですね。
今後、二刀流を続けていくと、ケガする確率が高くなるのはご存じですよね?
ケガに泣いたエースは沢山います。桑田、伊藤智仁、松坂など・・・
つまり、大谷は爆弾を抱えているのと同じなので、ケガするリスクが少ない菅野に軍配があがったということになります。
自己管理も大切ですからね、野球も技術だけでは無いってことです。
あ、ちなみに菅野もケガは経験済みです(笑)
大事には至らなかったので、あまり気にしなくていいでしょう。
大きなケガをしない菅野ですが、今後、どういった活躍をしてくれるか考えてみたので、一緒に見てましょう!
巨人菅野の今後の活躍に期待!
「20勝」「防御率1点台前半」達成ですね、期待するのは。
期待というか「通過点」といっても過言ではないですね。
野球ファンの皆さんなら「ズレたことは言っていない」と思ってくれますよね?
菅野のこれまでの成績を見れば、決して達成出来ない内容ではない「はず」です
でも、もしかしたら「20勝」に関しては、これまでの傾向(援護率が低い)があるので達成できない・・・
いやいや、弱気はよくない!
某野球ゲームに菅野が登場しており、選手の能力として「負け運」なんてついますが、関係ないですよ。
必ず「勝ち運」に変えますので「アンチ巨人」でなければ、巨人、菅野を応援してください!
まとめ
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
私の菅野に対する思いが、全面に出た内容になっていたかと思います。
今、菅野にお願いしたいことは
「長期離脱するようなケガをしないでほしい」
「まだメジャーに行かないでほしい(まだ早い)」
「あまり、ヘラヘラしないでほしい」
以上になります。
巨人、菅野投手のご活躍を心から応援しております!