「ぶっちゃけさ、中日の吉見ってどうなってんの?登板している試合はたまに見たことあるけど、前にやった手術の影響とかがあって、投球内容に関してはイマイチだよねぇ」

そうですね・・・中日吉見は2回の「右肘の手術」の影響が大きく、近年の成績は全盛期から大きく下降してしまいました。

私の高校時代に先輩の投手で、吉見のようなエースになると期待されていたのですが「腰痛」により練習すらまともに出来なくなり、最終的には野球部を退部することになりました。

やはりケガをしてしまうと、なかなか元通りにならないのかと痛感しました。

ただ吉見は、2016年からは先発ローテーションに加わり「右肘の影響」やケガも無く、登板することが出来ています。

吉見の成績は徐々にではありますが、復活に向かって進んでいるのです!

「ふーん、吉見は復活に向かってはいるんだね。そうなると年俸も一時期3億円近く貰っていたように、これからどんどん上がっていくのかねぇ」

もちろんそれは「吉見が活躍」する必要がありますし、「並の投手」程度の活躍では年俸は平行線のままです。

しかし吉見は並の投手ではありませんし、過去にはエースとして中日をけん引してきた実績があります!

そういった「実績」のある投手がこのまま終わってしまうとは、とても考えられません!!

このまま沈むはずのない吉見ですが、実際の所「年俸」は「過去の実績」も考慮されつつ、今の成績に見合った額なのでしょうか?

果たして吉見の年俸が妥当なのか、一緒に見ていきましょう!

中日吉見一起の年俸は成績に見合った額として妥当なのか?

現状の中日吉見の成績では、妥当な額になりますね。

2017年度の吉見の年俸は「約8000万円」です。

吉見の年俸に関しては、

  • 中日吉見一起の年俸が妥当である理由
  • 中日吉見一起の年俸を向上させる為の助言!

の2点になります。

まずは、妥当である理由を見ていきましょう。

中日吉見一起の年俸が妥当である理由

吉見は手術により約1年間登板無しで、その後の成績も振るわずといった内容であれば、妥当になりますね。

そもそも吉見は全盛期に「約2億9000万円」という巨額年俸をもらっていました。

ただ、2014年を境に上記内容が影響し最終的には「約8000万円」という1/3以下になるまでの「減俸」を受けました。

私は手術に関しては問題があるとは思っておらず、投手の命である利き腕の肘の手術ですから、完治まで1年程時間がかかるのは仕方がないことと思います。

問題はそのあとで「吉見は手術したにもかかわらず、何故こんなにも成績が落ちるんだ?」という点ですかね。

吉見は「なんの為に手術したのか?」「それは肘の影響で成績を落としたくないから」ということだと予想されます。

だったら「手術して成績を落としたら意味が無い」ということになりませんかね。

ということを中日側は考慮して吉見に「約8000万円」の年俸を提示したんじゃないでしょうか。

もちろん、今までの吉見の「実績」「年数」も加味されているはずなので、ある程度の金額で収まりましたが、それらが無かった場合は・・・

と考えると吉見の手術したタイミングは「不幸中の幸い」になるんじゃないでしょうか。

中日吉見一起の年俸を向上させる為の助言!

それは、中日吉見が手術の影響を感じさせないピッチングをすることです!!

2016年の吉見の成績は「6勝7敗 防御率3.08」であり「ダメだっ!」という成績ではありません。

しかし2011年の吉見の「18勝3敗 防御率1.65」と比較してみると「ああ、手術の影響が響いているな」と思われてしまいますよね。

再び吉見に2011年と同じ成績を出せ、と酷な事は言えませんが、せめて2016年よりは良くして欲しいです。

例えば「10勝8敗、防御率3.00」というような成績はどうでしょうか?

勝敗のコントールはなかなか難しいですが、防御率は2016年とほぼ同じなので、吉見にだったら達成可能ですよね。

今後吉見には「勝ち越す勝敗を意識した成績」を目指していって欲しいですね。

一貫して厳しい意見を吉見に叩きつけましたが、これは野球ファンからの愛のある「叱咤激励」だと感じ取ってください!!

吉見が「俺はもうエースとして返り咲く必要はないんだ!並みの投手で十分だ!!」と言っているのであれば、2016年の成績を継続させていけばいいと思います。

ただ私は、吉見が「肘の手術」程度でこれからも成績が伸び悩むような選手では無いと強く思っていますよ。

吉見の年俸が上がれば「ああ、吉見、今年は頑張ったんだな」と中日ファンは納得してくれるはずです。

頑張った結果を、我々ファンに見せてくれることを約束してくれる「はず」の吉見ですが、今後の成績はいったいどうなるんでしょうかね?

向上してくれることがファンからの「望み」ですが、果たしてどういった結果が待ち受けているか予想してみましたので、一緒に見ていきましょう!

中日 吉見 年俸 成績

中日吉見一起の今後の成績を大胆予想!

中日吉見は、2017年、2018年は「10勝以上をキープ」して、さらにどちらかの年に「防御率2.00台」を記録してくれます。

しかし、その後は緩やかに吉見の成績が落ちていく・・・と予想します。

2017年の8月には吉見は「33歳」になり、年齢的に見たらもう「ベテラン」の領域ですよね。

ベテランでは上記予想結果を残すのは難しいと思われますが、例をあげると元巨人の「桑田真澄」が34歳のシーズンに「防御率2.22」を達成して「最優秀防御率」を獲得しました!

桑田も吉見と同じように「右肘の手術」により、自分の野球人生に大きな穴をあけてしまい、手術後も安定した成績を残すことが出来ていませんでした。

そんな中でのタイトルの獲得ですから、吉見にはこういった「復活」を見せて欲しいんですよね!

2017年、2018年は吉見が狙うべきである「復活」のラストチャンスでしょう!

一方、私は2017年で「30歳」になりました。

「30歳」になったということは巷では「何かしらの示しを付けるべき」と言われていると勝手に想像しているのですが、正直「飛躍の年にしたい」と考えています。

なので、吉見も私と一緒に「良い方向」へ飛び立っていきましょう!

私と飛び立つ約束をしてくれた吉見ですが、チームに対しての貢献度はどうなんでしょうか。

エースとして中日の一時代を築き上げた吉見ですから、貢献度は期待できるはずなので一緒に見ていきましょう!

中日吉見一起がチームの勝率にどれだけ貢献しているのか?

吉見の過去を振り返れば、貢献度は抜群に高いです!

そんな吉見の貢献度を支えてきたのは、

  • 中日吉見一起の精密なコントロール!
  • 中日吉見一起の絶妙な腕の振り!

の2つになります。

まずはコントロールに関して見ていきましょう。

中日吉見一起の精密なコントロール!

無四球試合のシーズン最多記録を3回も獲得している吉見のコントロールは、フォアボール知らずです!

吉見はキャッチャーが構えた際どいコースにしっかりとストライクを決めていきます!

吉見にこんな投球をフォアボールも出さずにやられてしまったら、打者も際どいコースでも振っていかなきゃ簡単にストライクを取られてしまいますよね。

もちろん際どいコースの球に手を出したら、ほとんど内野ゴロ等によりアウトになりますから、吉見はこういった投球術で試合を作っていったのです。

無四球試合のシーズン最多記録を達成した際には、吉見は「最多勝」または「最優秀防御率」も獲得しています。

吉見はコントロールが良いからこそ、他の成績も比例して良くなる素晴らしい投手ですよね。

中日吉見一起の絶妙な腕の振り!

吉見独自の腕の振りで、打者を翻弄させます!

一般の投手は投球時の腕の振りで、速球か変化球かを判断することが可能ですが、吉見の場合は速球も変化球(スライダー、シュートなど)も全て同じ腕の振りで投球が出来るのです。

そうすると、打者は速球か変化球かを判断する為に「多少の時間のロス」が発生してしまい、このロスが打者の判断を鈍らせ、ボールの打ち損じを発生させているのです!

私は変化球を打つのが苦手で、特に2ストライクに追い込まれてから「カーブ」なんて投げられるとほぼ空振りします。

変化球なんてバットに当てるのすら難しいのに、吉見は恐ろしいことにその難しい判断を鈍らすことが出来る芸達者な投手ですよね。

その結果が「シーズン最多完封」を4回も獲得する技術の1つなんでしょうね。

これまで培った吉見の技術が、今となっては「過去の産物」になっていないか、吉見の登板時には録画する勢いで中継をチェックします!

また、吉見にもその技術をいかんなく発揮していた「エース時代」があったように過去の中日の投手にも「エース時代」がありました。

では、過去のエースと吉見を比較してみると、どのような結果になるのか見てましょうか!

中日 吉見 年俸 成績

中日吉見一起と過去の中日のエースと比べてどうだろうか?

吉見は過去の「中日のエース」と互角に渡り合える存在ではないでしょうか。

比較する選手は以下の通りです。

  • プロ野球人生29年、山本昌広
  • 驚異のスローカーブ、今中慎二
  • 元メジャーリーガー、川上憲伸

まずは山本昌との比較を見ていきましょう!

プロ野球人生29年、山本昌広

吉見はプロ野球人生「29年」の山本昌に対しては、まだまだ「ひよっこ」な存在になるんでしょうね。

山本昌を評価する上で「29年」という実績以外でも「沢村賞」「最多勝3回」「投手MVP2回」などの多数のタイトルを保有している部分も重要になりますよね。

そのような部分で吉見と比較してみても、やはり山本昌の方が上になるんでしょうかね。

なにより山本昌は晩年になっても「挑戦」し続けることを忘れずに、プロ野球という厳しい世界で生き残ってきました。

吉見に「お前も29年プロをやれ」なんて無謀なことは言えませんが「挑戦し続けること」は忘れないで欲しいです。

いくら吉見に技術が残っていても「挑戦」という核となる部分が無くなってしまったら「もぬけのから」状態に陥ってしまいますよ・・・(悲)

驚異のスローカーブ、今中慎二

今中の素晴らしい変化球の前には勝てませんが、それ以外の投球術はほぼ互角!

今中といえば「スローカーブ」ですね!

そのスローカーブはどの位の変化かというと「ピンポン玉を投げているみたい」に「えっ?」って打者が驚くぐらい曲がります。

吉見にはそんな「魔球」は持っていませんが、それ以外の部分で比較してみると例えば防御率ですが、通算で今中は「3.15」吉見は「2.56」と安定感は吉見の方が高いですね。

ただ、コントロールの良さは両者譲らずといったところであとはほぼ互角になり、「魔球」の存在がなければ今中に勝てたかもしれませんね。

吉見には「腕の振り」による球種を翻弄させる技術があり、「魔球」には一歩及びませんが、それでも誰にでも真似出来るものではないので、吉見には自信を持って欲しいですね。

元メジャーリーガー、川上憲伸

全体的に見ても吉見の勝利でしょうね。

川上は最多賞を2回も獲得するなど中日のエースとしては間違いありません。

しかし勝利数は「チーム状況」が関わるので、あまり比較に使用したくありません(笑)

なので「防御率」に着目してみると、川上の通算が「3.24」吉見が「2.56」と吉見が勝っています。

また川上は今中のような「魔球」を所持しておらず、私の見立てではコントロールも「普通」ぐらいだと思います。

最終的には川上は「メジャー」に先急いでしまって、吉見にエースの座を奪われてしまった川上は実質的に見ても、吉見に負けてしまったのではないでしょうか・・・

私は吉見が「肘の手術」さえしなければ「メジャーにいって暴れてこい」と太鼓判を押したはずです!!

以上、過去の「中日のエース」と吉見を比べても見劣りする部分は少なかったはずです。

また山本昌とは「吉見は挑戦することを忘れるな!」という意味合いで比較しました。

吉見のようにベテランの域に入ってくると技術より「精神面」が大事になってくると思うんですよね。

その「精神面」が腐らないように、私が吉見に対して最後の「発破」をかける意味で、応援メッセージを送ります!!

中日吉見一起の今後の活躍に期待!

では、気合の入ったメッセージを送っていきましょうか!

「右肘の手術をしたということは、どういう意味があったのかを今一度思い出してください。そうすればあなたのやるべきことは、自然と見つかるのではないでしょうか?」

「既に上で言ったことは実践済みかと思いますが、結果が伴っていないと言われたら、厳しい意見ですし、悔しい意見になると思います。私のような野球ファンは監督の何十倍も厳しい目で選手を見ていますからね!」

「辛辣な意見が多くて申し訳ないです。ここで謝罪します。会社の上司に色々と言われたことを思い出したら、それに引きずられて、キツイ言葉が多くなってしまいました。許して下さい・・・」

以上になります。

少ない期間でチャンスをモノにするのは凄く難しいことだと思いますが、プロに入ってからも、それ以上に難しい記録を多々作り上げているので、そちらと比較すると簡単に見えてくるんじゃないでしょうか。

中日 吉見 年俸 成績

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

中日吉見はまだ終わりではありませんが、あと数年で「年俸が上がる」ような成績を残さなければなりませんよね。

その為には年齢に負けない「挑戦」する意思が必要ですよね。

私自身も「区切り」の年になるので「挑戦」ということには、敏感に反応して行動するつもりでいるので、私と共に「竜の如く」目標に向かって上り詰めていきましょう!

中日吉見一起選手の活躍を心から応援しております!!