「2016年の広島は圧倒的だったよな。2位の巨人に17.5ゲーム差を付けてのリーグ優勝だからなぁ。その原動力の一つだったのが鈴木誠也だよね。成績はうなぎ上りだし、まさしく広島が『神ってる』年だったな。」

その通りですね、2016年の広島東洋カープは「25年ぶりのリーグ優勝」と「鈴木誠也の覚醒!」の年でした。

覚醒した鈴木ですが、デビューから4年目の2016年にようやく一軍定着のチケットを手に入れ、成績も見違えるように向上し、今や広島の外野手には欠かせない選手となりました。

私も中学時代はなかなかレギュラーになることが出来ず、代打だったり代走だったりとワンポイントの出番ばかりでした。

ただ、ワンポイントの場面でヒットを打ったり、盗塁成功を決めたりなど小さな結果を積み重ねていって、中学3年の時にようやく「5番打者」としてレギュラーになることが出来ました。

広島鈴木と私とでは積み重ねてきた内容が大いに違いますが、誰かに認めて使ってもらうようにする為には「結果を残していくしかない」という部分は一緒になるかと思います。
私はその勢いで高校でも野球を続けたのですが、甲子園とドラフトには全く縁のない野球漬けの生活を送っていました(泣)

「一方鈴木はプロ野球というほんの一握りの中から、さらに絞られた神ってる選手になった訳だな。君と5番打者だけど、こんなに違いが出るなんて人生って難しいね(笑)そんな鈴木には引き続き頑張って頂きたいんだけど、今後も「神ってる」場面は見れるのかな?」

もちろん「野球の神様」は鈴木をそう簡単には見捨てたりはしませんよ!

そもそも鈴木は神の力なんて借りずとも、プラスに前進していくはずなので、今後鈴木が活躍してくれるのは間違いありません!

まずは、これまでの成績を確認して「神ってる」のかどうか一緒に見ていきましょう!

広島鈴木誠也のこれまでの成績

広島鈴木は「神ってる」結果を出すまでに4年の月日を費やしました!

私は時間がかかったとは思っていません!

鈴木のやってきたことは良い結果に繋がりました。

しかし、時間をかけても良い結果を出すことは誰にでも出来ることではありませんよね。

鈴木が素晴らしい結果を出すまでの過程を、

  • プロ入り前の広島鈴木誠也の成績
  • プロ1年目からプロ3年目の広島鈴木誠也の成績
  • プロ4年目以降の広島鈴木誠也の成績

の3つに分けてみました。

まずはプロ入り前から見ていきましょう!

プロ入り前の広島鈴木誠也の成績

鈴木は甲子園には行けなかったが、投手経験があること等が評価されプロに進みました。

高校時代には1年の時から「長打力のあるエース」として活躍していましたが、残念ながら甲子園に進むことは出来ませんでした。

しかし、鈴木の非凡な才能がスカウトの目に止まり、2012年に広島から「内野手」としてドラフト指名を受けます。

投手から野手に転向するパターンは結構多いですよね。

中学、高校時代にも投手をやっていた奴が内野や外野を守ったりしていました。

投手ってのは、ある程度の「野球センス」が無いと務まらないと思うんですよね。

センスがあるからこそ、色々なポジションを任せても大丈夫ってことなんでしょうね。

一方、下手くそな奴は外野が多いですから、私は最終的に捕手から外野のポジションになりました・・・(泣)

私も甲子園に出場出来ませんでしたが、才能がある選手は甲子園に行けずとも、自然とプロに進めることが出来るんだなーと鈴木を見て感じました。

プロ1年目からプロ3年目の広島鈴木誠也の成績

「内野手」から「外野手」へコンバートされ、鈴木は徐々に結果を出していきます!

鈴木の1年目2年目(2013年~2014年)は代打での起用が多く、良い結果が出ていませんでした。

しかし、3年目の2015年からは守備位置が「外野手」へコンバートされ、97試合の出場でしたが得点圏打率「.358」と勝負強いバッティングを残すことが出来ました。

やっぱり鈴木にとって「内野手」は窮屈な守備位置だったんでしょうね。

鈴木が高校時代ピッチャーをやっていて、内野も守れる存在であったとしても「プロ」に転向したらそんな「付け焼刃」の守備は成功しません。

「自分はどこが適しているんだ」と考える時間も鈴木には必要ですよね。

その考えが功を奏し、鈴木の「打撃開花」へ繋がっていくことになります!

プロ4年目以降の広島鈴木誠也の成績

鈴木の成績は急上昇し「神ってる」記録も叩き出します!

2016年の鈴木を語るうえで忘れていけないのは「2試合連続サヨナラホームラン」ではないでしょうか。

この出来事がきっかけで鈴木のプロ4年目は、打率は3割以上をキープして、それに伴いホームラン数も伸びていき、最終的には「打率.335、29本塁打、95打点」と前年とは見違えるような成績を残します!

いやー凄いですね、ヤクルト山田の成績と見間違える程の内容ですよね。

鈴木は「2試合連続サヨナラホームラン」をきっかけに成績を伸ばしていったと思われますが、何がきっかけで「良い方向へ導く」かわかりませんよね。

私は中学3年になるまでは三振ばかりの扇風機状態だったのですが、近所のおじさんから「単純にバットを斜めに降ればいいんだぞ」と言われて、実践してみると「ランニングホームラン」等が打てるぐらいにバッティングが向上しました!

鈴木にはこういったきっかけを大事にしてもらって、今後も「神ってる」記録を何か残してくれたら、私も「神ってる」何かを残せるように頑張ります!!

鈴木の成績が伸びるようになったきっかけが「神ってる」出来事と深く関係していることがわかりましたよね。

これからも広島鈴木には「2試合連続サヨナラホームラン」を超える記録を出して、さらに成績を向上させるきっかけをドンドン作っていって欲しいですね!

そんな「記録職人」になることを私から命じられた鈴木ですが、チームへの貢献度はどの程度あるのでしょうか?

鈴木の素晴らしい貢献度を一緒に見ていきましょう!

広島 鈴木 成績

広島鈴木誠也がチームの勝率にどれだけ貢献しているのか?

2016年から広島鈴木の貢献度はグンっと高くなりました!

鈴木の貢献度が深く関わっているのが、

  • 広島鈴木誠也の打撃開花!
  • 広島鈴木誠也の広大な守備範囲と強肩!

の2つになります。

まずは、鈴木の打撃開花について見てみましょう!

広島鈴木誠也の打撃開花!

広島鈴木が.300を超える打率を残したら「打撃が開花した」と言わざるを得ませんよね!

2016年の鈴木の打率は「.335」!

この記録は、1位の巨人坂本とわずか「.009」差!

惜しくも「首位打者」を逃してしまいましたが、私は広島のチームの勢いと共に「優勝と首位打者をゲットだ!」なんて思っていました(汗)

まあ、個人成績より優勝したことが何よりの結果なので、取れなかったことは「今後もチームを優勝させる過程」で狙っていけばいいことですよね。

また、ホームラン数も「29本」打っているので、「5番打者」としての「攻撃力」も兼ね備えていますね。

鈴木が成績をキープすれば「.300、30本、100打点」も全然達成可能ですよね!

あとは同じ背番号の「イチロー」が持つ、日本球界で達成した「7年連続首位打者」の記録を更新させて欲しいですね。

同じ苗字の「鈴木」同士なので、何かしらの関係性はあると思うので、達成することは夢物語では無いはずです!!

広島鈴木誠也の広大な守備範囲と強肩!

足が速くて肩が良ければ、そりゃ外野に適した最高の守備力ですよね!

鈴木が外野にコンバートされたのは「2015年」ですから、昔から外野の守備を得意としていたわけではありません。

彼の根底にある「野球センス」が外野守備への適性を早めさせてくれたんじゃないでしょうか。

もちろん守備力が高いのは「センス」だけでは無く、イチローを彷彿させるレーザービームのような送球、俊足を活かした広大な守備範囲になります。

実際の試合では「守備面でこういった活躍があった」という誰もが知っている記録はまだ残していませんが、今後、確実に残していくはずなので、守備でも「神ってる」記録を残すであろう鈴木に大きな期待をしましょう!

打撃に関しては一足先に花が咲きましたが、守備でもほぼ「満開」だと思いますので、鈴木の打撃と守備に関しては問題なさそうですよね。

ただ、鈴木は盗塁成功率が低く2016年は「.300以下」とあまり高くないので、もっと盗塁技術を身に着けて足の速さを活かして欲しいですね。

「期待」と「課題」が見つかった鈴木ですが、果たして年俸額はどうなっているのでしょうかね。

進化の年となった2016年を過ごした鈴木の年俸が「神ってる」額になっているのか見てみましょう!

広島鈴木誠也の年俸は成績に見合った額として妥当なのか?

鈴木の年俸は妥当な額で問題ないでしょう。

2017年度の鈴木の年俸額は「約6000万円」です。

あれだけの成績を出したのにしては少ないような気もしますが、そこにはちゃんとした理由が隠されているのだと推測します。

鈴木の年俸に関しては、

  • 広島鈴木誠也の年俸が妥当である理由
  • 広島鈴木誠也の年俸をアップさせる秘策とは?

の2点になります。

まずは鈴木の年俸が妥当である理由を見ていきましょう!

広島鈴木誠也の年俸が妥当である理由

それはまだ1年しか「神ってる」状態が続いていないからです。

私は「成績は向上させるより継続させることが難しい」と思っています。

鈴木には「成績をキープさせる力があるのか!?」という所を「広島のフロント」は見ようと思っているんですね。

なので鈴木の年俸は控えめな「約6000万円」だったんじゃないでしょうかね。

あと考えられるのは、前年度(2016年度)の年俸が「約1600万円」だったので、そこから「約6000万円」になったということは「3.75倍」!!ですから、倍率で多く見せているのかもしれせません・・・

2017年も鈴木が「神ってる」年になったら年俸が「6000万円*3.75 = 2億2500万円!!」になるかもしれません!!

まぁ「本当」に単純な計算なんですが・・・(笑)

広島鈴木誠也の年俸をアップさせる秘策とは?

広島鈴木が「イチロー」を目指すことです!!

イチローはオリックス所属時には最大「約5億3000万円」の年俸でした。

鈴木がイチロー並みの活躍をすれば「5億3000万円」を「広島」から提示させることも夢ではありません!

イチローの強みは「超高水準の打率」ですから日本球界での通算打率は「.353」!!!

これは鈴木のシーズン最高打率「.335」を超えてしまっています・・・

鈴木自身の限界を超えない限り、年俸もなかなか上がっていかないと思います。

目標は「遥か彼方」のような気がしますが「目標は富士山のように大きく持ちましょう」と「いいね!アドバイス配信組合会計」の私からアドバイスを送ります。

目標達成の際には「広島のイチロー」では無く「俺がイチローを超える鈴木だっ!」と宣言すると約束してください。

私と強固な約束で結ばれた広島鈴木ですが、てきとーにプレイしない限り年俸は下がることもありません。

まだまだ鈴木の野球人生は始まったばかりですから、年俸も成長期のようにグングン伸びていきますよ。

年俸も成績も成長期である鈴木ですが、では過去の広島の「名外野手」と比べると、どんなもんなんでしょうか?

鈴木と広島カープに在籍していた記録に残る「名外野手」を比べてみましょうね。

広島 鈴木 成績

広島鈴木誠也と過去の広島の名外野手と比べてどうなんだろう?

経験がまだ浅い鈴木にとっては「強敵」揃いとなりますが、今後の成長を考えると勝てる要素は十分にあります!

以下の選手と鈴木を比較します。

  • 天才打者、前田智徳との比較
  • 広島時代も大活躍、金本知憲との比較
  • 広島監督、緒方孝市との比較

まずは、前田智徳との比較を見てみましょう。

天才打者、前田智徳との比較

やはり「イチローも尊敬する」打者、前田の勝利となります。

前田は、現役時代は多方面から「天才打者」と称賛され、記録に残る結果は「アキレス腱断裂」の影響もあり、あまり残せませんでしたが、自身がホームランを打っても「首をかしげる」ような打者であり、自分のスイングには一切妥協しない「名外野手」です。

とにかく前田は自分の打撃目標を高く持っており、それに見合った納得するような成績は残していますが、本人はほとんど納得していなかったという話を聞いたことがあります。

やはり私がアドバイスをした「目標は富士山のように大きく持ちましょう」は間違いなかったですね。

まずは前田から鈴木は「打撃技術と打撃に対する向き合い方」を学ぶべきです!

それを学んだ上で「初めて互いにスタートライン」に立つのではないでしょうか。

鈴木が「イチロー」を目指すのは悪くないと思いますが「前田」を目指してもかっこいいと思いますよ。

広島時代も大活躍、金本知憲との比較

「鉄人」と呼ばれる前の金本との比較ですが、打率に関しては鈴木が金本を超えてくる可能性は十分にあります!

金本は通算で「.300」近い数値を出していますが、鈴木のシーズン最高打率「.335」を超えたことがありません。

ということは「打率」に関してはすでに「一歩リード」しているのではないでしょうか!

これは鈴木が大きく調子を崩さないという前提ですが「打率」に関しては勝利の道が大きく広がっていますね。

全体的な勝利を金本から得るには課題点である「盗塁」の成功率アップを目指す必要があります。

ということは金本も達成済みの「トリプルスリー」を目指すというのも、鈴木の目標としては適していると言えるでしょうね。

広島監督、緒方孝市との比較

金本と同じように「打率」では勝てそうだが「盗塁」に関しては見習うところあり!

鈴木が緒方に勝てる要素は打率であり、理由は金本とほぼ同じです。

しかし「盗塁」に関しては「3年連続盗塁王」になっている緒方を鈴木は見習うべきです。

緒方はシーズン最高で「50盗塁」していますが、その際の盗塁成功率は「.800」!!

やはり「.300以下」の鈴木には耳の痛い話ですが、出来れば成功率を「.500前後」にしてもらうと、緒方監督も盗塁のサインを出しやすいんじゃないですかね。

鈴木は「天才前田」には現時点では負けていますが、打撃では「金本」「緒方」を超える可能性は十分あるとした反面「盗塁」を見習うべき、という結果になりました。

打つことも大切ですが、鈴木はせっかく足が速いのに盗塁が成功しないのは非常にもったいないので、今後は「盗塁術」と「前田智徳の打撃論」を取り込んでいきましょう!

またもや鈴木に対して素晴らしい提案をした私ですが、最後の締めとして応援メッセージを送りますね。

鈴木には「盗塁頑張れ」以外のメッセージを送っていきますよ!!

広島鈴木誠也の今後の活躍に期待!

では「神ってる」メッセージを広島鈴木に送ります!!

「やっぱりね、成績がいい感じになってくると『メジャーに行きてぇなー』なんて思ったりすると予想してますが、まずは『広島の日本一』が先だと思います」

「正直いって、あなたが広島に所属しているということは、2016年に初めて知りました。イチローと同じ51番で大丈夫かよ?なんて思ってたりしてましたが、予想を超える成績だったのでびっくりました。素晴らしいです。」

「そもそも、2016年にカープがこんな超独走状態で優勝すると思っていなかったので、あなたの存在がとても大きかったんだなーと感じています。本当に『神ってる』なあ」

「私の『神ってる』話ですが、自動販売機で水を買おうとして金を入れてボタンを押したらなんど水が出てきませんでした。しかも同じことを同じ自動販売機で3回繰り返しました。これは『神ってる』話ではなくて『詰まっている』話ですか?そうですか・・・」

以上になります。

まだまだ若い広島鈴木なので、FAやらメジャーやらはまだ気が早い話になりますが、年をとれば取るほど月日の経つスピードは凄まじく早くなるので、重要な決断は早めにやっておくのが吉ですよ!

広島 鈴木 成績

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

広島東洋カープを常勝軍団へ導く為のきっかけを作ったのは、鈴木誠也で間違いないでしょうね。

「神ってる」男が作ったきっかけを監督を始めとする、選手全員は無駄にすることなく、当分はAクラスに居続けてください!

そうすれば鈴木が「イチロー」のような選手に「進化」しているかもしれませんからね。

良いチーム状況で良い選手を育成していきましょう!

鈴木はそれに応えるように「継続」を意識した活躍を目指してください!

広島鈴木誠也選手の活躍を心から応援しております!!